Matija Dedic "Sentiana"
Matija Dedicのリーダー作は、過去にKendrick Scott、Vicente Archerとのトリオを聴いていますが、これは個人的にはあまり高評価になっていない文章を書いています。。
"Md In Nyc"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60343033.html)
が、本作はAntonio Sanchez、Scott Colleyというメンツ見て買わないわけにはいきませんでした。
このリズム隊を擁したトリオというと、Enrico Pieranunziの最近のトリオが有名ですが、このトリオに触発されての起用ってこことなんでしょうかね、
ちなみにEnrico Pieranunziの近作は
"Stories"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62691266.html)
このアルバムの存在は発売から相応の期間経過してから某店の情報に出て来てて存在を知ったのですが、ただ購入は,前出の店でなく在庫なしの店で、もの凄く待つつもり(入手できないことも視野)で、発注しておいたのですが、予想以上に早く入荷してくれたので、早々に入手できています。
演奏は、2012年録音のトリオに、2013年録音のソロを織り交ぜてあるようです。
ということで、メンツは以下の3人。
Matija Dedic(P)、Antonio Sanchez(Ds)、Scott Colley(B)
演奏曲は、4曲目以外はオリジナルのようです。
01. Sentiana
02. Plan B
03. Coutlett
04. Green Dolphin Street
05. Deep
06. Stella By Skylark
07. Freerony
08. Uncle M
09. 6 Umbrellas
10. Bremen
11. Helia
概ね、ピアノトリオの演奏とソロピアノの演奏が交互に出てくるような曲順構成。
特にフリー、アバンギャルドな演奏に持ち込むとか、アクロバチックにアウトするとか、過激なアプローチをすること無く、ころころと粒立ちの良い音色で、正統なフレーズを基本にきっちり弾き倒していくスタイルは、清々しさをも感じさせる。
トリオでは、音楽性豊かな、Scott Colleyのベースと、Antonio Sanchezのドラムに、後押しされてしなやかでありながらも、ノリ良くリリカルな演奏を繰り広げてます。
ソロのほうがもう少しダイナミックで迫力ある演奏を楽しませてくれてるかな。
いくつかの曲では、しっかりとしたエンディング作法をとらず、なんと無く終わるような処理をしていて、ふと気づくと次の曲になっているようなこともしばしばだがこれが音楽の連続性としては良いほうに作用していると感じられる。
全般的に、トリオよりソロのほうが良い演奏していると感じられるが、本作の真骨頂はトリオにあるのは自明で、ベストはトリオでの演奏からってことで10曲めでしょう
何れにしても、前作に比してオーソドクスにまっとうな演奏をしている本作のほうが、個人的には好感触でありました。
Matija Dedic "Sentiana"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00J0NF6C0/)
"Md In Nyc"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60343033.html)
が、本作はAntonio Sanchez、Scott Colleyというメンツ見て買わないわけにはいきませんでした。
このリズム隊を擁したトリオというと、Enrico Pieranunziの最近のトリオが有名ですが、このトリオに触発されての起用ってこことなんでしょうかね、
ちなみにEnrico Pieranunziの近作は
"Stories"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62691266.html)
このアルバムの存在は発売から相応の期間経過してから某店の情報に出て来てて存在を知ったのですが、ただ購入は,前出の店でなく在庫なしの店で、もの凄く待つつもり(入手できないことも視野)で、発注しておいたのですが、予想以上に早く入荷してくれたので、早々に入手できています。
演奏は、2012年録音のトリオに、2013年録音のソロを織り交ぜてあるようです。
ということで、メンツは以下の3人。
Matija Dedic(P)、Antonio Sanchez(Ds)、Scott Colley(B)
演奏曲は、4曲目以外はオリジナルのようです。
01. Sentiana
02. Plan B
03. Coutlett
04. Green Dolphin Street
05. Deep
06. Stella By Skylark
07. Freerony
08. Uncle M
09. 6 Umbrellas
10. Bremen
11. Helia
概ね、ピアノトリオの演奏とソロピアノの演奏が交互に出てくるような曲順構成。
特にフリー、アバンギャルドな演奏に持ち込むとか、アクロバチックにアウトするとか、過激なアプローチをすること無く、ころころと粒立ちの良い音色で、正統なフレーズを基本にきっちり弾き倒していくスタイルは、清々しさをも感じさせる。
トリオでは、音楽性豊かな、Scott Colleyのベースと、Antonio Sanchezのドラムに、後押しされてしなやかでありながらも、ノリ良くリリカルな演奏を繰り広げてます。
ソロのほうがもう少しダイナミックで迫力ある演奏を楽しませてくれてるかな。
いくつかの曲では、しっかりとしたエンディング作法をとらず、なんと無く終わるような処理をしていて、ふと気づくと次の曲になっているようなこともしばしばだがこれが音楽の連続性としては良いほうに作用していると感じられる。
全般的に、トリオよりソロのほうが良い演奏していると感じられるが、本作の真骨頂はトリオにあるのは自明で、ベストはトリオでの演奏からってことで10曲めでしょう
何れにしても、前作に比してオーソドクスにまっとうな演奏をしている本作のほうが、個人的には好感触でありました。
Matija Dedic "Sentiana"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00J0NF6C0/)
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