Jeremy Pelt "Tales Musing & Other Reveries"
Jeremy Pelt も出たら買いしていて、過去作見ると毎年春先にリーダー作をコンスタントにリリースしています。律義なもんです。という前口上は、前作と同じ。
"Face Forward, Jeremy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62476876.html)
"Water & Earth"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61795504.html)
"Soul"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61170001.html)
メンツは2013年までのJ.D.Allen、Danny Grissetを擁したレギュラーグループは解散しているようで前作は大所帯、今作は1ホーン、2ドラムの5人編成。という変遷をしてきています。
これがこれからのレギュラーグループになるのかもしれません。
Simona Premazziはリーダー作"Looking For An Exit"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57042598.html)を聴いてます。Ben Allisonも2枚のリーダー作"Little Things Run The World"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52964469.html)、"Think Free"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59029629.html)を過去に聴いてます。ドラムの2人は言うに及ばず。
Jeremy Pelt(Tp)、Simona Premazzi(P)、Ben Allison(B)、Billy Drummond(Ds:right)、Victor Lewis(Ds:left)
演奏曲は、オリジナルが5曲に、Clifford Jordanの1曲目、Wayne Shorterの2曲目ともう1曲という構成。
01. Glass Bead Games
02. Vonetta
03. Harlem Thoroughfare
04. Everything You Can Imagine is Real
05. Ruminations on Eric Garner
06. I Only Miss Her When I Think of Her
07. Nephthys
08. The Old Soul of the Modern Day Wayfarer
2ドラムによるサウンドの洪水を切り裂くように、ピアノによる低音がドドドッと鳴り響き、そこにJeremy Peltが朗々としたトランペットが重ねられるというオープニング。
4ビート基調の熱い演奏が繰り広げられる。ここでは2ドラムによる怒涛のビートが底辺をがっつりと支えることによるヘヴィなリズムが印象的な曲。このインパクトはでかいです。
2曲目が、スローテンポな楽曲で、しっとりとした曲に、Simona PremazziのリリカルなピアノとJeremy Peltの気を張ったようなトランペットが映える演奏。このしっとりとした中にもしっかりとキメがあったりして、演出もしっかりしている。でもってスローな曲の2ドラムってのも、なかなか珍しいと3曲目、4曲目と雰囲気は異なるが、ちょっとだけシリアスな雰囲気を感じさせる曲が続き、5曲目は、"Eric Garner事件の反芻"(ja.wikipedia.org/wiki/エリック・ガーナー窒息死事件)みたいなタイトルになるようだが、前半は2ドラムとトランペットだけでのガッツリとした即興演奏。怒りを表しているんだろうなとそこはかとなく感じられる。後半でピアノが入ってきて追悼のような雰囲気になってフェードアウトで終了。
後半6曲めバラード、7曲目8/6拍子のミディアムテンポ、8曲目は淡々とした4ビートにのる訥々としたメロディで、これは**(完全失念)に似た曲。そう言う意味では、2曲目もBlue in Greenを彷彿とさせる曲ではありますが..。
ベストは1曲目のインパクトも相当なものがありますが7曲目ですかねぇ。
Jeremy Pelt "Tales Musing & Other Reveries"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00QNUF1JQ/)
"Face Forward, Jeremy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62476876.html)
"Water & Earth"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61795504.html)
"Soul"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61170001.html)
メンツは2013年までのJ.D.Allen、Danny Grissetを擁したレギュラーグループは解散しているようで前作は大所帯、今作は1ホーン、2ドラムの5人編成。という変遷をしてきています。
これがこれからのレギュラーグループになるのかもしれません。
Simona Premazziはリーダー作"Looking For An Exit"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57042598.html)を聴いてます。Ben Allisonも2枚のリーダー作"Little Things Run The World"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52964469.html)、"Think Free"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59029629.html)を過去に聴いてます。ドラムの2人は言うに及ばず。
Jeremy Pelt(Tp)、Simona Premazzi(P)、Ben Allison(B)、Billy Drummond(Ds:right)、Victor Lewis(Ds:left)
演奏曲は、オリジナルが5曲に、Clifford Jordanの1曲目、Wayne Shorterの2曲目ともう1曲という構成。
01. Glass Bead Games
02. Vonetta
03. Harlem Thoroughfare
04. Everything You Can Imagine is Real
05. Ruminations on Eric Garner
06. I Only Miss Her When I Think of Her
07. Nephthys
08. The Old Soul of the Modern Day Wayfarer
2ドラムによるサウンドの洪水を切り裂くように、ピアノによる低音がドドドッと鳴り響き、そこにJeremy Peltが朗々としたトランペットが重ねられるというオープニング。
4ビート基調の熱い演奏が繰り広げられる。ここでは2ドラムによる怒涛のビートが底辺をがっつりと支えることによるヘヴィなリズムが印象的な曲。このインパクトはでかいです。
2曲目が、スローテンポな楽曲で、しっとりとした曲に、Simona PremazziのリリカルなピアノとJeremy Peltの気を張ったようなトランペットが映える演奏。このしっとりとした中にもしっかりとキメがあったりして、演出もしっかりしている。でもってスローな曲の2ドラムってのも、なかなか珍しいと3曲目、4曲目と雰囲気は異なるが、ちょっとだけシリアスな雰囲気を感じさせる曲が続き、5曲目は、"Eric Garner事件の反芻"(ja.wikipedia.org/wiki/エリック・ガーナー窒息死事件)みたいなタイトルになるようだが、前半は2ドラムとトランペットだけでのガッツリとした即興演奏。怒りを表しているんだろうなとそこはかとなく感じられる。後半でピアノが入ってきて追悼のような雰囲気になってフェードアウトで終了。
後半6曲めバラード、7曲目8/6拍子のミディアムテンポ、8曲目は淡々とした4ビートにのる訥々としたメロディで、これは**(完全失念)に似た曲。そう言う意味では、2曲目もBlue in Greenを彷彿とさせる曲ではありますが..。
ベストは1曲目のインパクトも相当なものがありますが7曲目ですかねぇ。
Jeremy Pelt "Tales Musing & Other Reveries"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00QNUF1JQ/)
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