Oncenth Trio(2014/1/17)

前回は9月にあった、Oncenth Trioのライブ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62149224.html)に今回もしっかり参戦してきました。
実は、そろそろ皆勤賞じゃなくてもいいかななんて思い始めてもいたのですが、なんとなく聴いておこうと言う気分になってお店に赴いていたり..(汗)

7時15分頃お店の前に来たら、ちょうどメンバーの3人がリハ終えて外出するところに出会いまして軽くごあいさつ。
どれくらいお客さんがいるかと思ったら。。。誰もいませんでした。(ある意味、来て良かったとも言う)
その後、たしか5人増えて6人が聴衆だったと思います。

8時から演奏スタート、今日は追悼の意味で、3人の方の曲を演奏すると事前に予告がされていました。
1セット。1曲目は栗田さんの曲で、その後1/10に急逝された板倉克行さんの曲を数曲、その後ケリー・チェルコさんというカナダのギタリストの曲を数曲。
2セットは8時15分頃から。こちらは池澤さんの曲を2曲演ったあと、当日(1/17)が命日の浅川マキさんの曲を数曲。アンコールに栗田さんの曲を演って終了。

今回、全体に演奏が良い感じで、自分が聴き始めた頃の"どこいっちゃうか判らないスリリングな感じ"とは違うんですが、3者がそれぞれの居場所を意識しながらそれぞれ自由度の高い演奏を繰り広げているというか、まとまり感一体感はあるけど馴れ合いになっていないというか、それぞれが探り合いをせずにいろいろ仕掛けてもそれにしっかり追従してくる。それでいて予定調和的でも和やかな演奏でもない。
Oncenth Trioの新しい魅力が出てきているなと感じられるものでした。

後から聞いたら、新アルバムのためにリハーサルを少しやっているとのことで、3者のあうんの呼吸ってのができてきているような話をされていましたが、それだけでもなさそうな気もしています。
追悼で他の人の曲を演奏しているのですが、そこに暗さが全然なく、逆に笑みが浮かぶほどの雰囲気だったのが、なんか印象的でした。

今回、オリジナルが数曲ありましたがどれも、以前のアルバムに入っていたお馴染みの曲ではなく、どうやら新アルバムのために用意している曲もあったようです。

その後、いろいろお話しながら、軽く飲んで、日付が変わる前後に帰路につきました。
新アルバムのリリース(まだ、レコーディングもこれからだそう。)が4月末(4/27?)。その直前(4/25)に先行発売?ライブが行われるようです。

と、2/3の昼に新宿ピットインでライブがあります。興味と時間がある方はぜひ体験してみてください。
個人的にもちょっと行きたいな気分になってます。

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