Scott Hamilton "Live at Smalls"
40枚目になる"Live at Smalls"の今回のリリースは、ちょっとイレギュラー的に1枚だけの発売で、しかもSmalls(http://www.smallsjazzclub.com/)のサイトでの販売がされておらず(この文章を書いている時点でも掲載はありません。)普通の流通に乗っかっての販売だけです。
おそらく"Live at Smalls"が有名になってきて、デリバリ量が多くて発送に手間がかかりすぎてきたってことじゃないかと推測しています。
前回から値段も上がりましたし..
Scott Hamiltonは、自身初聴きです。本人のhp(http://www.scotthamiltonsax.com/data/disco.html)眺めても、聴いたことある盤はなさそうでした。
今回のリリースはテナーのScott Hamiltonのカルテットです。が他の3人は知らない人だらけです。
Scott Hamilton(Ts)、Rossano Sportiello(P)、Hassan Shakur(B)、Chuck Riggs(Ds)
演奏曲は全部、スタンダードかジャズメンオリジナルで、本人のオリジナルはなし。
ということで、2013年2月の2日間のライブ演奏からの収録。
01. Shake It, Don't Break It
02. Runnin' Wild
03. Ah Moore
04. Estate
05. The Nearness of You
06. Apple Honey
07. Sweet Georgia Brown
08. If I Ever Love Again
09. Easy Does It
冒頭からテナーの心地よいサウンドでスタートする、心地よい4ビート。
テナーのソロから、ピアノもいかにもでご機嫌な4ビートのソロを繰り広げ、さらにさらにベースが同じノリのままのベースソロを決め、そしてお馴染みの4バースで締めくくられる1曲目。
いかにもな、いわゆるジャズな雰囲気たっぷりの演奏は、思わず笑ってしまうほど(失礼)
1曲目ミドルテンポ、2曲目アップテンポ、3曲目スローテンポ、4曲目スローテンポ、5曲目スローテンポ、6曲アップテンポ、7曲目アップテンポ、8曲目スローテンポ、9曲目ミドルテンポ、という構成。
中前半しっかり聴かせて中後半盛り上げていく展開は、聴衆を飽きさせない展開だと思います。
しっかりとライブ馴れしているってことなんでしょう。
個人的には、今回初聴き(レーベル買いは、こういう利点もある)になるScott Hamiltonですが、モダンジャズの王道のハードバップのさらに王道を行くような演奏は、大きな安心印としか言いようがない。
これまでの、"Live at Smalls"シリーズの中で一番保守的な演奏だと思います。
Scott Hamiltonの紹介文というと、「1976年NYに進出。フュージョン全盛期にあって、レスター・ヤングの流れをくむオーソドックスなスタイルが新鮮な響きとなり、一躍テナー・サックス界の寵児となった。」とあるので、この演奏スタイルが、本人の真骨頂なんでしょう。
個人的には、サブトーン駆使のムードミュージックにはなっていないのが、好感触。
4曲目の途中で盛大にガラスの割れる音がするのは、ご愛嬌ってことで(笑)
ベストは、よりオールドスタイルでノリ良く気持ち良い7曲目にしましょう。
Scott Hamilton "Live at Smalls"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00KLECWWY/)
おそらく"Live at Smalls"が有名になってきて、デリバリ量が多くて発送に手間がかかりすぎてきたってことじゃないかと推測しています。
前回から値段も上がりましたし..
Scott Hamiltonは、自身初聴きです。本人のhp(http://www.scotthamiltonsax.com/data/disco.html)眺めても、聴いたことある盤はなさそうでした。
今回のリリースはテナーのScott Hamiltonのカルテットです。が他の3人は知らない人だらけです。
Scott Hamilton(Ts)、Rossano Sportiello(P)、Hassan Shakur(B)、Chuck Riggs(Ds)
演奏曲は全部、スタンダードかジャズメンオリジナルで、本人のオリジナルはなし。
ということで、2013年2月の2日間のライブ演奏からの収録。
01. Shake It, Don't Break It
02. Runnin' Wild
03. Ah Moore
04. Estate
05. The Nearness of You
06. Apple Honey
07. Sweet Georgia Brown
08. If I Ever Love Again
09. Easy Does It
冒頭からテナーの心地よいサウンドでスタートする、心地よい4ビート。
テナーのソロから、ピアノもいかにもでご機嫌な4ビートのソロを繰り広げ、さらにさらにベースが同じノリのままのベースソロを決め、そしてお馴染みの4バースで締めくくられる1曲目。
いかにもな、いわゆるジャズな雰囲気たっぷりの演奏は、思わず笑ってしまうほど(失礼)
1曲目ミドルテンポ、2曲目アップテンポ、3曲目スローテンポ、4曲目スローテンポ、5曲目スローテンポ、6曲アップテンポ、7曲目アップテンポ、8曲目スローテンポ、9曲目ミドルテンポ、という構成。
中前半しっかり聴かせて中後半盛り上げていく展開は、聴衆を飽きさせない展開だと思います。
しっかりとライブ馴れしているってことなんでしょう。
個人的には、今回初聴き(レーベル買いは、こういう利点もある)になるScott Hamiltonですが、モダンジャズの王道のハードバップのさらに王道を行くような演奏は、大きな安心印としか言いようがない。
これまでの、"Live at Smalls"シリーズの中で一番保守的な演奏だと思います。
Scott Hamiltonの紹介文というと、「1976年NYに進出。フュージョン全盛期にあって、レスター・ヤングの流れをくむオーソドックスなスタイルが新鮮な響きとなり、一躍テナー・サックス界の寵児となった。」とあるので、この演奏スタイルが、本人の真骨頂なんでしょう。
個人的には、サブトーン駆使のムードミュージックにはなっていないのが、好感触。
4曲目の途中で盛大にガラスの割れる音がするのは、ご愛嬌ってことで(笑)
ベストは、よりオールドスタイルでノリ良く気持ち良い7曲目にしましょう。
Scott Hamilton "Live at Smalls"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00KLECWWY/)
この記事へのコメント