Francesco Cafiso "3" Disk1
Francesco Cafisoの2015年の新作は3枚組でのリリースです。(今週は3日間1枚ずつ紹介の予定)
2001年の”Very Early”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62003022.html)がデビュー盤でこの時の一番古い演奏が11歳の時と、もの凄く早熟の天才として世に出てまして、これまで日本でもの凄く話題にあることは少ないですが、また全部が日本で紹介もされてなさそうですが、コンスタントにアルバムはリリースされて
いるので、欧州では相応に人気があると思ってます。
個人的ななれそめは、naryさんが"New York Lullaby"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a19968033.html)を絶賛していたのを見て、思わず買い込んできたところから。
その後、自blog見ると"Travel Dialogues"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62711583.html)まで上記初期作を買ってるのも含めて、10枚のアルバムを紹介しています。。そんでもって、2011年のベストに "Moody'n"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61042286.html)を選ぶくらいに、その全部のアルバムで驚嘆するくらいに満足度の高い演奏を聴かせてもらってます。
なんで、この3枚組のリリースを知った時も、ほぼ\5,000という高値でしたが速攻リアル店に買いに走りました。
で、この文章を書いてる時点で、どこも在庫なし。(思い立ったが吉日、すぐ走って正解でした)
Disc1のメンツは個人的に一番ソソられる面々で以下の通り。Linda Oh、Marcus Gilmoreと精鋭を揃えてきてます。これに、ロンドン交響楽団が入ります。Disk2はイタリア人だらけの3管+オーケストラ。Disk3はワンホーンカルテットという編成。
Francesco Cafiso(As)、mauro schiavone(P)、linda oh(B)、marcus gilmore(Ds)、alex acuna(Per)
london shymphony orchestra
演奏曲は以下の通り
Disc 1
1. In front of a wall/Possibilities ? Part I
2. Ingegno
3. Enigmatic night
4. Contemplation
5. Possibilities ? Part II
6. Not white anymore
7. Painting the wall
8. Drafts
9. The wall I painted
Disk1は、オーケストラによる、壮大なアンサンブルを、フィーチャーしたもの。
基本構成としては、ベース、ドラム、オーケストラによる演奏が土台としてあって、そこに即興的演奏のサックスが入ってくると言うパターンが多いかな。
曲調はバロックぽさを彷彿とさせてたりラテン調だったり、ダイナミックな展開だったり優雅な雰囲気を感じさせたりと様々で、そこに現代音楽的フレーバーを加味して情景を想起するような雰囲気を持ったもの。
全体の雰囲気は一貫性があるようには作られている。
アレンジもMaria Schneiderほどではないにしてもかなり秀逸に作り込んでいて、この完成度の高さが聴き応えに繋がっているんでしょう。
オーケストラの音色はあまり刺々しさを感じない丸みを感じさせるもので、そこにFrancesco Cafisoのサックスが刺激的に入り込んできてて、サックスの音色が全体から若干浮き気味なイメージもあるが、この対比がなかなか心地良い。
そのFrancesco Cafisoのサックスは、これまでのアルバムより凄みが出てきている印象でこの迫力がオーケストラサウンドとしっかり対峙し張り合えているのも、このアルバムの聴き処ではあると思う。
ドラムがmarcus gilmoreのクレジットだが、あまりmarcus gilmoreらしいドラム大開陳て感じでもなく、またベースがLinda Ohだがこれもちょっともったいないかなぁってくらい露出は限られていますかねぇ
オーケストラを入れて、全体のサウンドバランス的には、こんなもんなんでしょうね
ベストは8曲めです。 そして2枚目に続く。
Francesco Cafiso "3" Disk1(http://diskunion.net/jazz/ct/detail/XAT-1245634587)
2001年の”Very Early”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62003022.html)がデビュー盤でこの時の一番古い演奏が11歳の時と、もの凄く早熟の天才として世に出てまして、これまで日本でもの凄く話題にあることは少ないですが、また全部が日本で紹介もされてなさそうですが、コンスタントにアルバムはリリースされて
いるので、欧州では相応に人気があると思ってます。
個人的ななれそめは、naryさんが"New York Lullaby"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a19968033.html)を絶賛していたのを見て、思わず買い込んできたところから。
その後、自blog見ると"Travel Dialogues"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62711583.html)まで上記初期作を買ってるのも含めて、10枚のアルバムを紹介しています。。そんでもって、2011年のベストに "Moody'n"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61042286.html)を選ぶくらいに、その全部のアルバムで驚嘆するくらいに満足度の高い演奏を聴かせてもらってます。
なんで、この3枚組のリリースを知った時も、ほぼ\5,000という高値でしたが速攻リアル店に買いに走りました。
で、この文章を書いてる時点で、どこも在庫なし。(思い立ったが吉日、すぐ走って正解でした)
Disc1のメンツは個人的に一番ソソられる面々で以下の通り。Linda Oh、Marcus Gilmoreと精鋭を揃えてきてます。これに、ロンドン交響楽団が入ります。Disk2はイタリア人だらけの3管+オーケストラ。Disk3はワンホーンカルテットという編成。
Francesco Cafiso(As)、mauro schiavone(P)、linda oh(B)、marcus gilmore(Ds)、alex acuna(Per)
london shymphony orchestra
演奏曲は以下の通り
Disc 1
1. In front of a wall/Possibilities ? Part I
2. Ingegno
3. Enigmatic night
4. Contemplation
5. Possibilities ? Part II
6. Not white anymore
7. Painting the wall
8. Drafts
9. The wall I painted
Disk1は、オーケストラによる、壮大なアンサンブルを、フィーチャーしたもの。
基本構成としては、ベース、ドラム、オーケストラによる演奏が土台としてあって、そこに即興的演奏のサックスが入ってくると言うパターンが多いかな。
曲調はバロックぽさを彷彿とさせてたりラテン調だったり、ダイナミックな展開だったり優雅な雰囲気を感じさせたりと様々で、そこに現代音楽的フレーバーを加味して情景を想起するような雰囲気を持ったもの。
全体の雰囲気は一貫性があるようには作られている。
アレンジもMaria Schneiderほどではないにしてもかなり秀逸に作り込んでいて、この完成度の高さが聴き応えに繋がっているんでしょう。
オーケストラの音色はあまり刺々しさを感じない丸みを感じさせるもので、そこにFrancesco Cafisoのサックスが刺激的に入り込んできてて、サックスの音色が全体から若干浮き気味なイメージもあるが、この対比がなかなか心地良い。
そのFrancesco Cafisoのサックスは、これまでのアルバムより凄みが出てきている印象でこの迫力がオーケストラサウンドとしっかり対峙し張り合えているのも、このアルバムの聴き処ではあると思う。
ドラムがmarcus gilmoreのクレジットだが、あまりmarcus gilmoreらしいドラム大開陳て感じでもなく、またベースがLinda Ohだがこれもちょっともったいないかなぁってくらい露出は限られていますかねぇ
オーケストラを入れて、全体のサウンドバランス的には、こんなもんなんでしょうね
ベストは8曲めです。 そして2枚目に続く。
Francesco Cafiso "3" Disk1(http://diskunion.net/jazz/ct/detail/XAT-1245634587)
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