Shai Maestro "Road To Ithaca"
Shai Maestroを聴きだしたきっかけは、Avishai Cohenの"Night of Magic"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61871897.html)を聴いたら、 Shai Maestroのピアノがことのほか良かったので、リーダー作も聴いてみようという気になって初リーダー作を購入してからとなります。
"Shai Maestro"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61978229.html)
Avishai Cohenと共演していることから推測できるかと思いますが、Shai Maestroもイスラエル出身のミュージシャンとなります。
メンツは、前作と同じベースとドラムを擁したトリオとなります。そして、最後の曲だけボーカルが入ります。
Shai Maestro(P)、Jorge Roeder(B)、Ziv Ravitz(Ds)
Neli Andreeva(Vo:10)
演奏曲は以下の10曲。Shai Maestroのオリジナルが7曲、Ziv Ravitzの曲が1曲、その他2曲という内訳となります。
01 Gal
02 Cinema G
03 Let sound be sound
04 Paradox
05 Untold
06 Invisible Thread
07 Zvuv (The Fly)
08 The Other Road (for Naomi Gangi)
09 Vertigo
10 Malka Moma
さすがに、随所に中東的なフレーズ、旋律が(多かれ少なかれ)見え隠れする演奏が続きます。
全体に尖ったとか、派手なとか言うような演奏ではなく、流れるように奏でられる演奏が続きます。
ピアノのタッチはしっかりしていて、淀みなく繰り出される美フレーズは、素晴らしいとしか言いようがありません。
カチッカチッとキメを打ってくるようなタイプで良い塩梅に演奏を、まとめ上げながら鼓舞するドラム。
スローめな曲が多く暴れまわる感じではないんですが、良い味出してると思います。
ベースの低音をしっかり効かせた演奏は全体の引き締め役として、
と、メンバーそれぞれの演奏は、比較的固め強めと表現したくなりますが、3者の絡みあった音楽に、強さが出ていないのは、3者の絶妙なバランス故なのか..。
最後がブルガリアの民謡で、これだけボーカルの入ったトラックとなります。
こぶしの効いた歌唱は、他所では島唄のようと形容されていましたが、言葉、フレーズともたしかに沖縄民謡(=島唄)に似た部分が感じられる曲でありました。
ピアノとアルコ弾きのベースが織りなす伴奏の上で、表情たっぷりな歌唱を聴かせてくれます。
歌っているNeli Andreevaさんは、来日したこともある有名な民謡歌手のようです。
この盤、皆さんの評判はとても良いようですが、実は個人的には前作ほど響いて来ていません。
おそらく前作のほうが、(琴線に触れる)良い曲が多いからなんじゃないかと推測しているのですが、ただ自分の感性が鈍いだけかもしれません。 はてさて..
ベストは、中東色全開の6曲目とします。
Shai Maestro "Road To Ithaca"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00F9VIZ3Y/)
"Shai Maestro"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61978229.html)
Avishai Cohenと共演していることから推測できるかと思いますが、Shai Maestroもイスラエル出身のミュージシャンとなります。
メンツは、前作と同じベースとドラムを擁したトリオとなります。そして、最後の曲だけボーカルが入ります。
Shai Maestro(P)、Jorge Roeder(B)、Ziv Ravitz(Ds)
Neli Andreeva(Vo:10)
演奏曲は以下の10曲。Shai Maestroのオリジナルが7曲、Ziv Ravitzの曲が1曲、その他2曲という内訳となります。
01 Gal
02 Cinema G
03 Let sound be sound
04 Paradox
05 Untold
06 Invisible Thread
07 Zvuv (The Fly)
08 The Other Road (for Naomi Gangi)
09 Vertigo
10 Malka Moma
さすがに、随所に中東的なフレーズ、旋律が(多かれ少なかれ)見え隠れする演奏が続きます。
全体に尖ったとか、派手なとか言うような演奏ではなく、流れるように奏でられる演奏が続きます。
ピアノのタッチはしっかりしていて、淀みなく繰り出される美フレーズは、素晴らしいとしか言いようがありません。
カチッカチッとキメを打ってくるようなタイプで良い塩梅に演奏を、まとめ上げながら鼓舞するドラム。
スローめな曲が多く暴れまわる感じではないんですが、良い味出してると思います。
ベースの低音をしっかり効かせた演奏は全体の引き締め役として、
と、メンバーそれぞれの演奏は、比較的固め強めと表現したくなりますが、3者の絡みあった音楽に、強さが出ていないのは、3者の絶妙なバランス故なのか..。
最後がブルガリアの民謡で、これだけボーカルの入ったトラックとなります。
こぶしの効いた歌唱は、他所では島唄のようと形容されていましたが、言葉、フレーズともたしかに沖縄民謡(=島唄)に似た部分が感じられる曲でありました。
ピアノとアルコ弾きのベースが織りなす伴奏の上で、表情たっぷりな歌唱を聴かせてくれます。
歌っているNeli Andreevaさんは、来日したこともある有名な民謡歌手のようです。
この盤、皆さんの評判はとても良いようですが、実は個人的には前作ほど響いて来ていません。
おそらく前作のほうが、(琴線に触れる)良い曲が多いからなんじゃないかと推測しているのですが、ただ自分の感性が鈍いだけかもしれません。 はてさて..
ベストは、中東色全開の6曲目とします。
Shai Maestro "Road To Ithaca"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00F9VIZ3Y/)
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