Joel Haynes "Transitions"

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Joel Haynesの2008年のアルバムとなります。
本作は、先日紹介のPeter Bernsteinのライブ盤でピアノを弾いていたTilden Webbのことを調べていたら、このアルバムが見つかりまして、なんとSeamus Blakeがブリブリ吹きまくってるようだったので、思わず買い込んだ次第であります。
先日紹介のPeter Bernsteinのライブ盤は下記。(メンツは、ドラムが異なる)
 "Live At Cory Weeds' Cellar Jazz Club"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62242408.html)

ということで、Tilden WebbのピアノトリオにSeamus Blakeが入ったカルテット編成となります。
Jodi Proznick(B)、Joel Haynes(Ds)、Seamus Blake(Ts)、Tilden Webb(P)

演奏曲は、メンバーのオリジナルが6曲に、その他2曲と言う構成になります。
01. Transitions
02. House of Haynes
03. Champagne Supernova
04. Wobbler
05. Here and Now
06. Espace
07. Always There
08. Impress Me

冒頭、ベースに先導された8ビートの格好良い曲でスタート、前評判通りSeamus Blakeも良い感じに気合いの入ったブローを聴かせてくれて、この1曲目だけで、買って良かった聴いて良かった気分が溢れます。
続く2曲目は、4ビート基調のちょっと落ち着いた曲調になりますが、ここでもSeamus Blakeは快調に飛ばしていまして、これまた聴き応えあり。
3曲目は、ブルース調のスローな曲なんですが、ここでも良い感じにブローしてまして、Seamus Blake目当てで聴いてハズさない演奏は、満足度高いです。
そして、伴奏と言ってはおこがましいピアノトリオですが、当初"Peter Bernsteinのライブ盤"で、こりゃ良いと思った通りに良い演奏を繰り広げていまして、一粒で二度おいしい演奏というか、
そして、4曲目。ちょっとスローめの4拍子のダイナミックな曲を、ダイナミックな演奏で応酬していく、これはとても気持ち良くダイナミックにスウィンギーな演奏で、たまったもんじゃありません。
以降、5~8曲目は、バラード調のスローな曲もありますが..。

ライブと言うこともあり、良い意味でちょっとラフな雰囲気を醸しつつ、それでも熱気を湛えた演奏はやっぱり、ジャズはライブだと思わせるには充分なクオリティを持った演奏で、当時どうしてこれを入手しなかったのかと、自分の感性の無さを嘆きたくなるような瑠オリティの高い演奏をたっぷりと楽しませてもらっています。 でも、良いんです。遅れてでも聴けましたからね(^^)

ベストは、4曲目ですかねぇ。でも、どの曲聴いても満足度は高いです。

Joel Haynes "Transitions"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00416XXP8/)

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