Antonio Loureiro "In Tokyo"
Antonio Loureiroは、”SO”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61798990.html)を聴いてぶっ飛んで、その後”Antonio Loureiro”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61878099.html)、 "Ricardo Herz & Antonio Loureiro"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62796172.html)と着実にリリースされたアルバムを聴いています。
そのAntonio Loureiroが2013年に渋谷でライブをしたのは知ってましたが、ライブには赴かず、忘れかけてたところに、このアルバムのリリース告知を知り、ぶったまげて速攻予約注文を入れた次第であります。
メンツは、単身で来日したAntonio Loureiroに、日本人ジャズメンがサポートしている体制で、芳垣さん鈴木さんのベース、ドラムは南博トリオ、たとえば"Body & Soul"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60753730.html)と同じ面々になります。佐藤芳明さんは、個人的には初聴きです。
Antonio Loureiro(P)、芳垣安洋(Ds)、鈴木正人(B)、佐藤芳明(Accr:)
演奏曲は以下の通り。大半が”So”からの曲で、1曲目は初出の新曲、3曲目が街角クラブ、5曲目は完成したばかりの新曲とのこと。
01. Livre
02. Cabe Na Minha Ciranda
03. Tudo Que Voce Podia Ser
04. Boi
05. Intensidade
06. Pelas Aguas
07. Lindeza
08. Reza
09. Luz Da Terra
冒頭、ピアノだけを伴奏に歌い出すと、おもむろにベースとドラムが絡んでくる。
新曲だけど、Antonio Loureiroを聴き込んでいる耳には、Antonio Loureiroの曲だなぁと思わせるサウンド。
このまま、2、4曲目と、街角クラブを挟んで”SO”からの曲と、お馴染みの曲が続き心地よくも聴き応えのある演奏を楽しませてくれる。
4曲目、オリジナルはギター主体で軽妙に聴かせる演奏だが、こちらはピアノの重厚感ある伴奏に力感あるボーカルを乗せて、重々しく奏でられる。
ここまでは、ベース、ドラムとのトリオで、ピアノと歌を主体にした演奏がされます。
新曲の5曲目は、ピアノだけの伴奏で、歌詞はなく歌というよりボイスパーカッションのような感じで、中間のInterRude的な扱いか。
6曲目から、アコーディオンが加わり、演奏表現の幅が広がった演奏。こちらも”SO”で聴いている名曲揃いで聴き応え充分な後半戦。
そして、アンコール?に、超名曲 Luz Da Terraを聴かせてくれて大団円。
繊細で美しいところが持ち味の1つであるAntonio Loureiroの楽曲だが、声が若干粗めであることと、共演者が煽るがために、アグレッシブな展開になることしばし。
こういうのは、ジャズではライブならではの臨場感を味わえて良い展開だが、ブラジルものでも良いもんであります。
最初に聴いたときは、美麗を期待していたのでちょっと面喰いましたが.. (^^;;
Antonio Loureiroは単身での来日で、ベース、ドラム、アコーディオンは日本人が担当しているのですが、メンツがメンツでもブラジルの雰囲気からは離れるんじゃないかと危惧する先入観を多少なりとも持っていました。
が、メンツがジャズ界の名手であることとあいまって、ライブの(良い意味での)粗さも功を奏していると思うが、良い感じに盛り上がる演奏になっていて、これは予想外に良い演奏で、ぶったまげました。
芳垣さんのここぞというときのぶちかましは、なんだかんだやっぱりたまらないものがあります。
さらに、6曲目から登場する佐藤芳明さんのアコーディオンが秀逸で、特に最後の曲の後半で聴かせるソロは、鳥肌もんでした。何回聴いてもシビれる。
ということで、ベストはやっぱり Luz Da Terraです。
Antonio Loureiro "In Tokyo"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00M4JDYAI/)
そのAntonio Loureiroが2013年に渋谷でライブをしたのは知ってましたが、ライブには赴かず、忘れかけてたところに、このアルバムのリリース告知を知り、ぶったまげて速攻予約注文を入れた次第であります。
メンツは、単身で来日したAntonio Loureiroに、日本人ジャズメンがサポートしている体制で、芳垣さん鈴木さんのベース、ドラムは南博トリオ、たとえば"Body & Soul"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60753730.html)と同じ面々になります。佐藤芳明さんは、個人的には初聴きです。
Antonio Loureiro(P)、芳垣安洋(Ds)、鈴木正人(B)、佐藤芳明(Accr:)
演奏曲は以下の通り。大半が”So”からの曲で、1曲目は初出の新曲、3曲目が街角クラブ、5曲目は完成したばかりの新曲とのこと。
01. Livre
02. Cabe Na Minha Ciranda
03. Tudo Que Voce Podia Ser
04. Boi
05. Intensidade
06. Pelas Aguas
07. Lindeza
08. Reza
09. Luz Da Terra
冒頭、ピアノだけを伴奏に歌い出すと、おもむろにベースとドラムが絡んでくる。
新曲だけど、Antonio Loureiroを聴き込んでいる耳には、Antonio Loureiroの曲だなぁと思わせるサウンド。
このまま、2、4曲目と、街角クラブを挟んで”SO”からの曲と、お馴染みの曲が続き心地よくも聴き応えのある演奏を楽しませてくれる。
4曲目、オリジナルはギター主体で軽妙に聴かせる演奏だが、こちらはピアノの重厚感ある伴奏に力感あるボーカルを乗せて、重々しく奏でられる。
ここまでは、ベース、ドラムとのトリオで、ピアノと歌を主体にした演奏がされます。
新曲の5曲目は、ピアノだけの伴奏で、歌詞はなく歌というよりボイスパーカッションのような感じで、中間のInterRude的な扱いか。
6曲目から、アコーディオンが加わり、演奏表現の幅が広がった演奏。こちらも”SO”で聴いている名曲揃いで聴き応え充分な後半戦。
そして、アンコール?に、超名曲 Luz Da Terraを聴かせてくれて大団円。
繊細で美しいところが持ち味の1つであるAntonio Loureiroの楽曲だが、声が若干粗めであることと、共演者が煽るがために、アグレッシブな展開になることしばし。
こういうのは、ジャズではライブならではの臨場感を味わえて良い展開だが、ブラジルものでも良いもんであります。
最初に聴いたときは、美麗を期待していたのでちょっと面喰いましたが.. (^^;;
Antonio Loureiroは単身での来日で、ベース、ドラム、アコーディオンは日本人が担当しているのですが、メンツがメンツでもブラジルの雰囲気からは離れるんじゃないかと危惧する先入観を多少なりとも持っていました。
が、メンツがジャズ界の名手であることとあいまって、ライブの(良い意味での)粗さも功を奏していると思うが、良い感じに盛り上がる演奏になっていて、これは予想外に良い演奏で、ぶったまげました。
芳垣さんのここぞというときのぶちかましは、なんだかんだやっぱりたまらないものがあります。
さらに、6曲目から登場する佐藤芳明さんのアコーディオンが秀逸で、特に最後の曲の後半で聴かせるソロは、鳥肌もんでした。何回聴いてもシビれる。
ということで、ベストはやっぱり Luz Da Terraです。
Antonio Loureiro "In Tokyo"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00M4JDYAI/)
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