Alexandre Andres "Olhe Bem As Montanhas"
最近のブラジル音楽の面白さってのはAntonio Loureiro "SO"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61798990.html)から始まる一連のアルバムを聴くことでだいぶ享受しているつもりであります。
識者から言わせると、まだまだ面白い盤が眠っていると言われるんでしょうけど、財力も聴く時間もあるので個人的にはこれくらい聴けていれば、まぁ満足できています。(これぞ、自己満足)
Alexandre Andresも"Macaxeira Fields"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62262388.html)を遅れて購入して聴いてまして、続いてリリースされた本作も入手して聴いています。
このあと、Antonio Loureiroも新譜がリリースされることになっています。
メンツは下記4人です。ゲストもいなさそうです。
Alexandre Andres(Vo, G, Fl)、Rafael Martini(P, Vo)、Pedro Santana(B, Vo)、Adriano Goyata(Ds)
演奏曲は以下の通り、Alexandre Andresのオリジナルと共作でほとんどです。他人の曲は1曲だけのよう。
01 Cara a cara
02 Carretel
03 Madrugada
04 Alnilam
05 Campo das vertentes
06 Sinos
07 Olhe bem as montanhas
08 MAPA
09 Silva
10 Nem tambores, nem trombetas
ポップなんだけど、ちょっととっつきが悪い、とっつきが悪いと言うと表現が悪い。ブラジル独特のハーモニーを複雑に再構築しているんでしょう。するりするりと体内に音楽が入ってくるには、少々引っかかりがあると言う感じか..。
これが、何度も何度も聴いて聴いて聴き馴染んでくると、ある種独特のサウンドが逆に体を優しく包み込んでくるようになる。
たぶん、複雑かつ巧妙に作り込まれているために、こうなっているんだと思いますが..
絶妙なところで絶妙なサウンドがさらりと入りこんでくる、美麗な曲に突如歪んだ音が紛れ込む。
この、ちょっと意表を突くような音作りを紛れ込ませつつ、全体としての音作りの妙の素晴らしさが、違和でありかつ心地よさに繋がっているような感じ。
繊細で複雑なアレンジが見事に作り込まれている織り込まれてるってことなんでしょう。
このアレンジにハマると、この演奏は凄く輝いてくるというか、魅力に満ち満ちたものになってくるってことなんだと思います。私は、じわじわとハマっていきました。
そして、Alexandre Andresのフルート、Rafael Martiniのピアノのソロが効果的かつ印象的に響く場面が多く、この2つのサウンドがこのアルバムの骨格を形成していると言って良いでしょう。
しかし、こんなにポップでとっつき悪く素晴らしいアルバムってのもないんじゃないか。
不思議な魅力を持ったアルバムとして聴いています。
ベストは、ピアノとフルートが魅力的に響く2曲目で良いと思います。
http://www.nrt.jp/alexandre_andres/release_information_26.html
Alexandre Andres "Olhe Bem As Montanhas"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/5722351)
識者から言わせると、まだまだ面白い盤が眠っていると言われるんでしょうけど、財力も聴く時間もあるので個人的にはこれくらい聴けていれば、まぁ満足できています。(これぞ、自己満足)
Alexandre Andresも"Macaxeira Fields"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62262388.html)を遅れて購入して聴いてまして、続いてリリースされた本作も入手して聴いています。
このあと、Antonio Loureiroも新譜がリリースされることになっています。
メンツは下記4人です。ゲストもいなさそうです。
Alexandre Andres(Vo, G, Fl)、Rafael Martini(P, Vo)、Pedro Santana(B, Vo)、Adriano Goyata(Ds)
演奏曲は以下の通り、Alexandre Andresのオリジナルと共作でほとんどです。他人の曲は1曲だけのよう。
01 Cara a cara
02 Carretel
03 Madrugada
04 Alnilam
05 Campo das vertentes
06 Sinos
07 Olhe bem as montanhas
08 MAPA
09 Silva
10 Nem tambores, nem trombetas
ポップなんだけど、ちょっととっつきが悪い、とっつきが悪いと言うと表現が悪い。ブラジル独特のハーモニーを複雑に再構築しているんでしょう。するりするりと体内に音楽が入ってくるには、少々引っかかりがあると言う感じか..。
これが、何度も何度も聴いて聴いて聴き馴染んでくると、ある種独特のサウンドが逆に体を優しく包み込んでくるようになる。
たぶん、複雑かつ巧妙に作り込まれているために、こうなっているんだと思いますが..
絶妙なところで絶妙なサウンドがさらりと入りこんでくる、美麗な曲に突如歪んだ音が紛れ込む。
この、ちょっと意表を突くような音作りを紛れ込ませつつ、全体としての音作りの妙の素晴らしさが、違和でありかつ心地よさに繋がっているような感じ。
繊細で複雑なアレンジが見事に作り込まれている織り込まれてるってことなんでしょう。
このアレンジにハマると、この演奏は凄く輝いてくるというか、魅力に満ち満ちたものになってくるってことなんだと思います。私は、じわじわとハマっていきました。
そして、Alexandre Andresのフルート、Rafael Martiniのピアノのソロが効果的かつ印象的に響く場面が多く、この2つのサウンドがこのアルバムの骨格を形成していると言って良いでしょう。
しかし、こんなにポップでとっつき悪く素晴らしいアルバムってのもないんじゃないか。
不思議な魅力を持ったアルバムとして聴いています。
ベストは、ピアノとフルートが魅力的に響く2曲目で良いと思います。
http://www.nrt.jp/alexandre_andres/release_information_26.html
Alexandre Andres "Olhe Bem As Montanhas"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/5722351)
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