E.J.Strickland "The Undying Spirit"
E.J.Stricklandの久々のリーダー作です。
前作は、2009年の"In This Day"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57940361.html)なので実に6年ぶり。
その後、Luis Perdomoの"Universal Mind"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61348347.html)、Jaleel Shawの"Soundtrack of Things to Come"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62146151.html)とかで演奏は聴いていましたが、約1年前にMarcus Stricklandバンドで、Linda Ohと来日してライブをしているのを見ております。(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62516083.html)
本作ですが残念ながらデリバリはあまり広くなく自分はcdbabyから取り寄せています。
今回は、いみじくも上記記載の面々取り揃えの下記面々。これだけで鳥肌もんです。
E.J.Strickland(Ds)、Jaleel Shaw(As)、Marcus Strickland(Ts)、Luis Perdomo(P)、Linda Oh(B)
演奏曲は、E.J.Stricklandのオリジナル9曲に、Cedar Walton1曲で全部で10曲。
01 Ride
02 For My Home Folks
03 Transcendence
04 Ballad for All Mankind
05 Hindsight
06 Bomba for Leel and Max
07 Midnight's Clearing
08 A Dance for Mojo's Return
09 Tune for S.C.
10 Impromptivity
E.J.Stricklandの、しなやかで表現力豊かなドラムが、まず一つめの聴き処。
普通にリズムを刻むだけのような場面はほぼ皆無で、ワンフレーズ毎にパターンを変えるようなドラミングは、聴いてて全然飽きない。次の展開を楽しみに聴き続けちゃうようなイメージ。
実際、たたきまくりで、音数も多めとは思うが、しなやかなサウンドはあまりうるささを感じさせない。
さすがにリーダーなので、ピアノ、サックスに単調なフレーズを弾かせたところに、がっつりのソロをを繰り広げる場面が何度かあるが、かなり燃えます。
その多彩なフレーズのドラムに鼓舞されながらのLuis Perdomoのピアソロが、もう一つの聴き処。
あまりガツガツした音色ではなく、凝ったコードやトリッキーなフレーズってわけでもないが、聴き処をしっかり抑えた磐石なサウンド。
地に足のついたような安心感のあると言うと言い過ぎか。
Jaleel ShawとMarcus Stricklandのフロント2管の、テーマでのアンサンブルから、両者のソロと掛け合いも素晴らしく…。
でも、良い意味でドラムの引き立て役って感も無きにしも非ず。
そして、linda oh。この盤では、あまり前面には出てくる頻度は高くないがツボを抑えた良いベースを弾いてます。
全体にドラムが主役で、聴き処の多くがドラムサウンドであることは間違いない(し、充分満足できる)が、ドラムソロだけの曲はないし、全て2管のクインテットでの演奏を前提としたものなので、音楽的にも、不満は、特に感じない。
ベストは、9曲めでしょう。
E.J.Strickland "The Undying Spirit"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00T5FFH86/)
前作は、2009年の"In This Day"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57940361.html)なので実に6年ぶり。
その後、Luis Perdomoの"Universal Mind"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61348347.html)、Jaleel Shawの"Soundtrack of Things to Come"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62146151.html)とかで演奏は聴いていましたが、約1年前にMarcus Stricklandバンドで、Linda Ohと来日してライブをしているのを見ております。(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62516083.html)
本作ですが残念ながらデリバリはあまり広くなく自分はcdbabyから取り寄せています。
今回は、いみじくも上記記載の面々取り揃えの下記面々。これだけで鳥肌もんです。
E.J.Strickland(Ds)、Jaleel Shaw(As)、Marcus Strickland(Ts)、Luis Perdomo(P)、Linda Oh(B)
演奏曲は、E.J.Stricklandのオリジナル9曲に、Cedar Walton1曲で全部で10曲。
01 Ride
02 For My Home Folks
03 Transcendence
04 Ballad for All Mankind
05 Hindsight
06 Bomba for Leel and Max
07 Midnight's Clearing
08 A Dance for Mojo's Return
09 Tune for S.C.
10 Impromptivity
E.J.Stricklandの、しなやかで表現力豊かなドラムが、まず一つめの聴き処。
普通にリズムを刻むだけのような場面はほぼ皆無で、ワンフレーズ毎にパターンを変えるようなドラミングは、聴いてて全然飽きない。次の展開を楽しみに聴き続けちゃうようなイメージ。
実際、たたきまくりで、音数も多めとは思うが、しなやかなサウンドはあまりうるささを感じさせない。
さすがにリーダーなので、ピアノ、サックスに単調なフレーズを弾かせたところに、がっつりのソロをを繰り広げる場面が何度かあるが、かなり燃えます。
その多彩なフレーズのドラムに鼓舞されながらのLuis Perdomoのピアソロが、もう一つの聴き処。
あまりガツガツした音色ではなく、凝ったコードやトリッキーなフレーズってわけでもないが、聴き処をしっかり抑えた磐石なサウンド。
地に足のついたような安心感のあると言うと言い過ぎか。
Jaleel ShawとMarcus Stricklandのフロント2管の、テーマでのアンサンブルから、両者のソロと掛け合いも素晴らしく…。
でも、良い意味でドラムの引き立て役って感も無きにしも非ず。
そして、linda oh。この盤では、あまり前面には出てくる頻度は高くないがツボを抑えた良いベースを弾いてます。
全体にドラムが主役で、聴き処の多くがドラムサウンドであることは間違いない(し、充分満足できる)が、ドラムソロだけの曲はないし、全て2管のクインテットでの演奏を前提としたものなので、音楽的にも、不満は、特に感じない。
ベストは、9曲めでしょう。
E.J.Strickland "The Undying Spirit"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00T5FFH86/)
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