川口義之 With 栗コーダーカルテット & 渋さ知らズ "渋栗"
渋さ知らズと栗コーダーカルテットの合作アルバムが出ているってことを、ちょっと前に知りまして..。
新品で買おうかと思ってたのですが、思ってただけで.. しばらくして、中古で安価に購入しました(汗)
渋さ知らズは、以前からCDはいくつ買って、その演奏を楽しんでいます。
今、数えたら自blogではCDを6枚紹介。(blogに紹介ないCDも多数所有している。)それにスガさん、片山さんリーダーのアルバム。ライブが3回分に、本1冊となってました。
ライブは、もっぱら不破さんがベースを弾く小編成のものを楽しんでおりましたが、パワージャズで大所帯のライブを聴いて、その勢いの凄さに圧倒された次第であります。
(今年のパワージャズでも、大所帯渋さを聴くことができます。)
栗コーダーカルテットは、Eテレ(NHK教育テレビ)の子供向け番組での演奏をいくつか聴いて名前だけは知ってました。子供向けコンサートの放送なんて中での演奏も、何回か聴いてます。
その最たるものが、有名な"ピタゴラスイッチ"になるってわけです。
CDも1枚くらい買おうかと思ったこともあったのですが、結局は買わずじまい。今は、Eテレを見る機会もなくなりました..
メンツは多くなるので割愛。
演奏は、2つのグループが交互(でもなく)演奏しておりまして、基本的には渋さは栗コーダーのレパートリーを、栗コーダーは渋さのレパートリーを演奏していることになります。
渋さ :1,2,4,7,9,12,13
栗コーダー:3,5,6,8,10,11,14
という演奏曲は、以下の通り。
01 ピタゴラスイッチ オープニングテーマ
02 マヨネーズ第二番
03 本多公務店のテーマ
04 ホテルラサール1986
05 ナーダム
06 月下の一群
07 Up On A Moon Hill~桂林を下って月の丘に昇る~
08 皇帝
09 海を渡る風
10 ひこーき
11 火男
12 月下の一群
13 ぺジェ
14 犬姫
渋さ知らズは、基本的には2ビート基調のアレンジで、テンポもちょっと早め、いつもの怒涛の勢いで責め立てる演奏を繰り広げます。曲がどうあろうと、渋さは渋さであることをしっかり自己主張するサウンドを持っているので、これはもう安心して聴けると言う範疇になります。
栗コーダーカルテットは、アンサンブルを重視したとても静かに丁寧に演奏をしておりまして、リコーダーは楽器の性質上力強い演奏はできないので、どうしても抑制に抑制を加えて、きちんとした音程を出すことになり、それが演奏を静かに端正なものにすることになるのですが..
この2つのユニットの演奏が同じアルバムに同居していいのか悩むほどに好対照な演奏となります。
この対比の妙を楽しむのも一興かとは思いますが、それにしてもギャップの凄さは、もの凄いものがあります。
(もっとも、9曲目は渋さが実に丁寧にハーモニーと旋律を奏でる(らしくないほどに)美しい曲を演奏しているのですが..)
それにしても、静かに端正に演奏される渋さの名曲(本多公務店のテーマ, ナーダム, 火男, 犬姫)って想像できますか? それを楽しむだけでも、一聴の価値はあると思います。
川口義之 With 栗コーダーカルテット & 渋さ知らズ "渋栗"(http://www.amazon.co.jp/dp/B001ULYCJ8/)
新品で買おうかと思ってたのですが、思ってただけで.. しばらくして、中古で安価に購入しました(汗)
渋さ知らズは、以前からCDはいくつ買って、その演奏を楽しんでいます。
今、数えたら自blogではCDを6枚紹介。(blogに紹介ないCDも多数所有している。)それにスガさん、片山さんリーダーのアルバム。ライブが3回分に、本1冊となってました。
ライブは、もっぱら不破さんがベースを弾く小編成のものを楽しんでおりましたが、パワージャズで大所帯のライブを聴いて、その勢いの凄さに圧倒された次第であります。
(今年のパワージャズでも、大所帯渋さを聴くことができます。)
栗コーダーカルテットは、Eテレ(NHK教育テレビ)の子供向け番組での演奏をいくつか聴いて名前だけは知ってました。子供向けコンサートの放送なんて中での演奏も、何回か聴いてます。
その最たるものが、有名な"ピタゴラスイッチ"になるってわけです。
CDも1枚くらい買おうかと思ったこともあったのですが、結局は買わずじまい。今は、Eテレを見る機会もなくなりました..
メンツは多くなるので割愛。
演奏は、2つのグループが交互(でもなく)演奏しておりまして、基本的には渋さは栗コーダーのレパートリーを、栗コーダーは渋さのレパートリーを演奏していることになります。
渋さ :1,2,4,7,9,12,13
栗コーダー:3,5,6,8,10,11,14
という演奏曲は、以下の通り。
01 ピタゴラスイッチ オープニングテーマ
02 マヨネーズ第二番
03 本多公務店のテーマ
04 ホテルラサール1986
05 ナーダム
06 月下の一群
07 Up On A Moon Hill~桂林を下って月の丘に昇る~
08 皇帝
09 海を渡る風
10 ひこーき
11 火男
12 月下の一群
13 ぺジェ
14 犬姫
渋さ知らズは、基本的には2ビート基調のアレンジで、テンポもちょっと早め、いつもの怒涛の勢いで責め立てる演奏を繰り広げます。曲がどうあろうと、渋さは渋さであることをしっかり自己主張するサウンドを持っているので、これはもう安心して聴けると言う範疇になります。
栗コーダーカルテットは、アンサンブルを重視したとても静かに丁寧に演奏をしておりまして、リコーダーは楽器の性質上力強い演奏はできないので、どうしても抑制に抑制を加えて、きちんとした音程を出すことになり、それが演奏を静かに端正なものにすることになるのですが..
この2つのユニットの演奏が同じアルバムに同居していいのか悩むほどに好対照な演奏となります。
この対比の妙を楽しむのも一興かとは思いますが、それにしてもギャップの凄さは、もの凄いものがあります。
(もっとも、9曲目は渋さが実に丁寧にハーモニーと旋律を奏でる(らしくないほどに)美しい曲を演奏しているのですが..)
それにしても、静かに端正に演奏される渋さの名曲(本多公務店のテーマ, ナーダム, 火男, 犬姫)って想像できますか? それを楽しむだけでも、一聴の価値はあると思います。
川口義之 With 栗コーダーカルテット & 渋さ知らズ "渋栗"(http://www.amazon.co.jp/dp/B001ULYCJ8/)
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