The Bad Plus/Joshua Redman "The Bad Plus Joshua Redman"
The Bad Plusと Joshua Redmanがライブで共演したことがきっかけで実現したユニットとのこと。
この組み合わせでのライブがあったことも、アルバムが作られることも、予想だにしていなかったのでリリース告知をみたときはかなりのけぞった記憶があります。
The Bad Plusも一時期迷走があったが、ここのところは安定して作品をリリースしている印象。
Joshua Redmanも、さまざまなフォーマットを模索しているようではありますが、ほぼ年1枚のペースでコンスタントにアルバムをリリースしています。
本作は、Joshua Redman所属のノンサッチからのリリースで、今年のJoshua Redmanの新譜はまだなので、もしかしたらJoshua Redmanの年1枚のリリースペースの範疇なのかもしれません。
メンツは、タイトルのまんま、The Bad PlusにJoshua Redmanが加わった4人ということになります。
Joshua Redman(Ts)、Reid Anderson(B)、Ethan Iverson(P)、David King(Ds)
演奏曲は、Joshua Redmanが2曲、Reid Andersonが4曲、Ethan Iversonが2曲、、David Kingが1曲で全9曲。
という比率なので、The Bad Plus濃度濃いめの予想。
01. As This Moment Slips Away
02. Beauty Has It Hard
03. County Seat
04. The Mending
05. Dirty Blonde
06. Faith Through Error
07. Lack the Faith But Not the Wine
08. Friend Or Foe
09. Silence Is the Question
前述の通り、The Bad Plusのこれまでのアルバムに収録されていた曲(実は、ちゃんと調べてない。新曲も多いかも)を、Joshua Redmanが入ったカルテットで演奏しているものが大半を占めている。
調べてないのであれですが、違うにしても聴いている雰囲気としてはThe Bad Plusを感じる部分が多い印象。
これまでのThe Bad Plusのピアノトリオでの演奏から、ピアノの役割の半分がサックスに移ったことになるんでしょうけど、その割にピアノが暴れてないのがちょっともったいないか。
ユニゾンとまでは言わないが、サックスとピアノが近いフレーズを演奏していたり、サックスフレーズに寄り添ったような演奏をしてる場面が多めなのが、不満とまではいかないが、ちょっと気になる。
The Bad Plusな雰囲気なので、フリー濃度は高めになるが、そもそもが全体にそう熱気感の高い曲調ではないので、どうせなんだから主旋律をサックスに任せきって、ピアノはアウトしまくりの暴れた演奏を知的に展開してたほうが面白かったんじゃないかと勘繰ってます。
もっとも、逆の場面ではJoshua Redmaはなかなか面白い演奏をしてる場面もありますが…。
ベストは、The Bad Plusな大仰感をたっぷり湛えた最後の曲でしょう。
The Bad Plus/Joshua Redman "The Bad Plus Joshua Redman"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00VV4BWVA/)
この組み合わせでのライブがあったことも、アルバムが作られることも、予想だにしていなかったのでリリース告知をみたときはかなりのけぞった記憶があります。
The Bad Plusも一時期迷走があったが、ここのところは安定して作品をリリースしている印象。
Joshua Redmanも、さまざまなフォーマットを模索しているようではありますが、ほぼ年1枚のペースでコンスタントにアルバムをリリースしています。
本作は、Joshua Redman所属のノンサッチからのリリースで、今年のJoshua Redmanの新譜はまだなので、もしかしたらJoshua Redmanの年1枚のリリースペースの範疇なのかもしれません。
メンツは、タイトルのまんま、The Bad PlusにJoshua Redmanが加わった4人ということになります。
Joshua Redman(Ts)、Reid Anderson(B)、Ethan Iverson(P)、David King(Ds)
演奏曲は、Joshua Redmanが2曲、Reid Andersonが4曲、Ethan Iversonが2曲、、David Kingが1曲で全9曲。
という比率なので、The Bad Plus濃度濃いめの予想。
01. As This Moment Slips Away
02. Beauty Has It Hard
03. County Seat
04. The Mending
05. Dirty Blonde
06. Faith Through Error
07. Lack the Faith But Not the Wine
08. Friend Or Foe
09. Silence Is the Question
前述の通り、The Bad Plusのこれまでのアルバムに収録されていた曲(実は、ちゃんと調べてない。新曲も多いかも)を、Joshua Redmanが入ったカルテットで演奏しているものが大半を占めている。
調べてないのであれですが、違うにしても聴いている雰囲気としてはThe Bad Plusを感じる部分が多い印象。
これまでのThe Bad Plusのピアノトリオでの演奏から、ピアノの役割の半分がサックスに移ったことになるんでしょうけど、その割にピアノが暴れてないのがちょっともったいないか。
ユニゾンとまでは言わないが、サックスとピアノが近いフレーズを演奏していたり、サックスフレーズに寄り添ったような演奏をしてる場面が多めなのが、不満とまではいかないが、ちょっと気になる。
The Bad Plusな雰囲気なので、フリー濃度は高めになるが、そもそもが全体にそう熱気感の高い曲調ではないので、どうせなんだから主旋律をサックスに任せきって、ピアノはアウトしまくりの暴れた演奏を知的に展開してたほうが面白かったんじゃないかと勘繰ってます。
もっとも、逆の場面ではJoshua Redmaはなかなか面白い演奏をしてる場面もありますが…。
ベストは、The Bad Plusな大仰感をたっぷり湛えた最後の曲でしょう。
The Bad Plus/Joshua Redman "The Bad Plus Joshua Redman"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00VV4BWVA/)
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