Shinichi Fujii "One Day In November"
藤井進一さんというギタリストのデビューアルバムのようです。
このアルバムは、たしか浅川さんがサイドに入っていて気になって、少し試聴したら良かったから買い込んできたと記憶しています。
本作のリリースは2013年8月のようで、2枚めは・・・まだみたいです。
活動はしっかりしているようです。(http://www.shinichifujii.com/)
メンツは、以下の通り。浅川さん、トオイさんは過去聴いてますが、秋葉正樹さんは...
Shinichi Fujii(G)、Taihei Asakawa(P)、Toi Daisuke(B)、Masaki Akiba(Ds)
Takuji Yamada(As:1,4,6)
演奏曲は以下の8曲。すべて藤井さんのオリジナルのようです。
1 Under City
2 One Day in November
3 Air
4 Dazzle
5 Blindness
6 Neutron Star
7 Iris
8 Faith in Heart
まず曲が、いわゆるComtemporary調なもの、Pat Methenyを彷彿とさせるもの、Fusion臭いもの、美旋律系、メカニカルなもの、という感じでギターで演奏して楽しそうなものが並んでいる印象。
もちろんアルバム構成もしっかり考えられスローな曲も相応に織り込んで緩急使い分けた内容になっています。
基本編成は、ピアノ入りのカルテットなんですが、3曲でサックスが客演します。
で、冒頭1曲目でいきなりサックスが入ってくるんですが、最初からテーマをサックスに譲りコードでのバッキングから入り、最初のソロもサックスと、リーダーが前面に出てこないオープニング。曲のイメージとしてはこれで◎とは思いますが、デビュー作の冒頭なんで、なんで1曲目にしたのかとかいろいろ考えてしまいます。
2曲目では、ギターが前面に出た美旋律の良い演奏がフィーチャされているので、多少派手度は劣るが、こっちを冒頭にしても良かったような..
藤井さんのギターは、もの凄く早いフレーズとかテクニック面で驚かせるようなことはなく、タッチの
しっかりした丁寧な奏法で、音自体も大きく加工はしておらずギターの魅力をしっかり出したスタイル
で、個人的に結構好きなスタイルです。
浅川さんのピアノは、メキシコトリオほど熱くなく、リーダー作ほど流麗でないが、曲にあった温度感で
目立ち過ぎず、埋もれない、絶妙な主要具合で「彩りを添える」という言い方があっているような演奏
している。この辺、さすがの器用さを見せているなぁと感じるところ。
ネット上の本人の文で、"藤井さんの書く曲が好き"というのを読んだ記憶があるが、曲の解釈が
しっかりできているということでしょう。テーマでの藤井さんとのユニゾンも見事で、この辺もお見事って感じです。
ベストは、2曲目ですかねぇ。6曲目も捨て難いんですが..
Shinichi Fujii "One Day In November"(http://www.amazon.co.jp//dp/B00E66W6II/)
このアルバムは、たしか浅川さんがサイドに入っていて気になって、少し試聴したら良かったから買い込んできたと記憶しています。
本作のリリースは2013年8月のようで、2枚めは・・・まだみたいです。
活動はしっかりしているようです。(http://www.shinichifujii.com/)
メンツは、以下の通り。浅川さん、トオイさんは過去聴いてますが、秋葉正樹さんは...
Shinichi Fujii(G)、Taihei Asakawa(P)、Toi Daisuke(B)、Masaki Akiba(Ds)
Takuji Yamada(As:1,4,6)
演奏曲は以下の8曲。すべて藤井さんのオリジナルのようです。
1 Under City
2 One Day in November
3 Air
4 Dazzle
5 Blindness
6 Neutron Star
7 Iris
8 Faith in Heart
まず曲が、いわゆるComtemporary調なもの、Pat Methenyを彷彿とさせるもの、Fusion臭いもの、美旋律系、メカニカルなもの、という感じでギターで演奏して楽しそうなものが並んでいる印象。
もちろんアルバム構成もしっかり考えられスローな曲も相応に織り込んで緩急使い分けた内容になっています。
基本編成は、ピアノ入りのカルテットなんですが、3曲でサックスが客演します。
で、冒頭1曲目でいきなりサックスが入ってくるんですが、最初からテーマをサックスに譲りコードでのバッキングから入り、最初のソロもサックスと、リーダーが前面に出てこないオープニング。曲のイメージとしてはこれで◎とは思いますが、デビュー作の冒頭なんで、なんで1曲目にしたのかとかいろいろ考えてしまいます。
2曲目では、ギターが前面に出た美旋律の良い演奏がフィーチャされているので、多少派手度は劣るが、こっちを冒頭にしても良かったような..
藤井さんのギターは、もの凄く早いフレーズとかテクニック面で驚かせるようなことはなく、タッチの
しっかりした丁寧な奏法で、音自体も大きく加工はしておらずギターの魅力をしっかり出したスタイル
で、個人的に結構好きなスタイルです。
浅川さんのピアノは、メキシコトリオほど熱くなく、リーダー作ほど流麗でないが、曲にあった温度感で
目立ち過ぎず、埋もれない、絶妙な主要具合で「彩りを添える」という言い方があっているような演奏
している。この辺、さすがの器用さを見せているなぁと感じるところ。
ネット上の本人の文で、"藤井さんの書く曲が好き"というのを読んだ記憶があるが、曲の解釈が
しっかりできているということでしょう。テーマでの藤井さんとのユニゾンも見事で、この辺もお見事って感じです。
ベストは、2曲目ですかねぇ。6曲目も捨て難いんですが..
Shinichi Fujii "One Day In November"(http://www.amazon.co.jp//dp/B00E66W6II/)
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