Francesco Cafiso, Dino Rubino "Travel Dialogues"
Francesco Cafisoの2010年のアルバムで、ピアノとのデュオです。
Francesco Cafisoの演奏もかなりハマってまして、新しいのから古いのから相当量聴いています。持っています。
が、"Moody'n"の直前のこの盤をどうして買わなかったのか..
ちなみに、"Moody'n"の後、リーダー作は出ていないようです。
Giovanni Mazzarinoのリーダー作(http://www.amazon.co.jp/dp/B00GXGIFM0/)に客演している盤があったようです。
新しいの
"Moody'n"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61042286.html)
古いの
"Very Early"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62003022.html)
"Concerto For Michel Petrucciani"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61302712.html)
メンツは、ここしばらくリーダーアルバムで共演(PだったりTpだったり..)しているDino Rubinoと2人です。
Francesco Cafiso(As,Ss), Dino Rubino(P)
演奏曲は、有名曲の間に、即興を散りばめた構成で、有名曲はそこそこの時間のトラックで、即興は1~2分の小品的なものとなっています。
しかし、てんこ盛り(笑)
01 Moonlight Serenade
02 Impro #1
03 Nobody Else But Me
04 Impro #2
05 Falling in Love with Love
06 Impro #3
07 Moon River
08 Impro #4
09 These Foolish Things
10 Frame #1
11 Pablo
12 Impro #5
13 Besame Mucho
14 Impro #6
15 O Que Sera
16 Impro #7
17 Frame #2
18 Scrapple from the Apple
19 Confirmation
20 Frame #3
冒頭、王道中の王道と言っても過言でないMoonlight Serenadeを、Francesco Cafisoのサブトーンを駆使した味わい深い演奏で、(こういう系統が好きなら)一気に引き込まれると思います。
その後の即興は、Moonlight Serenadeの雰囲気を壊さず、次のNobody Else But Meに自然と繋がります。
そこから、延々と演奏の雰囲気はほとんど変わらず、曲間もあまり感じさせず淡々と演奏が続いていくようなイメージ。
ちょうど、ピアノとサックスがおだやかに会話をしているのを、横でぼんやりと聞いているような演奏とでもいえばいいんでしょうか。
しっとりとしたとか、枯淡の境地とか、ゆったりと時間が過ぎていくのを感じているというか、おだやかな演奏に浸れます。
昨今のNYスタイル的な演奏とは対極にあると言っても過言ではない、スタイル的にはたまにはこんなのも良いんじゃない的でありながら、演奏の強度はしっかりとある好盤と言えるでしょう。
この盤は、曲単位で聴くもんじゃぁないんで、ベストは挙げません。
Francesco Cafiso, Dino Rubino "Travel Dialogues"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00473XOQI/)
Francesco Cafisoの演奏もかなりハマってまして、新しいのから古いのから相当量聴いています。持っています。
が、"Moody'n"の直前のこの盤をどうして買わなかったのか..
ちなみに、"Moody'n"の後、リーダー作は出ていないようです。
Giovanni Mazzarinoのリーダー作(http://www.amazon.co.jp/dp/B00GXGIFM0/)に客演している盤があったようです。
新しいの
"Moody'n"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61042286.html)
古いの
"Very Early"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62003022.html)
"Concerto For Michel Petrucciani"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61302712.html)
メンツは、ここしばらくリーダーアルバムで共演(PだったりTpだったり..)しているDino Rubinoと2人です。
Francesco Cafiso(As,Ss), Dino Rubino(P)
演奏曲は、有名曲の間に、即興を散りばめた構成で、有名曲はそこそこの時間のトラックで、即興は1~2分の小品的なものとなっています。
しかし、てんこ盛り(笑)
01 Moonlight Serenade
02 Impro #1
03 Nobody Else But Me
04 Impro #2
05 Falling in Love with Love
06 Impro #3
07 Moon River
08 Impro #4
09 These Foolish Things
10 Frame #1
11 Pablo
12 Impro #5
13 Besame Mucho
14 Impro #6
15 O Que Sera
16 Impro #7
17 Frame #2
18 Scrapple from the Apple
19 Confirmation
20 Frame #3
冒頭、王道中の王道と言っても過言でないMoonlight Serenadeを、Francesco Cafisoのサブトーンを駆使した味わい深い演奏で、(こういう系統が好きなら)一気に引き込まれると思います。
その後の即興は、Moonlight Serenadeの雰囲気を壊さず、次のNobody Else But Meに自然と繋がります。
そこから、延々と演奏の雰囲気はほとんど変わらず、曲間もあまり感じさせず淡々と演奏が続いていくようなイメージ。
ちょうど、ピアノとサックスがおだやかに会話をしているのを、横でぼんやりと聞いているような演奏とでもいえばいいんでしょうか。
しっとりとしたとか、枯淡の境地とか、ゆったりと時間が過ぎていくのを感じているというか、おだやかな演奏に浸れます。
昨今のNYスタイル的な演奏とは対極にあると言っても過言ではない、スタイル的にはたまにはこんなのも良いんじゃない的でありながら、演奏の強度はしっかりとある好盤と言えるでしょう。
この盤は、曲単位で聴くもんじゃぁないんで、ベストは挙げません。
Francesco Cafiso, Dino Rubino "Travel Dialogues"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00473XOQI/)
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