Fred Hersch "Floating"
Fred Herschの新作がリリースされました。
この盤は、4月の新譜会(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62526625.html)で、マスタリング前?の音源を聴かせてもらってこれは良い演奏が聴けると確認して、正式リリースされるのを待っていた盤です。
それまで、Fred HerschはVanguardライブを3種と、Julian Lageとのデュオ作の4枚を聴いている程度。
本作が5枚目の購入です。
"live at the Village Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42519413.html)
"Alive at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61559678.html)
"Alone at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61865504.html)
"Free Flying"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62298826.html)
メンツは、以下の通り。2つめの"Alive at the Vanguard"と同じメンツでの録音です。
Fred Hersch(P)、John Hebert(B)、Eric McPherson(Ds)
演奏曲は、オリジナル7曲に、スタンダード等3曲で全部で10曲と言う構成。
01. You and The Night and The Music
02. Floating
03. West Virginia Rose (for Florette & Roslyn)
04. Home Fries (for John Hebert)
05. Far Away (for Shimrit)
06. Arcata (for Esperanza)
07. A Speech to the Sea (for Maaria)
08. Autumn Haze (for Kevin Hays)
09. If Ever I Would Leave You
10. Let's Cool One
1曲目は有名曲過ぎて、ヘビロテ時には飛ばすことが多いんですが(汗)
2曲目以降、リリカルな曲はしっかりしっとりとした演奏で聴衆を魅了し、途中、思い入れたっぷりなバラード、少しテンポを上げた小気味良い演奏と、たっぷりとを楽しませてくれます。
3者の力関係としては、主役はピアノで、ベース、ドラムは従者近い位置づけにはなると思うが、とはいえ、3者対等を彷彿させる部分も多々あり、そこでのインタープレイはBill Evansトリオを聴いているときの満足感を感じさせるような、見事な演奏を聴かせてくれます。言いすぎかなぁ
Fred Herschの真骨頂は、スローめな曲を思い入れたっぷりに演奏しているところにあると思うのですが、
6曲目とか10曲目のように、少し速いテンポの曲でハネるような演奏をしているのもなかなか味わい深いものがあります。
4曲目も早めのテンポの曲だが、重厚感のある演奏でこれも素晴らしい。
ひと言でいうと、美麗フレーズを良い塩梅のバッキングで支えた好ピアノトリオ演奏となるが、美麗だけでは言い表せない奥深さと言うか、語り口の巧妙さというか、聴き飽きない演奏です。
ベストは、6曲目ですかねぇ。この盤のこの演奏はかなり良いと思います。
Fred Hersch "Floating"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00K6D1OJ2/)
この盤は、4月の新譜会(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62526625.html)で、マスタリング前?の音源を聴かせてもらってこれは良い演奏が聴けると確認して、正式リリースされるのを待っていた盤です。
それまで、Fred HerschはVanguardライブを3種と、Julian Lageとのデュオ作の4枚を聴いている程度。
本作が5枚目の購入です。
"live at the Village Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42519413.html)
"Alive at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61559678.html)
"Alone at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61865504.html)
"Free Flying"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62298826.html)
メンツは、以下の通り。2つめの"Alive at the Vanguard"と同じメンツでの録音です。
Fred Hersch(P)、John Hebert(B)、Eric McPherson(Ds)
演奏曲は、オリジナル7曲に、スタンダード等3曲で全部で10曲と言う構成。
01. You and The Night and The Music
02. Floating
03. West Virginia Rose (for Florette & Roslyn)
04. Home Fries (for John Hebert)
05. Far Away (for Shimrit)
06. Arcata (for Esperanza)
07. A Speech to the Sea (for Maaria)
08. Autumn Haze (for Kevin Hays)
09. If Ever I Would Leave You
10. Let's Cool One
1曲目は有名曲過ぎて、ヘビロテ時には飛ばすことが多いんですが(汗)
2曲目以降、リリカルな曲はしっかりしっとりとした演奏で聴衆を魅了し、途中、思い入れたっぷりなバラード、少しテンポを上げた小気味良い演奏と、たっぷりとを楽しませてくれます。
3者の力関係としては、主役はピアノで、ベース、ドラムは従者近い位置づけにはなると思うが、とはいえ、3者対等を彷彿させる部分も多々あり、そこでのインタープレイはBill Evansトリオを聴いているときの満足感を感じさせるような、見事な演奏を聴かせてくれます。言いすぎかなぁ
Fred Herschの真骨頂は、スローめな曲を思い入れたっぷりに演奏しているところにあると思うのですが、
6曲目とか10曲目のように、少し速いテンポの曲でハネるような演奏をしているのもなかなか味わい深いものがあります。
4曲目も早めのテンポの曲だが、重厚感のある演奏でこれも素晴らしい。
ひと言でいうと、美麗フレーズを良い塩梅のバッキングで支えた好ピアノトリオ演奏となるが、美麗だけでは言い表せない奥深さと言うか、語り口の巧妙さというか、聴き飽きない演奏です。
ベストは、6曲目ですかねぇ。この盤のこの演奏はかなり良いと思います。
Fred Hersch "Floating"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00K6D1OJ2/)
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