山下洋輔xスガダイロー "山下洋輔xスガダイロー"

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先日、"題名のない音楽会"(https://www.youtube.com/watch?v=YmxfY-px660)で話題騒然の、山下洋輔さんとスガダイローさんが2012年11月22日に新宿Pit Innでのライブを録音したものです。
 あ、大友さんの回(https://www.youtube.com/watch?v=s7FPONCWdPE)も良かったなぁ..
山下洋輔さんって、実はあまり聴いていなくて、自blogでは"Sentimental"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61989661.html)しか文章ありません。
あと、"Plays Gershwin"(http://www.amazon.co.jp/dp/B0000CD7XL/)とか数枚持っていたか..

演奏曲は、以下の6曲。ボレロ、キアズマ、スパイダーと山下さんのオハコ?にスタンダードと...。
時計遊戯はダイローさんの曲で オリジナルは"スガダイローの肖像 弐"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60948189.html)に入ってます。
ついでに、"新時計遊戯"は"刃文"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62154602.html)にありますね。

1. Bolero
2. 時計遊戯
3. Chiasma
4. Body & Soul
5. Spider
6. Kurdish Dance

冒頭。ボレロですが、先日紹介の山下ビッグバンドでもボレロ演ってましたから、山下さんて、ボレロを弾く機会が多いのか?と、過去のディスコを漁ったんですが、やっぱり多いですね(笑)
対談記事(http://sugadairo.com/suga_yamashita.html)見つけたら、1985から演ってるそうです。
次が時計遊戯、ゲームウォッチだったんですね。知りませんでした。
ここまでは、各人のソロでの演奏。時計遊戯のオープニングはボレロのリズムをなぞってて(笑)

3曲目からデュオになるのですが、1曲目がキアズマで、弾きまくり叩きまくりの応酬になってまして正直どっちがどっちか良く判らないくらい。映像を見て確認すると、左が山下さんで右がスガさんなんだと思いますが、思った以上に似た演奏をしてて驚きます。
両者とも、ほぼ鍵盤を叩きまくるような演奏で、低音から高音まで縦横無尽に使い切る演奏はかなりの迫力というか気迫を感じる演奏になってます。
4曲目のBody & Soulもほぼ原曲を感じさせない演奏で、ピアノの連打が延々続くような演奏。最後のところで全曲解説(http://sugadairo.com/suga_yamashita.html)で言ってる、CDに傷つけるプレイが入ってるんですね。
5曲目が、これも山下さんの有名曲であるSpiderですが、冒頭はラグタイム調からフリーへとテーマの後も、早いパッセージで旋律を形成していくような演奏。
最後はクルディッシュダンスは、独特なリズムで形成された曲。片方がリズムを刻むその横で、フリーキーなフレーズを叩きだす演奏は、最後まで圧巻なのでありました。

日本のフリージャズピアニストの重鎮と奇才であり師弟の両者の共演、競演、協演は、強力無比な演奏をたっぷりと堪能させてもらえるアルバム。
ピアノ2台だけなんですが、しっかりたっぷりとお腹いっぱいになります。

ベストは、3曲目にしておきます。しかし、凄い演奏です。


山下洋輔xスガダイロー "山下洋輔xスガダイロー"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00JZWVNSC/)