Bryn Roberts "Fables"
Bryn Robertsというピアニストのリーダ作です。この盤は、純粋にメンツ買い。もっと言うとSeamus Blake買いとなりますが、Orlando le Fleming、Johnathan Blakeというリズム隊も気になる存在となります。
Bryn Robertsは2005年にもSeamus Blakeを迎えた作品"Ludlow"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00081EVOW/)をリリースしていたようですがこちらは未チェック。この盤が3枚目のリーダー作になるようです。
Bryn Roberts(P)、Seamus Blake(Ts,Ss)、Orlando le Fleming(B)、Johnathan Blake(Ds)
演奏曲は6曲のオリジナルと、Cole Porter(5)と他1曲(8)という構成になります。2012年12月12日NY録音。
1. Corlear's Hook
2. Nightsong
3. Canadian Tuxedo
4. December
5. In The Still Of The Night
6. The Invention Of Writing
7. Fables
8. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
4ビート8ビート基調のなかなか良い旋律のテーマを持った曲が多く、あまり熱くならないところで良い感じにくつろぎ感を感じさせるような曲が並んでいます。
1曲目こそ、冒頭からSeamus Blakeが吹きまくっていますが、他の曲ではピアノトリオの曲のテーマ部分に色を添えているようなに感じる部分が多い印象となっています。
実際の演奏量がどうというよりは、印象としてピアノトリオ部分(特にピアノソロ、ドラムソロ)に耳をそばだたせられるような演奏が多いということだと認識しています。
Seamus Blakeの演奏は端正で抑制が効いた印象でありながら良く歌うもので、印象としては主役のピアノに持ってかれてる部分があると感じてますが、演奏のクオリティが満足度の低いものではけっしてありません。
そのピアノは、さすがに主役と言うことで一番良い部分で長いソロを繰り広げているというのもあるんでしょうが、特にアウトするようなことも、フリーに突入することもなくただただ端正に美しいフレーズを紡ぎだしているんですが、なんか惹きつけられるものがあります。
ベースのOrlando Le Flemingは、以前に"静謐な雰囲気を醸すベースサウンド"なんて書いてますが、ここでも同様にいぶし銀的に渋い演奏を繰り広げています、
そして、Johnathan Blake。全体の演奏がくつろぎ感を感じさるような演奏なので、多少やまかしいと感じる部分もありますが、頻度少ない要所でのガッツリ叩きまくりの暴れまくりは、歓喜に値します。
ベストはタイトル曲の7曲目で良いと思います。ここでもSeamus Blakeも良いソロしてるんですが、ピアノソロのほうが印象的なんですよね。
Bryn Roberts "Fables"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00F5G765G/)
Bryn Robertsは2005年にもSeamus Blakeを迎えた作品"Ludlow"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00081EVOW/)をリリースしていたようですがこちらは未チェック。この盤が3枚目のリーダー作になるようです。
Bryn Roberts(P)、Seamus Blake(Ts,Ss)、Orlando le Fleming(B)、Johnathan Blake(Ds)
演奏曲は6曲のオリジナルと、Cole Porter(5)と他1曲(8)という構成になります。2012年12月12日NY録音。
1. Corlear's Hook
2. Nightsong
3. Canadian Tuxedo
4. December
5. In The Still Of The Night
6. The Invention Of Writing
7. Fables
8. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
4ビート8ビート基調のなかなか良い旋律のテーマを持った曲が多く、あまり熱くならないところで良い感じにくつろぎ感を感じさせるような曲が並んでいます。
1曲目こそ、冒頭からSeamus Blakeが吹きまくっていますが、他の曲ではピアノトリオの曲のテーマ部分に色を添えているようなに感じる部分が多い印象となっています。
実際の演奏量がどうというよりは、印象としてピアノトリオ部分(特にピアノソロ、ドラムソロ)に耳をそばだたせられるような演奏が多いということだと認識しています。
Seamus Blakeの演奏は端正で抑制が効いた印象でありながら良く歌うもので、印象としては主役のピアノに持ってかれてる部分があると感じてますが、演奏のクオリティが満足度の低いものではけっしてありません。
そのピアノは、さすがに主役と言うことで一番良い部分で長いソロを繰り広げているというのもあるんでしょうが、特にアウトするようなことも、フリーに突入することもなくただただ端正に美しいフレーズを紡ぎだしているんですが、なんか惹きつけられるものがあります。
ベースのOrlando Le Flemingは、以前に"静謐な雰囲気を醸すベースサウンド"なんて書いてますが、ここでも同様にいぶし銀的に渋い演奏を繰り広げています、
そして、Johnathan Blake。全体の演奏がくつろぎ感を感じさるような演奏なので、多少やまかしいと感じる部分もありますが、頻度少ない要所でのガッツリ叩きまくりの暴れまくりは、歓喜に値します。
ベストはタイトル曲の7曲目で良いと思います。ここでもSeamus Blakeも良いソロしてるんですが、ピアノソロのほうが印象的なんですよね。
Bryn Roberts "Fables"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00F5G765G/)
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