Vijay Iyer "Break Stuff"
Vijay Iyerのリーダー作は、過去に2枚(下記)聴いています。
"Historicity"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58747928.html)
"Accelerando"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61295336.html)
が、その後全部買いしたくなるようなこともなく、ましてや多くリリースされている過去のリーダー作(http://vijay-iyer.com/albums-2/)も特にチェックすることもなく。。
最近では、ゲスト参加していた下記作を買って聴いている程度。
"wiring"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62902233.html)
が、ECMからアルバムをリリースした(=Manfred Eicherの御眼鏡に適った)頃から、巷での知名度が徐々に上がってきて、ついにはECMでの2作目のリーダーアルバムがリリースされるまでになりました。
ということで、前作"Mutations"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00HQSBS2S/)も購入しておらず、本作もリリースからだいぶ経ってようやく聴いたって感じで...(苦笑)
メンツは、上記2つのリーダー作と同じで、レギュラートリオでの演奏となります。
Vijay Iyer(P)、Stephan Crump(B)、Marcus Gilmore(Ds)
演奏曲は、オリジナル9曲に、Theronius Monk、Billy Strayhorn、John Coltraneを加えた全12曲。
01. Starlings
02. Chorale
03. Diptych
04. Hood
05. Work
06. Taking Flight
07. Blood Count
08. Break Stuff
09. Mystery Woman
10. Geese
11. Countdown
12. Wrens
最初に聴いた"Historicity"が、ピアノとドラムが奏でるリズムにベースが自由度の高い演奏をする構図でしたが、本作はピアノとベースの二者が奏でるメロディと、ドラムが奏でるほぼずっとソロのようなドラミングとの対比と言う構図になっているんだと思います。
ECMらしい静謐な音と、Vijay Iyerの音世界が程よい緊張感を持って絶妙に絡み合い作り出されるサウンドテクスチャは、得もいわれぬものがあります。
ピアノとそれに常に寄り添うように奏でられるベースと、自由度の高いドラムとの対比が、なんとも惹かれる構図となっていまして、こういうスタイルのピアノトリオもなかなか魅力的だと感じ入ります。
でも、過去のアルバムと同じメンツでの演奏なわけですから、それだけアイデアを持っていることと、懐の深さを感じさせるってもんです。
それにつけても、Vijay Iyerのピアニズムの素晴らしさに惚れ惚れさせられます。
実に美しいサウンドを聴かせていただきました。
上述の通り、これまで2+1作のアルバムを聴いてきました(リリースされてるリーダー作からしたら微々たる数なんですが、)が、これまでで一番完成度が高いんじゃないかと思います。
前作のECMリリース作をまともには聴いてないんですが、こうなるとちょっと気になってきますねぇ
本作のベストは、8曲目のタイトル曲にしておきます。
Vijay Iyer "Break Stuff"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00PX8DEFC/)
"Historicity"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58747928.html)
"Accelerando"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61295336.html)
が、その後全部買いしたくなるようなこともなく、ましてや多くリリースされている過去のリーダー作(http://vijay-iyer.com/albums-2/)も特にチェックすることもなく。。
最近では、ゲスト参加していた下記作を買って聴いている程度。
"wiring"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62902233.html)
が、ECMからアルバムをリリースした(=Manfred Eicherの御眼鏡に適った)頃から、巷での知名度が徐々に上がってきて、ついにはECMでの2作目のリーダーアルバムがリリースされるまでになりました。
ということで、前作"Mutations"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00HQSBS2S/)も購入しておらず、本作もリリースからだいぶ経ってようやく聴いたって感じで...(苦笑)
メンツは、上記2つのリーダー作と同じで、レギュラートリオでの演奏となります。
Vijay Iyer(P)、Stephan Crump(B)、Marcus Gilmore(Ds)
演奏曲は、オリジナル9曲に、Theronius Monk、Billy Strayhorn、John Coltraneを加えた全12曲。
01. Starlings
02. Chorale
03. Diptych
04. Hood
05. Work
06. Taking Flight
07. Blood Count
08. Break Stuff
09. Mystery Woman
10. Geese
11. Countdown
12. Wrens
最初に聴いた"Historicity"が、ピアノとドラムが奏でるリズムにベースが自由度の高い演奏をする構図でしたが、本作はピアノとベースの二者が奏でるメロディと、ドラムが奏でるほぼずっとソロのようなドラミングとの対比と言う構図になっているんだと思います。
ECMらしい静謐な音と、Vijay Iyerの音世界が程よい緊張感を持って絶妙に絡み合い作り出されるサウンドテクスチャは、得もいわれぬものがあります。
ピアノとそれに常に寄り添うように奏でられるベースと、自由度の高いドラムとの対比が、なんとも惹かれる構図となっていまして、こういうスタイルのピアノトリオもなかなか魅力的だと感じ入ります。
でも、過去のアルバムと同じメンツでの演奏なわけですから、それだけアイデアを持っていることと、懐の深さを感じさせるってもんです。
それにつけても、Vijay Iyerのピアニズムの素晴らしさに惚れ惚れさせられます。
実に美しいサウンドを聴かせていただきました。
上述の通り、これまで2+1作のアルバムを聴いてきました(リリースされてるリーダー作からしたら微々たる数なんですが、)が、これまでで一番完成度が高いんじゃないかと思います。
前作のECMリリース作をまともには聴いてないんですが、こうなるとちょっと気になってきますねぇ
本作のベストは、8曲目のタイトル曲にしておきます。
Vijay Iyer "Break Stuff"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00PX8DEFC/)
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