The Bad Plus "Inevitable Western"
The Bad Plusは、前作がストラヴィンスキーの"春の祭典"(Rite of Springs)をカバーした
"Rite of Springs"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62634892.html)
一時期、迷走を感じる部分もありましたが、ここのところは、上記前作を含め、安定したThe Bad Plusらしい作品をコンスタントにリリースしている印象となっています。
なもんで、相変わらず出たら買いを続けているわけであります。
ちなみに、過去掲載を漁ると以下のような感じ。
"Made Possible"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61567566.html)
"Never Stop"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3884118)
"For All I Care"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2784416)
"Prog"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2537317)
"Suspicious Activity?"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a14282004.html)
(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a2618402.html)
メンツも不動の下記3人。
Reid Anderson(B)、Ethan Iverson(P)、David King(Ds)
演奏曲は、Ethan Iversonが3曲、Reid Andersonが3曲、、David Kingが3曲と3人3曲ずつの全部で9曲。
01. I Hear You
02. Gold Prisms Incorporated
03. Self Serve
04. You Will Lose All Fear
05. Do It Again
06. Epistolary Echoes
07. Adopted Highway
08. Mr. Now
09. Inevitable Western
相変わらずの、スローテンポに大仰なピアノを合わせた冒頭。こういうサウンドを聴くと、これこそがThe Bad Plusの真骨頂と、安心して聴き始めることができます。
ところが、2曲目ではピアノ打ち鳴らしのテンポ早い曲になって、ちょっとがのけぞります(笑)
ピアノの打音を中心にしたテーマと、少し無調感のある中間部とストーリー性を感じさせる展開は、The Bad Plusを聴いてるぞ感がいや増します。
2曲目の一部、5曲目の一部とかピアノのフレーズが明らかに不協和音を選んで演奏をしている場面があるのですが、ミスタッチではないと思うんですが、これが不思議と良いアクセントになっていて、これも実は好感触。
他の曲もアプローチは様々だったり、雰囲気が異なるのは当然だが、いずれの曲も大仰だったり、ドラマチックだったり、The Bad Plusらしい演奏でThe Bad Plusを聴いてるぞ感をしっかり感じられるところが個人的には好ましい。
だからといって、ワンパターン的に”またこれか感”を感じないのは個人的に彼らの彼ららしい演奏を相当気に行っているからだと言うことにしておきましょう。
一時期いろいろ迷走していた頃を知っているだけに、似た雰囲気でもThe Bad Plusらしい演奏を聴かせてくれることに感謝している部分もあるのかもw
ベストは6曲目にしておきます。
The Bad Plus "Inevitable Western"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00KQZQLRU/)
"Rite of Springs"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62634892.html)
一時期、迷走を感じる部分もありましたが、ここのところは、上記前作を含め、安定したThe Bad Plusらしい作品をコンスタントにリリースしている印象となっています。
なもんで、相変わらず出たら買いを続けているわけであります。
ちなみに、過去掲載を漁ると以下のような感じ。
"Made Possible"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61567566.html)
"Never Stop"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3884118)
"For All I Care"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2784416)
"Prog"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2537317)
"Suspicious Activity?"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a14282004.html)
(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a2618402.html)
メンツも不動の下記3人。
Reid Anderson(B)、Ethan Iverson(P)、David King(Ds)
演奏曲は、Ethan Iversonが3曲、Reid Andersonが3曲、、David Kingが3曲と3人3曲ずつの全部で9曲。
01. I Hear You
02. Gold Prisms Incorporated
03. Self Serve
04. You Will Lose All Fear
05. Do It Again
06. Epistolary Echoes
07. Adopted Highway
08. Mr. Now
09. Inevitable Western
相変わらずの、スローテンポに大仰なピアノを合わせた冒頭。こういうサウンドを聴くと、これこそがThe Bad Plusの真骨頂と、安心して聴き始めることができます。
ところが、2曲目ではピアノ打ち鳴らしのテンポ早い曲になって、ちょっとがのけぞります(笑)
ピアノの打音を中心にしたテーマと、少し無調感のある中間部とストーリー性を感じさせる展開は、The Bad Plusを聴いてるぞ感がいや増します。
2曲目の一部、5曲目の一部とかピアノのフレーズが明らかに不協和音を選んで演奏をしている場面があるのですが、ミスタッチではないと思うんですが、これが不思議と良いアクセントになっていて、これも実は好感触。
他の曲もアプローチは様々だったり、雰囲気が異なるのは当然だが、いずれの曲も大仰だったり、ドラマチックだったり、The Bad Plusらしい演奏でThe Bad Plusを聴いてるぞ感をしっかり感じられるところが個人的には好ましい。
だからといって、ワンパターン的に”またこれか感”を感じないのは個人的に彼らの彼ららしい演奏を相当気に行っているからだと言うことにしておきましょう。
一時期いろいろ迷走していた頃を知っているだけに、似た雰囲気でもThe Bad Plusらしい演奏を聴かせてくれることに感謝している部分もあるのかもw
ベストは6曲目にしておきます。
The Bad Plus "Inevitable Western"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00KQZQLRU/)
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