Wayne Reinolds "3 A.M."

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この盤は、cdbabyを漁っていたら、oz noyにKeith Carlockが入ってるアルバムを見つけてこりゃ買うっきゃないってことでポチっとしたんですが、その前提としてE.J.Strickalndの久々のリーダー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63191924.html)がリリースされてる情報を見っけて(CDで)売ってるのがcdbabyだけだったという前提での話です。
だから、E.J.Strickalndの久々のリーダー作がなかったら買わなかった可能性が高いんですが、過去にもこんな理由で買ってないアルバムは多数あるんでしょう(逆にそれを目ざとく見つけて買ってる盤もいくつかあるはずですが。。)。
ましてや、mp3とか音源データだけで売ってるものなんていまやなにがあるかなんて全然全貌をわかっちゃいません。

ということで、メンツですが目をつけたoz noyにKeith Carlockと・・・あとは、リーダー含め知ってる名前は無いと思います。
Wayne Reinolds(B)、Keith Carlock(Ds)、Oz Noy(G)、Sam Reid(Sax)
Chris Ishee(Kb:4,7,8)、Scott Rehling(Kb:3)

演奏曲は以下8曲。全部オリジナルのようです。
1. Juice
2. Big Brother
3. Mr. Monk
4. 3 A.M.
5. Just a Groove
6. Nasty
7. Witch Doctor
8. Feelin' Fine

1曲目から、ぶっ飛びの、ファンクなサウンドで一気に、テンション上がります。
Oz noy, Keith carlock が入ったバンドで聴きたいサウンドそのまんまの演奏をしてくれているんで、その個人的満足度合いと、つかみはOKな展開は、ちょいとベタ過ぎて引くくらい。
2曲め以降大半の曲で、fusion臭のある明度の高い曲調が増えるが、その能天気ぶり、ぶっ飛びぶりは良い意味で痛快至極、強烈にファンキーなサウンドを堪能させてもらえます。

Wayne Reinoldsのメロディアスなエレキベースは、さすがにリーダーなので比較的前面での演奏になっていますが、これも個人的嗜好からすると・・・なんですが、でも良い味のあるベースではあると思います。
Keith carlockのドラムは、このアルバムではあまり乾系な音色では無く、音色だけだとあまりKeith carlockらしくないかな。
ただ、前乗り気味のイケイケなビートは、これだけ聴いてても充分楽しい。
この、ベースとドラムが作り出すリズムは、予想外に軽快感のあるもので、期待と言うか、予想していた重厚感て感じは、あまりないですかね
と言う意味では、サックスも、結構フリーキーな音も出すが全般的にはあまり重たくはないので、(キーボードが半分の曲だけに入るクレジットだが、サックスも登場頻度は少なめ。という立ち位置も含め)泥臭いと言うより洗練されたサウンドのこのアルバムには、がっつりはまっているって感じでもない気もするんで、個人的にはこの程度の塩梅でマル。

oz noyのキレの良いギターがかなり良い感じに炸裂していて、これがこの盤でのかなりの聴き処になってます。
て言うか、oz noy目当てで買ったら、かなりの満足度はあると思います。

全般に、ファンキーなロックサウンドを楽しめるのは、oz noyの奏でるサウンドを知っているが故であるとは思いますが、逆にそれを期待していればかなり満足度の高い音楽を存分に楽しめる内容だとは思います。

ベストは、5曲めでしょう


Wayne Reinolds "3 A.M."(https://www.cdbaby.com/cd/waynereynolds)

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