David Sanborn "Time and River"
David Sanbornというと一般的には1980年前後に一世を風靡してたんだと思いますが、個人的には1992年の"Live Under The Sky"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a38667340.html)の前後に一瞬聴き漁ってたんですが、この後の新譜がバラード集だったり枯れた演奏が多くなりそのまま聴かなくなって久しいんですが、これが年齢ゆえの衰えだったのか、ただただMarcus Millerが絡まなくなったからなのかはよくわからないまま..
自blogが2005年から書いてますが紹介しているのは1枚だけ。
しかもBob Jamesとの双頭アルバムですからねぇ..。
"Quartette Humaine"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62058388.html)
公式サイトのディスコ(http://www.davidsanborn.com/disc.html)には、2005年以降4枚のアルバムが乗ってますからどれだけ聴いてないか..。
が、今年になってMarcus Millerとのコラボを復活したアルバムが出るってんで、これはちょっとそそられたんで輸入盤のリリース情報を待って、予約注文して入手しています。
メンツは以下の通り。ちゃんとMarcus Millerがベース弾いてます。Ricky Petersonが入っています。
が、曲毎にメンツは変わっているようです。巷の話題はボーカルの2人のようですが..。
David Sanborn(As)、Marcus Miller(B)
Roy Assaf(Key)、Ricky Peterson(Org)、Yotam Silberstein(G)、Nicky Moroch(G)
Marcus Baylor(Ds)、Javier Diaz(Per)、Peter Hess(Sax,Fl)、Tim Vaughn(Tb)、Justin Mullens(Tp)
guest:Randy Crawford(Vo:7)、Larry Braggs(Vo:M4)
演奏曲はDavid Sanbornが2曲、Alice Soyerが2曲、Marcus Millerが1曲、Michel Legrand1曲、他3曲という布陣。
Alice Soyer(http://alicesoyer.net/)って人はフランスのSSWらしいですが、前掲のBob Jamesとのアルバムでも曲を採用しており、作る曲にDavid Sanbornが魅了されてるってことなんでしょう。
01. A la verticale
02. Ordinary People
03. Drift
04. Can't Get Next to You (feat. Larry Braggs)
05. Oublie Moi
06. Seven Days Seven Nights
07. Windmills of Your Mind (feat. Randy Crawford)
08. Spanish Joint
09. Overture
1曲目、アフリカンなパーカッションの奏でるリズムから、Marcus Millerのベースが入り、すぐサンボーン節さく裂。冒頭から、David Sanbornに期待するようなサウンドで思わずにんまり。ギターソロからフェードアウトで終了。
2曲目も、アフリカな雰囲気のあるリズムから、少しかすれたサックスがむせび泣く、ちょっとテンポを落とした曲。
3曲目、エレピとベースが織りなす清廉のフレーズにDavid Sanbornのサックスが映えるスローな曲。
4曲目、ハモンドオルガンとLarry Braggsのボーカルがフィーチャされたソウルフルな曲。これもDavid Sanbornの演奏で聴きたいタイプの1つですねぇ。悶えます。
5曲目、6曲目とミディアムテンポの聴かせる演奏で、、
7曲目がRandy Crawfordが歌う”風のささやき”。ボーカルとサックスの掛け合いが良い味出している。
8曲目、ディアンジェロのノリの良い曲を跳ねるリズムの曲。後半のDavid Sanbornのソロが良い味だしている。
9曲目、泣きのサックスをたっぷり楽しめるピアノとのデュオで締めくくり。
ゴリッとしたMarcus Millerのベースに、David Sanbornのパリッとしたサックスのサウンドが良く似合うことを、あらためて感じ入りました。
多くのメンツが名前を知らないんできっと若手を多く起用しているんだと思うが、きっちりとしたリズムを刻むドラム、パーカッションと、要所で出てくるギター以外は全般に出番は少なめというか、あまり目立ってない印象。
もっとも、この作品はDavid Sanbornと、Marcus Millerがしっかり聴ければ充分でしょうから、それで良いとも言えますが。。
表層的にはイケイケノリノリだったりする部分もあるが、全般的には溌剌とした演奏というよりは相応に枯れたしっとり感を持った演奏で味わい深い演奏に ・・・ と聴いているのは、自分も枯れてきているからかw。
ベストは8曲目でしょう。
David Sanborn "Time and River"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00S7XCLO0/)
自blogが2005年から書いてますが紹介しているのは1枚だけ。
しかもBob Jamesとの双頭アルバムですからねぇ..。
"Quartette Humaine"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62058388.html)
公式サイトのディスコ(http://www.davidsanborn.com/disc.html)には、2005年以降4枚のアルバムが乗ってますからどれだけ聴いてないか..。
が、今年になってMarcus Millerとのコラボを復活したアルバムが出るってんで、これはちょっとそそられたんで輸入盤のリリース情報を待って、予約注文して入手しています。
メンツは以下の通り。ちゃんとMarcus Millerがベース弾いてます。Ricky Petersonが入っています。
が、曲毎にメンツは変わっているようです。巷の話題はボーカルの2人のようですが..。
David Sanborn(As)、Marcus Miller(B)
Roy Assaf(Key)、Ricky Peterson(Org)、Yotam Silberstein(G)、Nicky Moroch(G)
Marcus Baylor(Ds)、Javier Diaz(Per)、Peter Hess(Sax,Fl)、Tim Vaughn(Tb)、Justin Mullens(Tp)
guest:Randy Crawford(Vo:7)、Larry Braggs(Vo:M4)
演奏曲はDavid Sanbornが2曲、Alice Soyerが2曲、Marcus Millerが1曲、Michel Legrand1曲、他3曲という布陣。
Alice Soyer(http://alicesoyer.net/)って人はフランスのSSWらしいですが、前掲のBob Jamesとのアルバムでも曲を採用しており、作る曲にDavid Sanbornが魅了されてるってことなんでしょう。
01. A la verticale
02. Ordinary People
03. Drift
04. Can't Get Next to You (feat. Larry Braggs)
05. Oublie Moi
06. Seven Days Seven Nights
07. Windmills of Your Mind (feat. Randy Crawford)
08. Spanish Joint
09. Overture
1曲目、アフリカンなパーカッションの奏でるリズムから、Marcus Millerのベースが入り、すぐサンボーン節さく裂。冒頭から、David Sanbornに期待するようなサウンドで思わずにんまり。ギターソロからフェードアウトで終了。
2曲目も、アフリカな雰囲気のあるリズムから、少しかすれたサックスがむせび泣く、ちょっとテンポを落とした曲。
3曲目、エレピとベースが織りなす清廉のフレーズにDavid Sanbornのサックスが映えるスローな曲。
4曲目、ハモンドオルガンとLarry Braggsのボーカルがフィーチャされたソウルフルな曲。これもDavid Sanbornの演奏で聴きたいタイプの1つですねぇ。悶えます。
5曲目、6曲目とミディアムテンポの聴かせる演奏で、、
7曲目がRandy Crawfordが歌う”風のささやき”。ボーカルとサックスの掛け合いが良い味出している。
8曲目、ディアンジェロのノリの良い曲を跳ねるリズムの曲。後半のDavid Sanbornのソロが良い味だしている。
9曲目、泣きのサックスをたっぷり楽しめるピアノとのデュオで締めくくり。
ゴリッとしたMarcus Millerのベースに、David Sanbornのパリッとしたサックスのサウンドが良く似合うことを、あらためて感じ入りました。
多くのメンツが名前を知らないんできっと若手を多く起用しているんだと思うが、きっちりとしたリズムを刻むドラム、パーカッションと、要所で出てくるギター以外は全般に出番は少なめというか、あまり目立ってない印象。
もっとも、この作品はDavid Sanbornと、Marcus Millerがしっかり聴ければ充分でしょうから、それで良いとも言えますが。。
表層的にはイケイケノリノリだったりする部分もあるが、全般的には溌剌とした演奏というよりは相応に枯れたしっとり感を持った演奏で味わい深い演奏に ・・・ と聴いているのは、自分も枯れてきているからかw。
ベストは8曲目でしょう。
David Sanborn "Time and River"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00S7XCLO0/)
この記事へのコメント