Francesco Cafiso "3" Disc2
Francesco Cafisoの2015年の新作は3枚組でのリリースです。(今週は3日間1枚ずつ紹介の予定)
2001年の”Very Early”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62003022.html)から、前作の"Travel Dialogues"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62711583.html)まで、Venus Recordsでリリースしていた盤を除くと、国内での販売が少なかったり無かったり、高かったりだったんで、全部買いはできてませんが自blogで10枚紹介しています。
10枚分リリース順に並べると以下の通り。
”Very Early”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62003022.html)
"Concerto For Michel Petrucciani"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61302712.html)
"NEW YORK LULLABY"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a19968033.html)
"Happy Time"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a36536557.html)
"Seven Steps To Heaven"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a38265293.html)
"Portrait In Black And White"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60183839.html)
"Angelica"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58472111.html)
"4 Out"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60142875.html)
"Moody'n"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61042286.html)
"Travel Dialogues"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62711583.html)
なんで、この3枚組のリリースを知った時も、ほぼ\5,000という高値でしたが速攻リアル店に買いに走りました。
で、この文章を書いてる時点で、どこも在庫なし。(思い立ったが吉日、すぐ走って正解でした)
Disk2は、イタリア人ぽい名前の6人を擁した3管に、ロンドン交響楽団が入る構成。
ギターのFrancesco Buzzurroがゲスト扱いなので、著名人なのかもしれません。
Francesco Cafiso(As)、giovanni amato(Flh)、humberto amesquita(Tb)、mauro schiavone(P)、giuseppe bassi(B)、roberto pistolesi(Ds)
Francesco Buzzurro(G)
orchestra
演奏曲は以下の通り
Disk2
1. La banda
2. Sicilia
3. Preludio alla banda I
4. Dominaciones
5. Nocturne
6. Mons Gibel
7. Sciilia
8. La banda
9. La festa
10. Scenario
11. Preludio alla banda II
12. Sicilia
1曲目は2分弱のサックスソロから始まるバラード調の曲。のっけから、なかなか味のある演奏で沁みます。
2曲目から本編で、ラテン調のサウンドでちょっとムード歌謡をも彷彿とさせるような曲。
Francesco Cafisoのサックスソロもちょっとしっとり感を感じさせつつ、だけど瞬間的に林栄一さんばりの高音フリートーンを挟んだりして快調なソロを聴かせます。 続いて、Flh、Tbとソロが続く進行としてはオーソドクスな曲。
3曲目は、ギターがイントロを奏でる、これはスペインな雰囲気(も、大意ではラテン?)が入ってるような曲調。
・・・・
と言う感じに、大意でのラテンな雰囲気の曲が並ぶアルバムで、全般にちょっとゆったりめのテンポでしっとりめの曲が多め。
すべての曲ですべての人が入っているわけではなさそうで、中編成のコンボでの演奏が多め。オーケストラが前面的にフィーチャされる曲は限られてます。
オーケストラというより弦楽器に耳が惹かれる箇所があるって程度の起用具合。
disk3はオーケストラなしのはず(まだしっかり聴いてない)なので、盤が進むほどにオーケストラの頻度を落とす構成なんですかね。
そして、そもそもが3管編成と所帯が大きいので、Francesco Cafisoの出番もあまり多くなく、Francesco Cafisoの演奏を堪能しようとするとちょっともの足りない部分もあるかなぁ。
ラテン調のある意味ゴージャスなサウンドが好みならなかなか楽しめる内容にはなっていると思うが、しかし多彩なサウンドを多彩な表現でもって出してくるのには、ただただ唸らされます。
ベストは、唯一明るい調子で奏でられる8曲め。 そして3枚めに続く。
Francesco Cafiso "3" Disc2(http://diskunion.net/jazz/ct/detail/XAT-1245634587)
2001年の”Very Early”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62003022.html)から、前作の"Travel Dialogues"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62711583.html)まで、Venus Recordsでリリースしていた盤を除くと、国内での販売が少なかったり無かったり、高かったりだったんで、全部買いはできてませんが自blogで10枚紹介しています。
10枚分リリース順に並べると以下の通り。
”Very Early”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62003022.html)
"Concerto For Michel Petrucciani"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61302712.html)
"NEW YORK LULLABY"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a19968033.html)
"Happy Time"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a36536557.html)
"Seven Steps To Heaven"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a38265293.html)
"Portrait In Black And White"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60183839.html)
"Angelica"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58472111.html)
"4 Out"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60142875.html)
"Moody'n"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61042286.html)
"Travel Dialogues"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62711583.html)
なんで、この3枚組のリリースを知った時も、ほぼ\5,000という高値でしたが速攻リアル店に買いに走りました。
で、この文章を書いてる時点で、どこも在庫なし。(思い立ったが吉日、すぐ走って正解でした)
Disk2は、イタリア人ぽい名前の6人を擁した3管に、ロンドン交響楽団が入る構成。
ギターのFrancesco Buzzurroがゲスト扱いなので、著名人なのかもしれません。
Francesco Cafiso(As)、giovanni amato(Flh)、humberto amesquita(Tb)、mauro schiavone(P)、giuseppe bassi(B)、roberto pistolesi(Ds)
Francesco Buzzurro(G)
orchestra
演奏曲は以下の通り
Disk2
1. La banda
2. Sicilia
3. Preludio alla banda I
4. Dominaciones
5. Nocturne
6. Mons Gibel
7. Sciilia
8. La banda
9. La festa
10. Scenario
11. Preludio alla banda II
12. Sicilia
1曲目は2分弱のサックスソロから始まるバラード調の曲。のっけから、なかなか味のある演奏で沁みます。
2曲目から本編で、ラテン調のサウンドでちょっとムード歌謡をも彷彿とさせるような曲。
Francesco Cafisoのサックスソロもちょっとしっとり感を感じさせつつ、だけど瞬間的に林栄一さんばりの高音フリートーンを挟んだりして快調なソロを聴かせます。 続いて、Flh、Tbとソロが続く進行としてはオーソドクスな曲。
3曲目は、ギターがイントロを奏でる、これはスペインな雰囲気(も、大意ではラテン?)が入ってるような曲調。
・・・・
と言う感じに、大意でのラテンな雰囲気の曲が並ぶアルバムで、全般にちょっとゆったりめのテンポでしっとりめの曲が多め。
すべての曲ですべての人が入っているわけではなさそうで、中編成のコンボでの演奏が多め。オーケストラが前面的にフィーチャされる曲は限られてます。
オーケストラというより弦楽器に耳が惹かれる箇所があるって程度の起用具合。
disk3はオーケストラなしのはず(まだしっかり聴いてない)なので、盤が進むほどにオーケストラの頻度を落とす構成なんですかね。
そして、そもそもが3管編成と所帯が大きいので、Francesco Cafisoの出番もあまり多くなく、Francesco Cafisoの演奏を堪能しようとするとちょっともの足りない部分もあるかなぁ。
ラテン調のある意味ゴージャスなサウンドが好みならなかなか楽しめる内容にはなっていると思うが、しかし多彩なサウンドを多彩な表現でもって出してくるのには、ただただ唸らされます。
ベストは、唯一明るい調子で奏でられる8曲め。 そして3枚めに続く。
Francesco Cafiso "3" Disc2(http://diskunion.net/jazz/ct/detail/XAT-1245634587)
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