Seamus Blake / Chris Cheek "Reeds Ramble"
CrissCrossの2月の新譜は4枚リリースされていますが、そのうち下記3枚を購入しています。
Donald Edwardse "Evolution Influenced Mind"
Misha Tsiganov "Artistry of the Standard"
Seamus Blake / Chris Cheek "Reeds Ramble"
本作は、今回リリースの中では一番期待度の高いアルバムで、Seamus Blake、Chris CheekのツーテナーにEthan Iversonが絡むフロントがどんな演奏を繰り広げるかとても楽しみにしていたので、crisscross聴きの最後にとっておいたのでした(笑)
メンツは、2テナーのフロントに、まっとうなピアノトリオの5人編成。
Jochen Rueckertだけ名前に記憶がなかったのですが、Sam Yahel(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58412885.html)、Mike Moreno(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61304962.html)のアルバムで聴いてまして、リーダー作は新譜会(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60612654.html)で聴いてました。
Ethan Iversonはcrisscrossでは初レコーディングのようです。
Seamus Blake(Ts)、Chris Cheek(Ts)、Ethan Iverson(P)、Jochen Rueckert(Ds)、Matt Penman(B)
演奏曲は、Seamus Blakeが1曲、Chris Cheekも1曲、にいろいろな人の曲(2人が選曲)を加えて全部で9曲。
1. Na Carreira
2. 1974 Blues
3. Holodeck Waltz
4. Blue Moose
5. De Dah
6. 'Til I Die
7. I Surrender Dear
8. All About Me
9. Lady in Languor
1曲目。実にすがすがしいテーマを持った曲で、逆にこんなに健全感の強い曲が冒頭にあるってのは..
なんて思ってしまうくらい。
2人のテナーが仲睦まじくテーマをアンサンブルで爽快に奏できってそのまま快調に飛ばして最後まで。
多少なりとも凶暴性を期待していた身にとってはちょっと面喰う出だしでありました。というのが正直な感想。
crisscrossレーベルなので、そんなに恐ろしいことが起こっているとは思っていなかったが、ジャケの雰囲気からも、もうちょっとバトル感を期待していた身には..
2曲目も似た雰囲気。3曲目も曲調はスローになるが2人のアンサンブルの美しさをフィーチャした似た雰囲気の演奏。
後半多少スピリチュアルな雰囲気が出てくる場面もあるが、総じてバトルを繰り広げるような事態に発展することは、、、無いですねぇ。
とはいえ、聴きどころがないわけではなく、2人が良い感じのアンサンブルを繰り広げている後ろで、Ethan Iversonのピアノが自由度の高い演奏を繰り広げていたり、Jochen Rueckertのシンバルレガートが先導するドラミングが良い感じに全体を鼓舞するところは、なかなかの聴きどころを作っていると思います。
特にEthan Iversonのピアノに聴きどころが多い印象で、ピアノの旋律だけ追っててもけっこう楽しめる内容になっていると思います。
ベストは5曲目になると思います。1曲目のインパクトも良いんですが..
Seamus Blake / Chris Cheek "Reeds Ramble"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00HDG4VMW/)
Donald Edwardse "Evolution Influenced Mind"
Misha Tsiganov "Artistry of the Standard"
Seamus Blake / Chris Cheek "Reeds Ramble"
本作は、今回リリースの中では一番期待度の高いアルバムで、Seamus Blake、Chris CheekのツーテナーにEthan Iversonが絡むフロントがどんな演奏を繰り広げるかとても楽しみにしていたので、crisscross聴きの最後にとっておいたのでした(笑)
メンツは、2テナーのフロントに、まっとうなピアノトリオの5人編成。
Jochen Rueckertだけ名前に記憶がなかったのですが、Sam Yahel(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58412885.html)、Mike Moreno(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61304962.html)のアルバムで聴いてまして、リーダー作は新譜会(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60612654.html)で聴いてました。
Ethan Iversonはcrisscrossでは初レコーディングのようです。
Seamus Blake(Ts)、Chris Cheek(Ts)、Ethan Iverson(P)、Jochen Rueckert(Ds)、Matt Penman(B)
演奏曲は、Seamus Blakeが1曲、Chris Cheekも1曲、にいろいろな人の曲(2人が選曲)を加えて全部で9曲。
1. Na Carreira
2. 1974 Blues
3. Holodeck Waltz
4. Blue Moose
5. De Dah
6. 'Til I Die
7. I Surrender Dear
8. All About Me
9. Lady in Languor
1曲目。実にすがすがしいテーマを持った曲で、逆にこんなに健全感の強い曲が冒頭にあるってのは..
なんて思ってしまうくらい。
2人のテナーが仲睦まじくテーマをアンサンブルで爽快に奏できってそのまま快調に飛ばして最後まで。
多少なりとも凶暴性を期待していた身にとってはちょっと面喰う出だしでありました。というのが正直な感想。
crisscrossレーベルなので、そんなに恐ろしいことが起こっているとは思っていなかったが、ジャケの雰囲気からも、もうちょっとバトル感を期待していた身には..
2曲目も似た雰囲気。3曲目も曲調はスローになるが2人のアンサンブルの美しさをフィーチャした似た雰囲気の演奏。
後半多少スピリチュアルな雰囲気が出てくる場面もあるが、総じてバトルを繰り広げるような事態に発展することは、、、無いですねぇ。
とはいえ、聴きどころがないわけではなく、2人が良い感じのアンサンブルを繰り広げている後ろで、Ethan Iversonのピアノが自由度の高い演奏を繰り広げていたり、Jochen Rueckertのシンバルレガートが先導するドラミングが良い感じに全体を鼓舞するところは、なかなかの聴きどころを作っていると思います。
特にEthan Iversonのピアノに聴きどころが多い印象で、ピアノの旋律だけ追っててもけっこう楽しめる内容になっていると思います。
ベストは5曲目になると思います。1曲目のインパクトも良いんですが..
Seamus Blake / Chris Cheek "Reeds Ramble"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00HDG4VMW/)
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