Keith Jarrett "Creation"
Keith Jarrettのソロ作としては"Rio"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58853992.html)の約4年前のリリース以来となります。
その後、'79(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61522706.html)、'72(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63034788.html)と古い演奏のアルバム2枚を含め、いつものトリオ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62054733.html)、Charlie Hadenとのデュオ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62723115.html)とあわせて4枚リリースされてますが、ほぼ年1枚というペースができているんでしょうか..。
本作は2014年に行われたコンサートツアー?からのベストパフォーマンスを選りすぐった選曲とのことです。東京の演奏も4つ含まれています。
近作2つは、"Rio""Paris / London Testament"と1つのコンサートを1~2枚に詰め込むスタイルだったんですが、本作は4会場の演奏からの選別になっているのは、1つのコンサートで完璧なパフォーマンスになったものがなかったか?とか邪推してしまいますが、毎回全てをパーフェクトに演ずるなんて技は、天才Keith Jarrettだから期待しますが常人には無理なことは自明であります。
ということで、ソロパフォーマンスです。
Keith Jarrett(P)
曲目タイトルはいつもの通り、即興なので "Part *"と言う書き方です。
01. Pt. I (Live at Roy Thomson Hall, Toronto / 2014)
02. Pt. II (Live at Kioi Hall, Tokyo / 2014)
03. Pt. III (Live at Salle Pleyel, Paris / 2014)
04. Pt. IV (Live at Auditorium Parco della Musica, Rome / 2014)
05. Pt. V (Live at Kioi Hall, Tokyo / 2014)
06. Pt. VI (Live at Orchard Hall, Tokyo / 2014)
07. Pt. VII (Live at Auditorium Parco della Musica, Rome / 2014)
08. Pt. VIII (Live at Auditorium Parco della Musica, Rome / 2014)
09. Pt. IX (Live at Orchard Hall, Tokyo / 2014)
今回、結果的にではありますがKeith Jarrettのピアノをじっくり聴き込むことができまして、あらためてタッチの繊細さ、打音のタイミング、音の選び方、和音のとり方、そのつながりである旋律・・・と1音1音考えに考え抜いて音を出しているなと認識しました。これだけ長きに渡って人気を維持し続けているKeith Jarrettの実力をあらためて実感しました。
・・・
ここでふと、前作"Rio"を聴きかじったのですが、(もの凄く良い意味で)もう少し勢いに任せた演奏をしてまして今回の演奏が特に1音1音を繊細に紡ぎ出しているなとは思いました。
でもって、ここでまたふと思い出したんですが、Charlie hadenの命日が、同じ日での収録数が一番多いローマ公演の7/11であることを確認しまして、さらにこれ以降の演奏のものは含まれていません。
当然、Charlie hadenの健康状態は、知っていたでしょうから、従って、Charlie haden安否を気にしながらの演奏だったということで、そう考えるとこの曲調はなんだか合点が行くというかそんなことまで考えてしまいました。
この演奏もベストは”これ”と言い難いので決めません。
Keith Jarrett "Creation"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00V435UG6/)
その後、'79(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61522706.html)、'72(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63034788.html)と古い演奏のアルバム2枚を含め、いつものトリオ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62054733.html)、Charlie Hadenとのデュオ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62723115.html)とあわせて4枚リリースされてますが、ほぼ年1枚というペースができているんでしょうか..。
本作は2014年に行われたコンサートツアー?からのベストパフォーマンスを選りすぐった選曲とのことです。東京の演奏も4つ含まれています。
近作2つは、"Rio""Paris / London Testament"と1つのコンサートを1~2枚に詰め込むスタイルだったんですが、本作は4会場の演奏からの選別になっているのは、1つのコンサートで完璧なパフォーマンスになったものがなかったか?とか邪推してしまいますが、毎回全てをパーフェクトに演ずるなんて技は、天才Keith Jarrettだから期待しますが常人には無理なことは自明であります。
ということで、ソロパフォーマンスです。
Keith Jarrett(P)
曲目タイトルはいつもの通り、即興なので "Part *"と言う書き方です。
01. Pt. I (Live at Roy Thomson Hall, Toronto / 2014)
02. Pt. II (Live at Kioi Hall, Tokyo / 2014)
03. Pt. III (Live at Salle Pleyel, Paris / 2014)
04. Pt. IV (Live at Auditorium Parco della Musica, Rome / 2014)
05. Pt. V (Live at Kioi Hall, Tokyo / 2014)
06. Pt. VI (Live at Orchard Hall, Tokyo / 2014)
07. Pt. VII (Live at Auditorium Parco della Musica, Rome / 2014)
08. Pt. VIII (Live at Auditorium Parco della Musica, Rome / 2014)
09. Pt. IX (Live at Orchard Hall, Tokyo / 2014)
今回、結果的にではありますがKeith Jarrettのピアノをじっくり聴き込むことができまして、あらためてタッチの繊細さ、打音のタイミング、音の選び方、和音のとり方、そのつながりである旋律・・・と1音1音考えに考え抜いて音を出しているなと認識しました。これだけ長きに渡って人気を維持し続けているKeith Jarrettの実力をあらためて実感しました。
・・・
ここでふと、前作"Rio"を聴きかじったのですが、(もの凄く良い意味で)もう少し勢いに任せた演奏をしてまして今回の演奏が特に1音1音を繊細に紡ぎ出しているなとは思いました。
でもって、ここでまたふと思い出したんですが、Charlie hadenの命日が、同じ日での収録数が一番多いローマ公演の7/11であることを確認しまして、さらにこれ以降の演奏のものは含まれていません。
当然、Charlie hadenの健康状態は、知っていたでしょうから、従って、Charlie haden安否を気にしながらの演奏だったということで、そう考えるとこの曲調はなんだか合点が行くというかそんなことまで考えてしまいました。
この演奏もベストは”これ”と言い難いので決めません。
Keith Jarrett "Creation"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00V435UG6/)
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