Dave Douglas "High Risk"

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Dave Douglasを買うのは、自blogを見る範疇で6枚目です。それ以前の購入はたしか無かったと記憶しています。
彼のレーベルサイト(http://www.greenleafmusic.com/davedouglas/dave-douglas-discography)をみると結構多作な人なんで、全部は無理にしても気になる盤は買っているというスタンスでいます。
前作は"Time Travel"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61959443.html)で、このときはLinda Oh、Rudy Roystonなんて面々で買ってるところがありますが、本作もMark Guilianaで買ってるところがあるのは、まぁ間違いないでしょう。
メンツは以下の通りなんですが"しげと"という名前がelectronicsとして入っているのが、このアルバムが電気色が濃いことと、日本人が参加しているのがちょいと驚きます。
というメンツは以下の通り。Tpトリオにエレクトロニクスが入るという立ち位置で良いと思います。
Dave Douglas(Tp)、Jonathan Maron(B)、Mark Guiliana(Ds)、Shigeto(Electronics)

演奏曲は以下の7曲、すべてDave Douglasのオリジナルです。
01. Molten Sunset
02. Household Item
03. Etiquette
04. First Things First
05. High Risk
06. Tied Together
07. Cardinals

シンセサイザーによる持続音が通奏的になる中をDave DouglasのTpが幻惑的なサウンドで漂うようなイントロからドラムがリズムをたたき出して格好いい演奏になる冒頭曲。
カツンカツンとそこここで叩きだされるMark Guilianaの打音が印象的。

Mark Guilianaのメカニカルなドラムに持続音を通奏的に入れるシンセサイザー、そこにいかにも電子音的なベースがゴリゴリと鳴り響くのがベーストラックで、そこにDave Douglasが、のびのびと朗々と縦横無尽にトランペットを吹き鳴らす構図が基本構成。
いずれの曲もDave Douglasがなんとも気持ちよさそうに吹いているところが印象的。
サウンドの基本コンセプトと音のバランスは多少異なるが、出てきている音楽は、Tokyo Zawinul Bach special(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61829154.html)に似ている部分も多いと感じられる。

こういう電子音を多く起用したエレクトリックサウンドのジャズには、Mark Guilianaのメカニカルでアグレッシブなドラムが見事にはまっていて、もしかしたらDave DouglasのTpをBGMにして、Mark Guilianaのドラムを聴くような聴き方がこのアルバムの楽しみ方では一番良いのかもと思ってしまうくらい。
Jonathan Maronのベースが、映像ではエレベだったが、たぶん電気処理してタイトでゴリゴリの音にしているんでしょう。
これも全体の雰囲気を統一するのによく効いていると思う。

エレクトロニクスで空間を埋め気味にし、ハードなベース、ドラムのサウンドで重厚感も感じられるサウンドの格好良いアルバムに仕上がっています。

ベストはタイトル曲の5曲目もそうとう良いんですが、インパクトの差で1曲目にしてしまいましょう。


Dave Douglas "High Risk"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00XV5ZFA6/)

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