Zhenya Strigalev "Robbin Goodie"
Zhenya Strigalevはロシア系のサックス奏者らしいですがこれまで未聴。過去に1枚リーダーアルバムが出ているようで、それが"Smiling Organizm Vol.1"と言うタイトルだが、Vol.2はまだ出ていないよう。
ジャケの背表紙にジャケタイトルが書いてあって、それが「Smiling Organizm's Smiling Organizm - 'Robbin Goodie'」となっていて"Smiling Organizm"がバンド名のようだが、この盤との共通メンバーはリズムの3人だけ(Tim Lefebvre、Larry Grenadier、Eric Harland)でした。でもこの3人を擁したバンドを作ったってだけでも大したもんだと言ってしまいましょう。
この盤は、通販サイトを漁っていて見つけたので、上記経緯はこの文章を書いているときに見つけた内容です。
というメンツは以下の通り。Ambrose Akinmusireを筆頭に良いメンツです。
Zhenya Strigalev(As)、Ambrose Akinmusire(Tp)、Taylor Eigsti(P)、Tim Lefebvre(B)、Larry Grenadier(B)、Eric Harland(Ds)
演奏曲はすべてZhenya Strigalevのオリジナル。
01. KUKU
02. Horizontal Appreciation
03. Sharp Night
04. Pinch
05. Unlimited Source of Pleasure
06. Stake
07. Robin Goodie
08. Lorton
09. Personal Opinion
10. Urgent Ballad
11. Renduta
曲構成としては、2曲目、4曲目、8曲目、9曲目に代表されるようなどちらかのベースが比較的長め(4小節分くらい?)のパターンでリズムを延々奏で続けそれを土台にして、もう一方のベースとピアノの彩り添えと、2管によるテーマが乗っかる曲構成の印象が強い。もちろん3曲目5曲目のように普通に4ビートの曲も混じっているが..
長めのリズムパターンを基とした曲構成というと、昨今のブラックミュージック的なものを想起させるが全体の印象としては、良い意味で古臭く従来からのジャズ色が濃厚には仕上がっている。
Zhenya Strigalevは、6曲目でAmbrose Akinmusireとバトルをしていたりするが、全体にはテーマとソロと、あまりでしゃばらない。
あまり綺麗な音色を出すタイプではなく、ちょっとウネウネしたフレーズとともに、個人的にはあまり好きなタイプではないですかねぇ。なんで、出しゃばり過ぎて無い分、アルバムの評価は良いと。。(笑)
Ambrose Akinmusireは、ここでも良い演奏をしていて、テーマこそ2管の1つに埋め込まれるが、ソロになるとこれでもかとアグレッシブな演奏を繰り広げる。
Taylor Eigstiは、全体的にはあまり前面に出てこないが、ここぞというソロとかリフとか、上手いなぁと思わせるようなフレーズを差し挟み存在感を主張している。最近ではGretchen Parlato "Live in NYC"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62268066.html)でも印象的なピアノを弾いていました。
そして2ベースですが、3曲目の高速4ビートでのLarry Grenadierとか、7曲目でのTim Lefebvreの流暢なとか、ベースをフィーチャしていると感じられるくらい、いろいろと多彩な演奏を楽しませてくれます。
Tim Lefebvreがエレベ、Larry Grenadierがアコベですが、贅沢な使い方です。この両者を同時起用している場面も多めで、曲毎に入れ替えてもいるが、両者起用が良い効果を出していると感じられる。
そして、Eric Harland。たいがい叩きまくっているが、ここぞというときにさらにテンションを上げた演奏を繰り広げていて、ドラム好きにはたまらないところだと思います。
ベストは11曲目ですかねぇ。良い感じにテンションの高い演奏がとても気持ち良い。
(http://www.amazon.co.jp/dp/B00QBHWC9I/)Zhenya Strigalev "Robbin Goodie"
ジャケの背表紙にジャケタイトルが書いてあって、それが「Smiling Organizm's Smiling Organizm - 'Robbin Goodie'」となっていて"Smiling Organizm"がバンド名のようだが、この盤との共通メンバーはリズムの3人だけ(Tim Lefebvre、Larry Grenadier、Eric Harland)でした。でもこの3人を擁したバンドを作ったってだけでも大したもんだと言ってしまいましょう。
この盤は、通販サイトを漁っていて見つけたので、上記経緯はこの文章を書いているときに見つけた内容です。
というメンツは以下の通り。Ambrose Akinmusireを筆頭に良いメンツです。
Zhenya Strigalev(As)、Ambrose Akinmusire(Tp)、Taylor Eigsti(P)、Tim Lefebvre(B)、Larry Grenadier(B)、Eric Harland(Ds)
演奏曲はすべてZhenya Strigalevのオリジナル。
01. KUKU
02. Horizontal Appreciation
03. Sharp Night
04. Pinch
05. Unlimited Source of Pleasure
06. Stake
07. Robin Goodie
08. Lorton
09. Personal Opinion
10. Urgent Ballad
11. Renduta
曲構成としては、2曲目、4曲目、8曲目、9曲目に代表されるようなどちらかのベースが比較的長め(4小節分くらい?)のパターンでリズムを延々奏で続けそれを土台にして、もう一方のベースとピアノの彩り添えと、2管によるテーマが乗っかる曲構成の印象が強い。もちろん3曲目5曲目のように普通に4ビートの曲も混じっているが..
長めのリズムパターンを基とした曲構成というと、昨今のブラックミュージック的なものを想起させるが全体の印象としては、良い意味で古臭く従来からのジャズ色が濃厚には仕上がっている。
Zhenya Strigalevは、6曲目でAmbrose Akinmusireとバトルをしていたりするが、全体にはテーマとソロと、あまりでしゃばらない。
あまり綺麗な音色を出すタイプではなく、ちょっとウネウネしたフレーズとともに、個人的にはあまり好きなタイプではないですかねぇ。なんで、出しゃばり過ぎて無い分、アルバムの評価は良いと。。(笑)
Ambrose Akinmusireは、ここでも良い演奏をしていて、テーマこそ2管の1つに埋め込まれるが、ソロになるとこれでもかとアグレッシブな演奏を繰り広げる。
Taylor Eigstiは、全体的にはあまり前面に出てこないが、ここぞというソロとかリフとか、上手いなぁと思わせるようなフレーズを差し挟み存在感を主張している。最近ではGretchen Parlato "Live in NYC"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62268066.html)でも印象的なピアノを弾いていました。
そして2ベースですが、3曲目の高速4ビートでのLarry Grenadierとか、7曲目でのTim Lefebvreの流暢なとか、ベースをフィーチャしていると感じられるくらい、いろいろと多彩な演奏を楽しませてくれます。
Tim Lefebvreがエレベ、Larry Grenadierがアコベですが、贅沢な使い方です。この両者を同時起用している場面も多めで、曲毎に入れ替えてもいるが、両者起用が良い効果を出していると感じられる。
そして、Eric Harland。たいがい叩きまくっているが、ここぞというときにさらにテンションを上げた演奏を繰り広げていて、ドラム好きにはたまらないところだと思います。
ベストは11曲目ですかねぇ。良い感じにテンションの高い演奏がとても気持ち良い。
(http://www.amazon.co.jp/dp/B00QBHWC9I/)Zhenya Strigalev "Robbin Goodie"
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