Eric Reed "Groovewise"
Eric Reedのリーダー作を買うのは、多分かなり昔に国内制作の黒ワンピース萌えジャケ盤(http://www.amazon.co.jp/dp/B00FPNLJJI/)を買って以来。
参加作はJacques Lesureの"When She Smiles"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62196771.html)が検索したらひっかかりました。
この盤は、そのEric Reed買いではなくw、Seamus Blakeでありました。
他のメンツは、Pat Metheny Unity Groupで活躍中のBen Williamsと、オーソドクス系では登場率の高いGregory Hutchinsonと言う布陣。
2013年9月のライブ録音のようです。
Eric Reed(P)、Seamus Blake(Ts)、Ben Williams(B)、Gregory Hutchinson(Ds)
演奏曲は、Eric Reedのオリジナルが8曲と、Clifford Jordanが1曲、Christian McBrideが1曲で全10曲。
01. Powerful Paul Robeson
02. Until the Last Cat has Swung
03. Manhattan Melodies
04. The Gentle Giant
05. Ornate
06. The Shade of the Cedar Tree
07. Bopward
08. Una Mujer Elegante
09. Groovewise (Intro)
10. Groovewise
冒頭から、Seamus Blakeが前面に出てきてぶりぶり吹きまくるイントロで、個人的には結構引き込まれます。
そこから、ピアノに引き継がれテーマへと流れ込む。ここからもSeamus Blakeが吹きまくりで燃えます。
2曲目以降も全体的に4ビートがメインのオーソドクスな演奏ではありますが、そこに各人の持ち味がしっかり出てきていて、聴いててなかなかエキサイトなものがあります。
なんと言ってもSeamus Blakeがワンホーンで前面を1人で担って演奏を開陳し、しかも演奏全体を引っ張るが如くの勢いで吹きまくるところは、快感の極みであります。
リーダーのEric Reedが前面に出て長いソロを延々続けるような場面はほぼ(もちろんソロはある)なく、時としてサックストリオを聴いているような錯覚に陥るくらいにピアノが全体に溶け込んだような演奏をしていることしばし。
そのEric Reedのピアノソロは、1拍とか2拍程度の短いけど早いパッセージの積み重ねのようなスタイルでちょっと独特。
バッキングは、コードをパッパッと入れていくようなスタイルで、全体として流麗と言うより打楽器的な奏法になるんでしょう。
4ビート主体のワンホーンでは、このスタイルが演奏の熱さを醸すには良い塩梅だと思います。
Ben Williamsはここでも盤石な演奏で、全体の骨格を形成しているような感じ。
Gregory Hutchinsonは、ちょっとだけ前のりの演奏で全体を鼓舞しつつ、貫禄あるところを見せてくれる。
9曲目がゴスペル調のピアノソロから、8ビートのノリの良い演奏で終了。この、これまでと雰囲気を一気に変えた演奏はちょっと驚きますよ。
ベストは、各人のインタープレイが楽しい5曲目にします。
Eric Reed "Groovewise"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00M0GKNMM/)
参加作はJacques Lesureの"When She Smiles"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62196771.html)が検索したらひっかかりました。
この盤は、そのEric Reed買いではなくw、Seamus Blakeでありました。
他のメンツは、Pat Metheny Unity Groupで活躍中のBen Williamsと、オーソドクス系では登場率の高いGregory Hutchinsonと言う布陣。
2013年9月のライブ録音のようです。
Eric Reed(P)、Seamus Blake(Ts)、Ben Williams(B)、Gregory Hutchinson(Ds)
演奏曲は、Eric Reedのオリジナルが8曲と、Clifford Jordanが1曲、Christian McBrideが1曲で全10曲。
01. Powerful Paul Robeson
02. Until the Last Cat has Swung
03. Manhattan Melodies
04. The Gentle Giant
05. Ornate
06. The Shade of the Cedar Tree
07. Bopward
08. Una Mujer Elegante
09. Groovewise (Intro)
10. Groovewise
冒頭から、Seamus Blakeが前面に出てきてぶりぶり吹きまくるイントロで、個人的には結構引き込まれます。
そこから、ピアノに引き継がれテーマへと流れ込む。ここからもSeamus Blakeが吹きまくりで燃えます。
2曲目以降も全体的に4ビートがメインのオーソドクスな演奏ではありますが、そこに各人の持ち味がしっかり出てきていて、聴いててなかなかエキサイトなものがあります。
なんと言ってもSeamus Blakeがワンホーンで前面を1人で担って演奏を開陳し、しかも演奏全体を引っ張るが如くの勢いで吹きまくるところは、快感の極みであります。
リーダーのEric Reedが前面に出て長いソロを延々続けるような場面はほぼ(もちろんソロはある)なく、時としてサックストリオを聴いているような錯覚に陥るくらいにピアノが全体に溶け込んだような演奏をしていることしばし。
そのEric Reedのピアノソロは、1拍とか2拍程度の短いけど早いパッセージの積み重ねのようなスタイルでちょっと独特。
バッキングは、コードをパッパッと入れていくようなスタイルで、全体として流麗と言うより打楽器的な奏法になるんでしょう。
4ビート主体のワンホーンでは、このスタイルが演奏の熱さを醸すには良い塩梅だと思います。
Ben Williamsはここでも盤石な演奏で、全体の骨格を形成しているような感じ。
Gregory Hutchinsonは、ちょっとだけ前のりの演奏で全体を鼓舞しつつ、貫禄あるところを見せてくれる。
9曲目がゴスペル調のピアノソロから、8ビートのノリの良い演奏で終了。この、これまでと雰囲気を一気に変えた演奏はちょっと驚きますよ。
ベストは、各人のインタープレイが楽しい5曲目にします。
Eric Reed "Groovewise"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00M0GKNMM/)
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