Tokyo Zawinul Bach - Special "Switchover Gravity"
東京ザヴィヌルバッハの人力スペシャルバンドってのがありまして、初期は新宿Pit Innでのライブ、最近はツアーもしてたでしょうか。
過去に1回(2013/3/20)のライブ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61829154.html)を見に行ってます。
このときが2回目のライブで、この後の3回目、4回目のライブが録音されアルバム化されています。
2014年4月に1stアルバム(下記)が出てまして、これは同じ日の録音からの第2弾アルバムになります。
"ChangeGravity"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00ID6VDE0/)
元になる東京ザヴィヌルバッハ( http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a37357551.html)ってバンドは、元々が坪口昌恭さんが、菊地成孔さん、五十嵐一生さんと演ってたバンドで、Macの”M”って言う自動変奏シーケンスソフトが奏でるリズムを土台に音楽を構築するという、実にエレクトリックでディジタルなバンドでして..。
上記3人で2枚のアルバム(双方2001年)をリリース後、五十嵐さんが脱退したところで、メジャー?(EWEです)に移籍。
(ゲストは入るが)2人で4枚+1(2002,2003,2004,2008+2006)のアルバムをリリース。その後、菊地さんの多忙により?坪口さん1人でのアルバム(2012)をリリースし現在に至ります。
人力での演奏は、この1人になった頃、あるいは、織原良次、石若駿の両氏に出会ってから(正確には織原さんらしい)、スペシャルバンド的にライブを数回(最初は2012/3/1の、坪口昌恭、菊地成孔、五十嵐一生、織原良次、石若駿という布陣。 その後、TZB-3名称で織原良次、石若駿の3人で3回)行って2012/11/28のライブから現メンバーになったようです。(ネタもと:http://tzboguchi.com/)
そのメンツは、若手リズム陣に、類家さんが加わった以下の5人。良いところを揃えていると思います。
坪口昌恭(Key)、類家心平(Tp)、宮嶋洋輔(G)、織原良次(B)、石若駿(Ds)
演奏曲は、Afroditaから1曲、Cool Clusterから2曲、Sweet Metalic、Vogue Africaから各1曲という過去盤からの選曲で全5曲。
01. Pastel Yogurt
02. The Age of Cyber Funk
03. Walking Smartman
04. Cacao Argentum
05. Gondowana Line
冒頭、坪口さんのボコーダーかかったボイスのリズムに、他の楽器が乗っかってくるようなイントロ。
そのリズムをキープしながら、石若さんのタイトかつアグレッシブなドラムが全体を引っ張る。
類家さんの荒れたサウンドが、全体の勢いを増加させる。
2曲目、3曲目はCool Clusterからの曲。この頃の元曲がエレクトリック感強めで個人的には、好きなところなんですが、それを人力でやることでグルーブ感が増しているところが聴きどころでしょう。気持ち良い演奏に酔いしれます。(いや、マジで)
その後はSweet Metalic、Vogue Africaからの曲と続きますが、 Cacao Argentumはベースとギターが形成するリズムの面白さを楽しむ曲。このリズムの上を坪口さんのキーボードが軽やかにソロを奏でるドラムの出番の少ない前半から、後半はドラム、ベースのリズムにトランペットのソロが格好良い。
そして次のGondowana Lineは、ベースとドラムが煽りに煽るリズムと、印象的なテーマが格好良い楽曲。これが17分のとこの盤最長なんですが、これが展開の早さが秀逸で、まったく飽きずに聴かせるところが凄い凄い。
坪口さんのキーボードサウンドに、石若さんのイケイケな煽りドラムもさることながら、 類家さんのエフェクトのかかったトランペットの音色も秀逸で聴き惚れるところですが、やっぱり個人的には宮嶋さんのエレクトリックジャズなグルーヴ感満載のギターサウンドがやっぱり気持ち良い。このバンドに良いサウンドを送り込んでいる筆頭と言って良いと思います。
収録曲は上述の通り5曲なんですが、すべて10分前後(最長17分!!)と長い演奏で、1曲1曲たっぷりと楽しませてもらえますが、これがあまり冗長に感じず、演奏を楽しんでるうちに演奏終了してて10分経過みたいな感じ。
ベストは、2曲目にしておきます。
Tokyo Zawinul Bach - Special "Switchover Gravity"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00MQS1A6M/)
過去に1回(2013/3/20)のライブ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61829154.html)を見に行ってます。
このときが2回目のライブで、この後の3回目、4回目のライブが録音されアルバム化されています。
2014年4月に1stアルバム(下記)が出てまして、これは同じ日の録音からの第2弾アルバムになります。
"ChangeGravity"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00ID6VDE0/)
元になる東京ザヴィヌルバッハ( http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a37357551.html)ってバンドは、元々が坪口昌恭さんが、菊地成孔さん、五十嵐一生さんと演ってたバンドで、Macの”M”って言う自動変奏シーケンスソフトが奏でるリズムを土台に音楽を構築するという、実にエレクトリックでディジタルなバンドでして..。
上記3人で2枚のアルバム(双方2001年)をリリース後、五十嵐さんが脱退したところで、メジャー?(EWEです)に移籍。
(ゲストは入るが)2人で4枚+1(2002,2003,2004,2008+2006)のアルバムをリリース。その後、菊地さんの多忙により?坪口さん1人でのアルバム(2012)をリリースし現在に至ります。
人力での演奏は、この1人になった頃、あるいは、織原良次、石若駿の両氏に出会ってから(正確には織原さんらしい)、スペシャルバンド的にライブを数回(最初は2012/3/1の、坪口昌恭、菊地成孔、五十嵐一生、織原良次、石若駿という布陣。 その後、TZB-3名称で織原良次、石若駿の3人で3回)行って2012/11/28のライブから現メンバーになったようです。(ネタもと:http://tzboguchi.com/)
そのメンツは、若手リズム陣に、類家さんが加わった以下の5人。良いところを揃えていると思います。
坪口昌恭(Key)、類家心平(Tp)、宮嶋洋輔(G)、織原良次(B)、石若駿(Ds)
演奏曲は、Afroditaから1曲、Cool Clusterから2曲、Sweet Metalic、Vogue Africaから各1曲という過去盤からの選曲で全5曲。
01. Pastel Yogurt
02. The Age of Cyber Funk
03. Walking Smartman
04. Cacao Argentum
05. Gondowana Line
冒頭、坪口さんのボコーダーかかったボイスのリズムに、他の楽器が乗っかってくるようなイントロ。
そのリズムをキープしながら、石若さんのタイトかつアグレッシブなドラムが全体を引っ張る。
類家さんの荒れたサウンドが、全体の勢いを増加させる。
2曲目、3曲目はCool Clusterからの曲。この頃の元曲がエレクトリック感強めで個人的には、好きなところなんですが、それを人力でやることでグルーブ感が増しているところが聴きどころでしょう。気持ち良い演奏に酔いしれます。(いや、マジで)
その後はSweet Metalic、Vogue Africaからの曲と続きますが、 Cacao Argentumはベースとギターが形成するリズムの面白さを楽しむ曲。このリズムの上を坪口さんのキーボードが軽やかにソロを奏でるドラムの出番の少ない前半から、後半はドラム、ベースのリズムにトランペットのソロが格好良い。
そして次のGondowana Lineは、ベースとドラムが煽りに煽るリズムと、印象的なテーマが格好良い楽曲。これが17分のとこの盤最長なんですが、これが展開の早さが秀逸で、まったく飽きずに聴かせるところが凄い凄い。
坪口さんのキーボードサウンドに、石若さんのイケイケな煽りドラムもさることながら、 類家さんのエフェクトのかかったトランペットの音色も秀逸で聴き惚れるところですが、やっぱり個人的には宮嶋さんのエレクトリックジャズなグルーヴ感満載のギターサウンドがやっぱり気持ち良い。このバンドに良いサウンドを送り込んでいる筆頭と言って良いと思います。
収録曲は上述の通り5曲なんですが、すべて10分前後(最長17分!!)と長い演奏で、1曲1曲たっぷりと楽しませてもらえますが、これがあまり冗長に感じず、演奏を楽しんでるうちに演奏終了してて10分経過みたいな感じ。
ベストは、2曲目にしておきます。
Tokyo Zawinul Bach - Special "Switchover Gravity"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00MQS1A6M/)
この記事へのコメント