Enrico Pieranunzi "Stories"
Enrico Pieranunziのリーダーアルバムも、ここのところかかさず購入しています。
現在の3人(Scott Colley、Antonio Sanchez)でのトリオ作はこれで2枚目になると思いますが、このトリオの強度ってのは尋常ないものがありまして、本作もかなりの期待感を持って購入しています。
ちなみに、過去のアルバムは以下の通り。
"Permutation"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61267758.html)
実はその前作のMarc Johnson、Joey Baronとのトリオは、2009年のベスト3に挙げていたりします。
"Dream Dance"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58068132.html)
そして同じメンツの別の盤
"Live at the Village Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61946919.html)
ということで、メンツは鉄壁の3人となります。
Enrico Pieranunzi(P)、Scott Colley(B)、Antonio Sanchez(Ds)
演奏曲はScott Colleyが1曲、Enrico Pieranunziが7曲の全部で8曲。50分弱の収録で、2011年2月にNYで録音されたものです。
リリースまで3年待ったと言うことになりますが、これは時代が追いつくのを待ったのか、はたまた何らかの大人の事情があったのか..
01 No Improper Use
02 Detras Mas Alla
03 Blue Waltz
04 The Slow Gene
05 Which Way Is Up
06 Where Stories Are
07 Flowering Stones
08 The Real You
冒頭3曲が、ワイルド、抒情的、ワルツと良い感じの曲をノリの良い演奏で3者がごりごりとぶつかり合う、アグレッシブな演奏が非常に心地よい。
Enrico Pieranunziの粒立ちの良いピアノがキラりと光り、そこに硬めのサウンドでScott Colleyのベースが絡む。Antonio Sanchezも、自信の持ち味を出しつつ全体をしっかりと鼓舞する演奏がすばらしい。
4曲目がScott Colleyの曲で、ここでぐっと落ち着いた演奏
ここでもEnrico Pieranunziのサウンドは粒が立っているが、曲に合わせてエッジは多少緩めているか。
Scott Colleyのバッキング的ソロが良く歌うのは自信の曲だからでしょう。この辺Scott Colleyの持ち味が良く出ていると思う。
5曲目は、速いパッセージのフリー濃度の濃い曲。3者が前のめり的に演奏を剛いんに押し進めていくさまがスリリング。
後半3曲がおとなしめの選曲で、じっくり聴かせる美旋律の演奏はもちろん素晴らしいのだが、前半の激しい演奏の盤の後半に3曲続けてってなると、さすがにちょっとダレますかねぇ..。
ベストは3曲目のワルツにします。前半3曲ならどれでも良いとも言えますが..
Enrico Pieranunzi "Stories"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00J4BUATC/)
現在の3人(Scott Colley、Antonio Sanchez)でのトリオ作はこれで2枚目になると思いますが、このトリオの強度ってのは尋常ないものがありまして、本作もかなりの期待感を持って購入しています。
ちなみに、過去のアルバムは以下の通り。
"Permutation"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61267758.html)
実はその前作のMarc Johnson、Joey Baronとのトリオは、2009年のベスト3に挙げていたりします。
"Dream Dance"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58068132.html)
そして同じメンツの別の盤
"Live at the Village Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61946919.html)
ということで、メンツは鉄壁の3人となります。
Enrico Pieranunzi(P)、Scott Colley(B)、Antonio Sanchez(Ds)
演奏曲はScott Colleyが1曲、Enrico Pieranunziが7曲の全部で8曲。50分弱の収録で、2011年2月にNYで録音されたものです。
リリースまで3年待ったと言うことになりますが、これは時代が追いつくのを待ったのか、はたまた何らかの大人の事情があったのか..
01 No Improper Use
02 Detras Mas Alla
03 Blue Waltz
04 The Slow Gene
05 Which Way Is Up
06 Where Stories Are
07 Flowering Stones
08 The Real You
冒頭3曲が、ワイルド、抒情的、ワルツと良い感じの曲をノリの良い演奏で3者がごりごりとぶつかり合う、アグレッシブな演奏が非常に心地よい。
Enrico Pieranunziの粒立ちの良いピアノがキラりと光り、そこに硬めのサウンドでScott Colleyのベースが絡む。Antonio Sanchezも、自信の持ち味を出しつつ全体をしっかりと鼓舞する演奏がすばらしい。
4曲目がScott Colleyの曲で、ここでぐっと落ち着いた演奏
ここでもEnrico Pieranunziのサウンドは粒が立っているが、曲に合わせてエッジは多少緩めているか。
Scott Colleyのバッキング的ソロが良く歌うのは自信の曲だからでしょう。この辺Scott Colleyの持ち味が良く出ていると思う。
5曲目は、速いパッセージのフリー濃度の濃い曲。3者が前のめり的に演奏を剛いんに押し進めていくさまがスリリング。
後半3曲がおとなしめの選曲で、じっくり聴かせる美旋律の演奏はもちろん素晴らしいのだが、前半の激しい演奏の盤の後半に3曲続けてってなると、さすがにちょっとダレますかねぇ..。
ベストは3曲目のワルツにします。前半3曲ならどれでも良いとも言えますが..
Enrico Pieranunzi "Stories"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00J4BUATC/)
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