Takuya Kuroda "Rising Son"
米BLUENOTEレーベルと契約した日本人としては初になるらしい、黒田卓也のリーダーアルバムです。
米BLUENOTEレーベルと契約でも話題でしたし、Robert Glasperの音楽から連なるHip Hop系JAZZの系譜からも話題になっていた盤です。
メンツは、Tp、Tbの2管カルテットを基本に、ゲストでJose James、Lionel Louekeの2人が1曲ずつ入ります。
現在、Jose Jamesバンドに所属している関係で、プロデュースと1曲参加ということのよう。
Corey King、Solomon Dorseyは知りません。Jose Jamesバンドで一緒の人のようです。
Nate Smithは有名ですね。Kris Bowersは、先ごろリーダー作がリリースされてます。
"Heroes & Misfits"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00GMH49F2/)
Takuya Kuroda(Tp)、Corey King(Tb)、Kris Bowers(Key)、Solomon Dorsey(B)、Nate Smith(Ds)、Jose James(Vo:5)、Lionel Loueke(G:2)
演奏曲は、黒田さん作曲が6曲、Roy Ayersの曲が2曲の全8曲という構成。
01. Rising Son
02. Afro Blues
03. Piri Piri
04. Mala
05. Everybody Loves The Sunshine
06. Green And Gold
07. Sometime, Somewhere, Somehow
08. Call
Nate Smithのタイトで乾系のドラムで叩きだされるリズムを基調に、低音強めのリズムをベースにTpとTbが繰り出すサウンドは基本タイトでありながら、メローでスタイリッシュな、というかセクシーで格好良い演奏で、これは気持ち良いです。
サウンドスタイルとしては、Jose James(アルバムは聴いてないが、youtube等で聴く限りでは)の楽曲に近いようで、バンド編成もほぼ同一。
この辺は、プロデュースをJose Jamesがやっているからだけでなく、黒田さんがJose Jamesのサウンド作りに共感している部分が大きいからと推測しています。
Tbを入れることで、Tpの音のエッジの強さを弱める効果を狙い、鋭角になりがちなサウンドに丸さを入れ、タイトでありながらセクシーな音作りをうまくやっているなと..。
こういうのを聴くと、もっとメカニカルなリズムにホルンとか合わせると面白そうとか思ってみたり(笑)
ベースとキーボードはあまり目立った感じにはならないが、しっかりと音の厚みをNate Smithの叩きだすドラムが連綿とサウンドの骨格を形成していて、なんといってもこれが気持ち良さの土台になっていることは間違いないでしょう。
2曲目でLionel Louekeがギターを弾いていますが、取り立てて参加の必然性を感じるようなもんでは無いかなぁ。逆に5曲目のJose Jamesのボイスは良いアクセントになっていると思います。
ベストは、タイトルトラックの1曲目で良いでしょう。
Takuya Kuroda "Rising Son"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00GZ0NQUK/)
米BLUENOTEレーベルと契約でも話題でしたし、Robert Glasperの音楽から連なるHip Hop系JAZZの系譜からも話題になっていた盤です。
メンツは、Tp、Tbの2管カルテットを基本に、ゲストでJose James、Lionel Louekeの2人が1曲ずつ入ります。
現在、Jose Jamesバンドに所属している関係で、プロデュースと1曲参加ということのよう。
Corey King、Solomon Dorseyは知りません。Jose Jamesバンドで一緒の人のようです。
Nate Smithは有名ですね。Kris Bowersは、先ごろリーダー作がリリースされてます。
"Heroes & Misfits"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00GMH49F2/)
Takuya Kuroda(Tp)、Corey King(Tb)、Kris Bowers(Key)、Solomon Dorsey(B)、Nate Smith(Ds)、Jose James(Vo:5)、Lionel Loueke(G:2)
演奏曲は、黒田さん作曲が6曲、Roy Ayersの曲が2曲の全8曲という構成。
01. Rising Son
02. Afro Blues
03. Piri Piri
04. Mala
05. Everybody Loves The Sunshine
06. Green And Gold
07. Sometime, Somewhere, Somehow
08. Call
Nate Smithのタイトで乾系のドラムで叩きだされるリズムを基調に、低音強めのリズムをベースにTpとTbが繰り出すサウンドは基本タイトでありながら、メローでスタイリッシュな、というかセクシーで格好良い演奏で、これは気持ち良いです。
サウンドスタイルとしては、Jose James(アルバムは聴いてないが、youtube等で聴く限りでは)の楽曲に近いようで、バンド編成もほぼ同一。
この辺は、プロデュースをJose Jamesがやっているからだけでなく、黒田さんがJose Jamesのサウンド作りに共感している部分が大きいからと推測しています。
Tbを入れることで、Tpの音のエッジの強さを弱める効果を狙い、鋭角になりがちなサウンドに丸さを入れ、タイトでありながらセクシーな音作りをうまくやっているなと..。
こういうのを聴くと、もっとメカニカルなリズムにホルンとか合わせると面白そうとか思ってみたり(笑)
ベースとキーボードはあまり目立った感じにはならないが、しっかりと音の厚みをNate Smithの叩きだすドラムが連綿とサウンドの骨格を形成していて、なんといってもこれが気持ち良さの土台になっていることは間違いないでしょう。
2曲目でLionel Louekeがギターを弾いていますが、取り立てて参加の必然性を感じるようなもんでは無いかなぁ。逆に5曲目のJose Jamesのボイスは良いアクセントになっていると思います。
ベストは、タイトルトラックの1曲目で良いでしょう。
Takuya Kuroda "Rising Son"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00GZ0NQUK/)
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