Mark Guiliana "Family First"
Mark Guilianaのリーダー作は、同時発売された "Beat Music"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00MTAQBTS/)と"My Life Starts Now"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00MQO2EIE/)のうち、後者だけ買って聴いてます。
前者はジャズ者(だけではなく年齢的にもか?)にはちょっとキツい内容のようなのでパスしています。
"My Life Starts Now"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63087741.html)
と、Brad Mehldauとの話題作は当然聴いています。
"Mehliana: Taming the Dragon"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62470849.html)
他にも、自blogを検索すると参加作は多数出てきます。最近の露出度はかなり高いと思います。
本作は、"Beat Music"なんて、非ジャズ系への傾倒もしているMark Guilianaがしっかりとジャズの語法で作り上げたアルバムと言うことで、これは買わねばなるまいと、リリース直後に発注して買っています。
メンツは、Shai Maestroを筆頭にワンホーンカルテット編成。Jason Rigby、Chris Morrisseyは過去に聴いてない気がしますが、名前は聞いたことある気がするので..
Mark Guiliana(Ds)、Jason Rigby(Ts)、Shai Maestro(P)1、Chris Morrissey(B)
演奏曲は以下の通り。Mark Guilianaのオリジナルが8曲にその他2曲と言う構成。10曲目が日本盤のみのボーナストラック。
1. ONE MONTH
2. ABED
3. 2014
4. LONG BRANCH
5. JOHNNY WAS
6. FROM YOU
7. THE IMPORTANCE OF BROTHERS
8. WELCOME HOME
9. FAMILY FIRST
10. BEAUTIFUL CHILD (BONUS TRACK FOR JAPAN)
冒頭、拍が分かりづらいドラムソロから、一気にベース、ピアノが入り込んで、サックスがなだれ込んでテーマに連なる展開が格好良い。
そのまま、ドラムをバックにサックスソロ、ピアノが絡みだしたら趣にピアノソロへ転換、ドラマチックな展開を一気呵成にたたみ込むような1曲め。
典型的な4ビートのベースソロがイントロで、ダークめな曲調で淡々と進行する2曲め。
3曲めは、シリアスな雰囲気のバラード。オーソドックスなリズムにしんみりとしたサックス。
4曲めの小刻みなリズムに朗々としたサックスはRobert Glasperの影響を感じさせる。続くピアノソロが格好良いこの曲は8ビートかな。最後はゆっくりとしたテンポで終わる。
スローテンポでリラックスした雰囲気を醸す5曲め、前曲と似たテンポながらシンバルレガートで煽っていく6曲め、
約1分のベースソロから2ビートにのってのサックスソロの淡々とした進行にフリー調のピアノソロを入れた7曲め、
8曲めもスローで淡々とした感じの演奏で、少しスピリチュアルな雰囲気が入ってるのが聴き応えになってるか。
最後は、美旋律をピアノとサックスが分け合う曲、これもスローなテンポ。
もう1曲日本盤だけのボーナストラックが入ってまして、これがちょっと疾走感のある爽やか系の8ビートで格好良い。
全体にダークな色調の曲が多めではあるが、過去にあるMark Guilianaの尖りまくった演奏より個人的にとっつきが良いのは、旧来からのジャズに毒されているからか?
Mark Guilianaは、正確なリズムで叩くのを信条としているとのことだが、本作ではエモーショナルな部分も垣間見せながらの演奏も好感触。
あとは、やっぱりShai Maestroのピアノが白眉ということになるんでしょう。
ベストはボーナストラックの10曲めでしょう。
Mark Guiliana "Family First"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00WKYTA3C/)
前者はジャズ者(だけではなく年齢的にもか?)にはちょっとキツい内容のようなのでパスしています。
"My Life Starts Now"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63087741.html)
と、Brad Mehldauとの話題作は当然聴いています。
"Mehliana: Taming the Dragon"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62470849.html)
他にも、自blogを検索すると参加作は多数出てきます。最近の露出度はかなり高いと思います。
本作は、"Beat Music"なんて、非ジャズ系への傾倒もしているMark Guilianaがしっかりとジャズの語法で作り上げたアルバムと言うことで、これは買わねばなるまいと、リリース直後に発注して買っています。
メンツは、Shai Maestroを筆頭にワンホーンカルテット編成。Jason Rigby、Chris Morrisseyは過去に聴いてない気がしますが、名前は聞いたことある気がするので..
Mark Guiliana(Ds)、Jason Rigby(Ts)、Shai Maestro(P)1、Chris Morrissey(B)
演奏曲は以下の通り。Mark Guilianaのオリジナルが8曲にその他2曲と言う構成。10曲目が日本盤のみのボーナストラック。
1. ONE MONTH
2. ABED
3. 2014
4. LONG BRANCH
5. JOHNNY WAS
6. FROM YOU
7. THE IMPORTANCE OF BROTHERS
8. WELCOME HOME
9. FAMILY FIRST
10. BEAUTIFUL CHILD (BONUS TRACK FOR JAPAN)
冒頭、拍が分かりづらいドラムソロから、一気にベース、ピアノが入り込んで、サックスがなだれ込んでテーマに連なる展開が格好良い。
そのまま、ドラムをバックにサックスソロ、ピアノが絡みだしたら趣にピアノソロへ転換、ドラマチックな展開を一気呵成にたたみ込むような1曲め。
典型的な4ビートのベースソロがイントロで、ダークめな曲調で淡々と進行する2曲め。
3曲めは、シリアスな雰囲気のバラード。オーソドックスなリズムにしんみりとしたサックス。
4曲めの小刻みなリズムに朗々としたサックスはRobert Glasperの影響を感じさせる。続くピアノソロが格好良いこの曲は8ビートかな。最後はゆっくりとしたテンポで終わる。
スローテンポでリラックスした雰囲気を醸す5曲め、前曲と似たテンポながらシンバルレガートで煽っていく6曲め、
約1分のベースソロから2ビートにのってのサックスソロの淡々とした進行にフリー調のピアノソロを入れた7曲め、
8曲めもスローで淡々とした感じの演奏で、少しスピリチュアルな雰囲気が入ってるのが聴き応えになってるか。
最後は、美旋律をピアノとサックスが分け合う曲、これもスローなテンポ。
もう1曲日本盤だけのボーナストラックが入ってまして、これがちょっと疾走感のある爽やか系の8ビートで格好良い。
全体にダークな色調の曲が多めではあるが、過去にあるMark Guilianaの尖りまくった演奏より個人的にとっつきが良いのは、旧来からのジャズに毒されているからか?
Mark Guilianaは、正確なリズムで叩くのを信条としているとのことだが、本作ではエモーショナルな部分も垣間見せながらの演奏も好感触。
あとは、やっぱりShai Maestroのピアノが白眉ということになるんでしょう。
ベストはボーナストラックの10曲めでしょう。
Mark Guiliana "Family First"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00WKYTA3C/)
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