Tower Of Power "Hipper Than Hip"
実は、20年以上前になると思いますが、場所がどこだったかも覚えてないですが、ライブを見たことはあったはずで...。ただ、そのときは、まだまだ4ビートな正統モダンジャズ萌えだったんで、こういうファンクバンドな演奏には萌えなかったというもったいない記憶があります。
本作は、日曜のラジオ番組で山下達郎さんが絶賛(2/16の回したことがきっかけで気になった盤です。
※その後、3/11、3/12とBarakan Morning でも取り上げられていたようです。
すぐに購入しようとは思わなかったので、wish listに突っ込んで放っておいたら、いつのまにやら取り扱っている通販サイトが激減(在庫なし含む)してまして、ちょっと入手困難なアルバムにそれからしばらくしたところでamazonで入手可能な情報を得まして、今のうちに買っといたほうが良いと判断して購入にいたっています。
さすがに、達郎さんのひと言に、ピーターバラカンさんが加わると、その影響力は相当にデカいです。
メンツは以下の通り。5管にピアノ、ギター入りの中編成。
Greg Adams(Tp)、Brent Byars(Conga)、Emilio Castillo(Ts)、Bruce Conte(G)、David Garibaldi(Ds)、Mic Gillette(Tp)、
Stephen Kupca(Bs)、Lenny Pickett(Ts)、Francis Rocco Prestia(B)、Chester Thompson(Kb)、Lenny Williams(Vo)
演奏曲は、2枚に全部で16曲とてんこ盛りです。
Disk1
1. Intro
2. Oakland Stroke
3. Squib Cakes
4. This Time It’s Real
5. Soul Vaccination
6. You’re Still a Young Man
7. Clean Slate
8. So Very Hard to Go
9. Get Your Feet Back on the Ground
Disk2
1. Intro
2. Time Will Tell
3. Man from the Past
4. Down to the Nightclub
5. Just When We Start Makin’ It
6. Knock Yourself Out
7. What Is Hip
そんなわけで、Tower Of Powerにそう造詣が深いわけでもないところで、巷の評判だけで購入しているので、この盤の価値、ありがたみをしっかり享受できているとは言い難いのですが..。
いろいろ読むと、Tower Of Powerの一番脂が載っている時期であること。他のリアルタイムにリリースされているライブアルバムに較べて、演奏のクオリティが相当高いこと。
元々がラジオ音源用にスタジオライブで収録したものであり、音質も良好ということで、達郎さん、バラカンさんのラジオでの紹介がなくても、Tower Of Powerファンにとっては待望の発掘音源と言えるものだったようです。
2枚にわたって、タイトなリズムに乗ってキレの良いホーンによるほどよく厚いアンサンブルが奏でられる中、ボーカルだったり、ソロ奏者だったり、気持ち良く歌っているさまは、曲のノリの良さともあいまって心地よくファンクサウンドを楽しんでいます。
達郎さんの番組でかかったのが、Disk1の3曲目だったようです。それにあやかって、私が挙げるベストもDisk1の3曲目とさせていただきます。
Tower Of Power "Hipper Than Hip"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00FF9MKY0/)
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