Wayne Escoffery "Live at Smalls"
昨年末にSL0041~SL0044まで4枚のリリースがあった後、smallsのサイトに告知がないまま、SL0046である本作のリリースがされていました。
Johnny O'neal (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63093798.html)
Spike Wilner (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63098655.html)
Ian Hendrickson Smith (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63101577.html)
Theo Hill (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63104171.html)
これまで、堅実に順番通りのリリースがされていたので、SL0045がどうなったか気になりつつ本作の購入も保留にしておいたのですが、満を持して購入したってところです。
良く考えたら、昨年末の順番通りではありましたが、Johnny O'neal のは他の3枚に比して少し早いリリースだったかもしれません。
日本での受けが良さそうなのを先に先行して外貨を稼ごう(ユニオンが売り上げが欲しかったのかな?)って魂胆で、本国ではもう少しインターバルをおいて順番通りにリリースするのかもしれません。
ということで、メンツはWayne Escofferyは個人的に多分初聴き。David Kikoskiは好きなピアニスト、Ugonna Okegwoも中堅で良く聴く名前、Ralph Petersonは最近は全然名前聴きませんが、1980年代の、日本が主導した?Bluenoteレーベルで聞き覚えがある名前。
Wayne Escoffery(Ts)、David Kikoski(P)、Ugonna Okegwo(B)、Ralph Peterson Jr.(Ds)
演奏曲は、Keith Jarrett1曲、billy strayhorn1曲、スタンダード2曲に、Wayne Escofferyのオリジナルが1曲という布陣。
01. Concentric Drift
02. So Tender
03. A Cottage For Sale
04. Sweet and Lovely
05. Snibor
1曲め、早いテンポの4ビート。ビブラートなしのWayne EscofferyのサックスがJohn Coltraneを彷彿とさせる。
テーマから、続けてRalph Petersonに煽られた熱気を帯びたブローを繰り広げるソロへとなだれ込む。
続くDavid Kikoskiのピアノ。彼の演奏は、ワンホーンでの演奏に限る
気持ち良い塩梅に曲をはみ出した演奏を織り込みながらの長めのソロは、かなり満足度が高い演奏をしてます。
そして、エンディング間際の、ドラムソロでまたグッと盛り上げる。
2曲めがKeith Jarrettのso tender。もともとがちょっとしっとりめの曲を、溜めと勢いを注入して、少し温度感をあげた演奏に仕立てている。
ここでのDavid Kikoskiの美麗なソロも聴きごたえあります。
3曲めは、完全なバラード。
前半の勢いの良さをクールダウンするように、Wayne Escofferyがじっくりと時間をかけて曲を料理していくような演奏。
4曲め。ごくごくオーソドックスに始まるスタンダードで、バラードの後なのでちょっとだらけ気味に聴いていると、途中からテンポが速くなり演奏が微妙に崩れ出し俄然面白い演奏に変貌していく。観客の歓声も演奏を盛り上げ結構な長さの演奏ですが、一気呵成に聴かせてくれます。
そしてラストの5曲めは、ベースとサックスのデュオでの4ビート、律儀にウォーキングで演奏を下支えしてます。
ソロもウォーキングに近いスタイルで通す潔さ。相変わらず、ノンビブラートの、ちょっと訥々としたWayne Escofferyのサックスは、これくらいの曲調とテンポが良い味わいになっていると感じられる。
べストは、4曲めにつきるでしょう。
Wayne Escoffery "Live at Smalls"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00UBFMCQO/)
Johnny O'neal (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63093798.html)
Spike Wilner (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63098655.html)
Ian Hendrickson Smith (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63101577.html)
Theo Hill (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63104171.html)
これまで、堅実に順番通りのリリースがされていたので、SL0045がどうなったか気になりつつ本作の購入も保留にしておいたのですが、満を持して購入したってところです。
良く考えたら、昨年末の順番通りではありましたが、Johnny O'neal のは他の3枚に比して少し早いリリースだったかもしれません。
日本での受けが良さそうなのを先に先行して外貨を稼ごう(ユニオンが売り上げが欲しかったのかな?)って魂胆で、本国ではもう少しインターバルをおいて順番通りにリリースするのかもしれません。
ということで、メンツはWayne Escofferyは個人的に多分初聴き。David Kikoskiは好きなピアニスト、Ugonna Okegwoも中堅で良く聴く名前、Ralph Petersonは最近は全然名前聴きませんが、1980年代の、日本が主導した?Bluenoteレーベルで聞き覚えがある名前。
Wayne Escoffery(Ts)、David Kikoski(P)、Ugonna Okegwo(B)、Ralph Peterson Jr.(Ds)
演奏曲は、Keith Jarrett1曲、billy strayhorn1曲、スタンダード2曲に、Wayne Escofferyのオリジナルが1曲という布陣。
01. Concentric Drift
02. So Tender
03. A Cottage For Sale
04. Sweet and Lovely
05. Snibor
1曲め、早いテンポの4ビート。ビブラートなしのWayne EscofferyのサックスがJohn Coltraneを彷彿とさせる。
テーマから、続けてRalph Petersonに煽られた熱気を帯びたブローを繰り広げるソロへとなだれ込む。
続くDavid Kikoskiのピアノ。彼の演奏は、ワンホーンでの演奏に限る
気持ち良い塩梅に曲をはみ出した演奏を織り込みながらの長めのソロは、かなり満足度が高い演奏をしてます。
そして、エンディング間際の、ドラムソロでまたグッと盛り上げる。
2曲めがKeith Jarrettのso tender。もともとがちょっとしっとりめの曲を、溜めと勢いを注入して、少し温度感をあげた演奏に仕立てている。
ここでのDavid Kikoskiの美麗なソロも聴きごたえあります。
3曲めは、完全なバラード。
前半の勢いの良さをクールダウンするように、Wayne Escofferyがじっくりと時間をかけて曲を料理していくような演奏。
4曲め。ごくごくオーソドックスに始まるスタンダードで、バラードの後なのでちょっとだらけ気味に聴いていると、途中からテンポが速くなり演奏が微妙に崩れ出し俄然面白い演奏に変貌していく。観客の歓声も演奏を盛り上げ結構な長さの演奏ですが、一気呵成に聴かせてくれます。
そしてラストの5曲めは、ベースとサックスのデュオでの4ビート、律儀にウォーキングで演奏を下支えしてます。
ソロもウォーキングに近いスタイルで通す潔さ。相変わらず、ノンビブラートの、ちょっと訥々としたWayne Escofferyのサックスは、これくらいの曲調とテンポが良い味わいになっていると感じられる。
べストは、4曲めにつきるでしょう。
Wayne Escoffery "Live at Smalls"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00UBFMCQO/)
この記事へのコメント