Mark Turner "Lathe Of Heaven"
Mark Turnerの新作は、満を持してのECM初リーダー作です。
ECMでの登場頻度が高いという印象のMark Turnerですが、実際にはこれが7枚目。
FLYでの演奏と、最近のStefano Bollani盤の印象が個人的に強いんでしょう。
でも、初リーダー作なんですね。ちょっと驚きです。
とはいえ、自blogでなんども書いてる通り、中堅プレイヤのリーダー作を積極的にリリースしている最近のECMの活動の一環とは言えそうです。彼の場合は、これきりではない気もしますが..
メンツは、以下の通り。ちょっと調べてたらGilad Hekselmanのリーダー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61991560.html)
と、ほとんど同一のメンバーなんですね(驚)。Gilad HekselmanがAvishai Cohenに代わっただけでした。
Mark Turner(Ts)、Avishai Cohen(Tp)、Joe Martin(B)、Marcus Gilmore(Ds)
演奏曲は以下の6曲。すべてMark Turnerのオリジナルです。
01. Lathe of Heaven
02. Year of the Rabbit
03. Ethan's Line
04. The Edenist
05. Sonnet for Stevie
06. Brother Sister 2
ベースとドラムが慎重かつ繊細に紡ぎだすリズムというか背景(リズムというほどリズムになってない)を背に、Mark Turner、Aishai Cohenがミステリアスな雰囲気を醸しつつの絶妙なアンサンブルを聴かせてくれる。
このフロントの2人はもう名手と言っても過言ではないところで、良い塩梅に良いテンションでの演奏は、大筋ではいずれの曲も似た雰囲気のダークでミステリアスで淡々としているけれども聴く耳を離さない妙な魅力に満ちた演奏。
そこに、自由度が高そうでありながら、絶妙なコラボレーションを見せるベースとドラムが絡んでくる。
印象として、浮遊感のようなものは感じず、さりとて地に足がついてるわけでもなく。。やっぱり不思議な雰囲気を感じさせるってところです。
ECMらしいかと問われれば、大雑把には温度感が低かったり、雰囲気的にはECMらしいと言うことになるのかもしれないが、どことなく自身の先入観からはECMらしさは希薄な感じもしてますかねぇ。
しかし、そこはかとなく湧いてくる緊張感というか変な心地よさというか、変な魅力に満ちた作品に仕上がってます。
メンツのところにGilad Hekselmanのリーダー作とほぼ同じメンツと書きましたが、全体の雰囲気は、リーダーとレーベルの差異で当然のごとく明らかな違いがあるのですが、そこはかとなく感じる風合いは似ている気がするのは気のせいだけではないと..。
いろんなこと書いてますが、とらえどころがあるようなないような演奏でありながら不思議な魅力に満ちた作品であると言うことですね。
ベストは、3曲目ですかねぇ。
Mark Turner "Lathe Of Heaven"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00LG92ET4/)
ECMでの登場頻度が高いという印象のMark Turnerですが、実際にはこれが7枚目。
FLYでの演奏と、最近のStefano Bollani盤の印象が個人的に強いんでしょう。
でも、初リーダー作なんですね。ちょっと驚きです。
とはいえ、自blogでなんども書いてる通り、中堅プレイヤのリーダー作を積極的にリリースしている最近のECMの活動の一環とは言えそうです。彼の場合は、これきりではない気もしますが..
メンツは、以下の通り。ちょっと調べてたらGilad Hekselmanのリーダー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61991560.html)
と、ほとんど同一のメンバーなんですね(驚)。Gilad HekselmanがAvishai Cohenに代わっただけでした。
Mark Turner(Ts)、Avishai Cohen(Tp)、Joe Martin(B)、Marcus Gilmore(Ds)
演奏曲は以下の6曲。すべてMark Turnerのオリジナルです。
01. Lathe of Heaven
02. Year of the Rabbit
03. Ethan's Line
04. The Edenist
05. Sonnet for Stevie
06. Brother Sister 2
ベースとドラムが慎重かつ繊細に紡ぎだすリズムというか背景(リズムというほどリズムになってない)を背に、Mark Turner、Aishai Cohenがミステリアスな雰囲気を醸しつつの絶妙なアンサンブルを聴かせてくれる。
このフロントの2人はもう名手と言っても過言ではないところで、良い塩梅に良いテンションでの演奏は、大筋ではいずれの曲も似た雰囲気のダークでミステリアスで淡々としているけれども聴く耳を離さない妙な魅力に満ちた演奏。
そこに、自由度が高そうでありながら、絶妙なコラボレーションを見せるベースとドラムが絡んでくる。
印象として、浮遊感のようなものは感じず、さりとて地に足がついてるわけでもなく。。やっぱり不思議な雰囲気を感じさせるってところです。
ECMらしいかと問われれば、大雑把には温度感が低かったり、雰囲気的にはECMらしいと言うことになるのかもしれないが、どことなく自身の先入観からはECMらしさは希薄な感じもしてますかねぇ。
しかし、そこはかとなく湧いてくる緊張感というか変な心地よさというか、変な魅力に満ちた作品に仕上がってます。
メンツのところにGilad Hekselmanのリーダー作とほぼ同じメンツと書きましたが、全体の雰囲気は、リーダーとレーベルの差異で当然のごとく明らかな違いがあるのですが、そこはかとなく感じる風合いは似ている気がするのは気のせいだけではないと..。
いろんなこと書いてますが、とらえどころがあるようなないような演奏でありながら不思議な魅力に満ちた作品であると言うことですね。
ベストは、3曲目ですかねぇ。
Mark Turner "Lathe Of Heaven"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00LG92ET4/)
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