橋爪亮督 "VISIBLE/INVISIBLE"
新年1枚目。橋爪亮督さんの新作は、ライブ盤の紹介からスタートです。
橋爪さんの演奏は、平井さんのバンドでライブを聴いたのが最初で、何度かこのcool jazzバンドでの演奏を生で聞いています。
さらに、このcool jazzバンドのアルバムが3枚出ているんですが、これは全部買って聴いてます。
この平井バンドでのライブは、2012年10月を最後にNo Trunksでは行われていないのですが..
橋爪さんのアルバムは、前作"ACOUSTIC FLUID"からがリアルタイム聴きとなりますが、以前の作品は2つ中古で入手しています。
平井バンドのCD
"LENNIE'S PENNIES"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56792626.html)
"MARIONETTE"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58718058.html)
"Live At Pit Inn"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59725612.html)
橋爪バンドのCD
"Wordless"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61120136.html)
"Needful Things"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61375235.html)
"ACOUSTIC FLUID"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61341299.html)
本作は、前作"ACOUSTIC FLUID"の発売記念ライブを収録したもので、2012年4月20日、9月30日の新宿Pit Innでのライブが元になっています。
メンツは、レギュラーの4人に、"ACOUSTIC FLUID"でゲスト3曲で演奏していた佐藤さんのピアノを加えた5人となります。
橋爪亮督(Ts)、市野元彦(G)、佐藤浩一(P)、織原良次(B)、橋本学(Ds)
演奏曲は下記6曲。すべて橋爪さんのオリジナルとなります。前半3曲が"ACOUSTIC FLUID"からの曲で
後半は、cyclesが"Wordless"から、他はこの盤が初出のようです。
01. Journey
02. The Last Day of Summer
03. 十五夜
04. Cycles
05. Park
06. Sketch #1
1曲目は、橋爪さんの持ち味であるクールサウンドを前面に押し出した、幻想的な雰囲気漂う。ほぼ無リズムの楽曲。ギターとピアノが織りなす情景も、橋爪さんの音世界をうまく体現していると思います。
2曲目は、あまり強くないがリズムのある楽曲。ここでも、橋爪さんの持ち味であるクールサウンドがしっかり前面に出ている。ベース、ドラムが作り出すリズムに、ピアノ、ギター、サックスが絶妙につかずはなれずに絡んでいくような楽曲。
3曲目、パーカッションなサウンドが延々続くイントロからギター、サックスが、ひそやかに丁寧な持続音をいれていく、タイトル通り月夜を彷彿とさせるような楽曲。
4曲目、一転してドラムの放つしっかりとしたリズムに、とてもゆったりしたサックスの旋律が乗る曲。
橋爪バンドの持ち味は、しっかりと抑制の効いた、クールでありながら、メラメラと青い炎を感じさせる演奏にあると思いますが、個人的嗜好からいけば、後半のリズムがしっかりしている演奏のほうが、しっくりくるというか楽しく聴けています。
そして、なんだかんだいって、市野さんの存在感ってのがかなり大きいと感じています。ギタリストというと演奏の前面で主役然と目立った演奏をしているのが一般的だと思いますが、市野さんの場合はあまり前面に出て目立つようなことはなく、要所でツボを抑えた演奏を必要最低限といった演奏が主体になるのですがその存在感の大きさってのは、尋常でないものを感じています。
ベストは、5曲目につきます。この曲は個人的ツボであります。
では、今年もよろしくお願いいたします。
橋爪亮督 "VISIBLE/INVISIBLE"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00F2IYQUK/)
橋爪さんの演奏は、平井さんのバンドでライブを聴いたのが最初で、何度かこのcool jazzバンドでの演奏を生で聞いています。
さらに、このcool jazzバンドのアルバムが3枚出ているんですが、これは全部買って聴いてます。
この平井バンドでのライブは、2012年10月を最後にNo Trunksでは行われていないのですが..
橋爪さんのアルバムは、前作"ACOUSTIC FLUID"からがリアルタイム聴きとなりますが、以前の作品は2つ中古で入手しています。
平井バンドのCD
"LENNIE'S PENNIES"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56792626.html)
"MARIONETTE"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58718058.html)
"Live At Pit Inn"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59725612.html)
橋爪バンドのCD
"Wordless"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61120136.html)
"Needful Things"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61375235.html)
"ACOUSTIC FLUID"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61341299.html)
本作は、前作"ACOUSTIC FLUID"の発売記念ライブを収録したもので、2012年4月20日、9月30日の新宿Pit Innでのライブが元になっています。
メンツは、レギュラーの4人に、"ACOUSTIC FLUID"でゲスト3曲で演奏していた佐藤さんのピアノを加えた5人となります。
橋爪亮督(Ts)、市野元彦(G)、佐藤浩一(P)、織原良次(B)、橋本学(Ds)
演奏曲は下記6曲。すべて橋爪さんのオリジナルとなります。前半3曲が"ACOUSTIC FLUID"からの曲で
後半は、cyclesが"Wordless"から、他はこの盤が初出のようです。
01. Journey
02. The Last Day of Summer
03. 十五夜
04. Cycles
05. Park
06. Sketch #1
1曲目は、橋爪さんの持ち味であるクールサウンドを前面に押し出した、幻想的な雰囲気漂う。ほぼ無リズムの楽曲。ギターとピアノが織りなす情景も、橋爪さんの音世界をうまく体現していると思います。
2曲目は、あまり強くないがリズムのある楽曲。ここでも、橋爪さんの持ち味であるクールサウンドがしっかり前面に出ている。ベース、ドラムが作り出すリズムに、ピアノ、ギター、サックスが絶妙につかずはなれずに絡んでいくような楽曲。
3曲目、パーカッションなサウンドが延々続くイントロからギター、サックスが、ひそやかに丁寧な持続音をいれていく、タイトル通り月夜を彷彿とさせるような楽曲。
4曲目、一転してドラムの放つしっかりとしたリズムに、とてもゆったりしたサックスの旋律が乗る曲。
橋爪バンドの持ち味は、しっかりと抑制の効いた、クールでありながら、メラメラと青い炎を感じさせる演奏にあると思いますが、個人的嗜好からいけば、後半のリズムがしっかりしている演奏のほうが、しっくりくるというか楽しく聴けています。
そして、なんだかんだいって、市野さんの存在感ってのがかなり大きいと感じています。ギタリストというと演奏の前面で主役然と目立った演奏をしているのが一般的だと思いますが、市野さんの場合はあまり前面に出て目立つようなことはなく、要所でツボを抑えた演奏を必要最低限といった演奏が主体になるのですがその存在感の大きさってのは、尋常でないものを感じています。
ベストは、5曲目につきます。この曲は個人的ツボであります。
では、今年もよろしくお願いいたします。
橋爪亮督 "VISIBLE/INVISIBLE"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00F2IYQUK/)
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