Andre Ceccarelli / Jean Michel Pilc / Thomas Bramerie "Twenty"
この盤はJean Michel Pilc買い。個人的に、Jean Michel Pilcの個性満載の独特のピアノ演奏(実際のところ、奇抜な部類と言っても..)に、どっぷりとハマってまして、出たら買いを続けています。
が、ピアノ好きの日本人とは言うけれど、巷での彼の人気はあまりないようで流通量もあまり多そうでなく、リリースからちょっと経っただけで入手困難になってたりします。
Jean Michel Pilcのアルバムの自blogでの全貌↓
"Funambule"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61930915.html)
"Threedom"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60967356.html)
"Essential"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60621616.html)
"True Story"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59184702.html)
"TOGETHER - Live at SweetBasil Vol.1"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56971137.html)
"The Long Journey"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a55011508.html)
"New Dreams "(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a47623990.html)
"TOGETHER Vol.2"( http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a45678632.html)
"WELCOME HOME"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a45209878.html)
"live at iridium, new york"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a21451247.html)
この中では、"TOGETHER Vol.1"の入手に苦労し、"Funambule"は再発盤を買ってます。
本作は3人対等のクレジットのようですが、筆頭がAndre Ceccarelliなのは、年の巧だけではないような気がしています。(理由はない)
タイトルが"20"であり、宣伝文に「3人の20年の・・・」なんて文章がありますが、20年前にこの3人でアルバムをリリースした形跡は見つけられませんでした。
Andre Ceccarelli(Ds) 、Jean Michel Pilc(P)、Thomas Bramerie(B)
演奏曲は、オリジナル(Jean Michel Pilc3曲、3者共作2曲)が5曲、スタンダード等他人の曲が7曲と言う構成。Jean Michel Pilcの演奏だけでなく、曲も聴くと言う意味ではまぁまぁバランスの良い配曲ですかねぇ..
個人的には、スタンダードをもっと増やして欲しいところだが..
01 All Blues
02 Cry Baby Cry
03 On Green Dolphin Street
04 Twenty
05 Opus #3
06 Ne Me Quitte Pas
07 Old Devil Moon
08 Returning
09 Things Are
10 Straight No Chaser
11 L'Auvergnat
12 Solar
冒頭から、Jean Michel Pilcの奇抜なピアノが冴えます。
有名曲 All Bluesが、3 On Green Dolphin Streetが、Straight No Chaserが、Solarが...
換骨堕胎され再構築され、原曲の良さをほのかに残しつつ、微妙かつ絶妙に崩れたお馴染みの曲は、新しい魅力を備えたと言っても過言ではない、良い塩梅の演奏を繰り広げてくれます。
そしてそれが、曲毎に違う表情を見せてくれるので、全然飽きないわけです。
この崩れ方に快感を覚え、次はどう来るかと期待感を強く感じたら、Jean Michel Pilcの魔力に捕まったと言っても過言ではない状態w
Thomas Bramerieの堅めのベースサウンドに、Andre CeccarelliのFUSION譲りのダイナミックなドラミングとで作り上げられる強靭でごつごつとしたリズムが、Jean Michel Pilcの超個性的なフレーズとちょうど良いバランスで、ピアノのフレーズにばかり耳を引っ張られ過ぎないで、音楽全体を楽しめてるんじゃないかと勘繰ってます。
4曲目5曲目が3人共作のクレジットで、これらはおそらく即興での演奏。
激しく表情を変える展開の4曲目と、ちょっとモーダルでシリアスに(相対的には)淡々とした5曲目。
これを並べて一気に聴かせるのも、なんらかの意図を感じさせるところであります。
ベストは、7曲目で良いと思います。表情豊かな演奏が格好良い。
Andre Ceccarelli / Jean Michel Pilc / Thomas Bramerie "Twenty"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00HVVMZO0/)
が、ピアノ好きの日本人とは言うけれど、巷での彼の人気はあまりないようで流通量もあまり多そうでなく、リリースからちょっと経っただけで入手困難になってたりします。
Jean Michel Pilcのアルバムの自blogでの全貌↓
"Funambule"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61930915.html)
"Threedom"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60967356.html)
"Essential"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60621616.html)
"True Story"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59184702.html)
"TOGETHER - Live at SweetBasil Vol.1"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56971137.html)
"The Long Journey"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a55011508.html)
"New Dreams "(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a47623990.html)
"TOGETHER Vol.2"( http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a45678632.html)
"WELCOME HOME"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a45209878.html)
"live at iridium, new york"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a21451247.html)
この中では、"TOGETHER Vol.1"の入手に苦労し、"Funambule"は再発盤を買ってます。
本作は3人対等のクレジットのようですが、筆頭がAndre Ceccarelliなのは、年の巧だけではないような気がしています。(理由はない)
タイトルが"20"であり、宣伝文に「3人の20年の・・・」なんて文章がありますが、20年前にこの3人でアルバムをリリースした形跡は見つけられませんでした。
Andre Ceccarelli(Ds) 、Jean Michel Pilc(P)、Thomas Bramerie(B)
演奏曲は、オリジナル(Jean Michel Pilc3曲、3者共作2曲)が5曲、スタンダード等他人の曲が7曲と言う構成。Jean Michel Pilcの演奏だけでなく、曲も聴くと言う意味ではまぁまぁバランスの良い配曲ですかねぇ..
個人的には、スタンダードをもっと増やして欲しいところだが..
01 All Blues
02 Cry Baby Cry
03 On Green Dolphin Street
04 Twenty
05 Opus #3
06 Ne Me Quitte Pas
07 Old Devil Moon
08 Returning
09 Things Are
10 Straight No Chaser
11 L'Auvergnat
12 Solar
冒頭から、Jean Michel Pilcの奇抜なピアノが冴えます。
有名曲 All Bluesが、3 On Green Dolphin Streetが、Straight No Chaserが、Solarが...
換骨堕胎され再構築され、原曲の良さをほのかに残しつつ、微妙かつ絶妙に崩れたお馴染みの曲は、新しい魅力を備えたと言っても過言ではない、良い塩梅の演奏を繰り広げてくれます。
そしてそれが、曲毎に違う表情を見せてくれるので、全然飽きないわけです。
この崩れ方に快感を覚え、次はどう来るかと期待感を強く感じたら、Jean Michel Pilcの魔力に捕まったと言っても過言ではない状態w
Thomas Bramerieの堅めのベースサウンドに、Andre CeccarelliのFUSION譲りのダイナミックなドラミングとで作り上げられる強靭でごつごつとしたリズムが、Jean Michel Pilcの超個性的なフレーズとちょうど良いバランスで、ピアノのフレーズにばかり耳を引っ張られ過ぎないで、音楽全体を楽しめてるんじゃないかと勘繰ってます。
4曲目5曲目が3人共作のクレジットで、これらはおそらく即興での演奏。
激しく表情を変える展開の4曲目と、ちょっとモーダルでシリアスに(相対的には)淡々とした5曲目。
これを並べて一気に聴かせるのも、なんらかの意図を感じさせるところであります。
ベストは、7曲目で良いと思います。表情豊かな演奏が格好良い。
Andre Ceccarelli / Jean Michel Pilc / Thomas Bramerie "Twenty"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00HVVMZO0/)
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