メキシコトリオ(20150704)

イメージ 1

昨年末(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62980675.html)以来の半年ぶりの通算4回目のメキシコトリオです。
その前は、2014年8月(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62751310.html)、さらにその前は、2014年3月(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62490215.html)でした。

ここのところのメキシコトリオの活動は基本的に浅川太平さんのピアノを入れた4人なんですが、今日は久々の3人で演奏です。

そのメンツは以下の通り。
森田修史(Ts)、岩見継吾(B)、永田真毅(Ds)

この日は前日までの数日間、家で夕飯を食べてなかったので、普通に夕飯を食べてたらちょっと遅れ(20時直前)にお店に入ったのですがいつも座ってる場所があいていたので、そこに陣取って開演を待ちます。

お店ついて、一息ついた感じの20時10分頃から演奏開始。
今日は、(完全ではないですが)森田さんのMCをメモしてきたので、曲目書き出します。(というには。。(恥))

1st set
 中央高速・・・
 食物連鎖
 サタデーナイトインザコスモス
 ・・・
 ブルースが・・・(ornette coleman)

2nd set
 新曲
 彼方に
 みんなの海
 暗闇のたくらみに目がくらみ
 ふるさと

encore
 一発逆転

浅川さんのピアノが入ると演奏表現の幅が広がる印象があるこのバンドですが、3人で演ると正面突破真っ向勝負的に、3人が一体となって突進してくるようなパワー感のある演奏が圧巻でした。

森田さんは、2ndでカーブドソプラノを出してきたのが今回初めて見ました。
ただ、結構吹きにくい感じで、ブローしててもテナーのほうが演奏しやすそうに見えたのは...。
岩見さんは今回弓弾きを多用してたのが印象的。さらに普通アルコ奏法はゆったりした雰囲気になるもんですが、まるっきり逆にアバンギャルド感、激しさ増強になってるところが凄い(以前より表現の幅が拡がってる印象)
永田さんのドラムも、スッパンスッパン決まって気持ち良いことこの上ない。

2nd setの3曲目直前の森田さんのMCで、実はダンスバンドを目指している。と表明してまして、ちょっとのけぞったんですが、ダンスのための音楽と思って聴くとちょっと視(聴)点が変わって、演奏に合点がいく部分もあったのは、新しい発見でした。
が、続く4曲目が渋い曲で、踊るにはちょっとキツいような曲だったのが...w
ちなみに、3曲目がラテン調リズムの軽快な曲で、同じ2nd setの1曲目がアフリカ音楽からのインスパイヤとのことで、短いフレーズを延々繰り返すテーマのこれも軽快な曲で、この辺はアルバム未収録の新曲でした。

最後が、「今日はアメリカの独立記念日だから、日本も独立して新しい国歌はこれが良い。」と一瞬納得したがちょっと?なMCとともに"ふるさと"(兎追いし~♪)を演奏して終了。
アンコールが"一発逆転"で、これが一番演奏時間は長かったのでは?

演奏は、1st setが45分くらい、2nd setがアンコールを入れて60分くらい。
ちょっと短めですが、あれだけ勢いのある演奏を一気呵成にやると、これくらいで体力的にもということで、今回も3者が一体となってキレの良いサウンドでタイトでフリーキーでゴツゴツとした演奏をたっぷりと堪能させてもらいました。元気もらいました。

雨のせいか、聴衆は少なめの6~7人くらい。

終演後は、
森田さんプロデュースの新作(http://sasagerecord.thebase.in/items/1659651)を聴いて、George adamsのメールスレーベルのアルバム(http://www.amazon.com/dp/B00L0EEQQ4/)を聴いて、ギター入りメキシコトリオも面白そうなんて話題が出て、
同じメールスのドクトル梅津バンド(http://softlybomb.blog27.fc2.com/blog-entry-115.html)を聴いて、メールス出たいなんて話題が出て、紫蘇栽培の話なんかして・・・、日が変わる前に辞してきました。

この記事へのコメント