Luis Perdomo "Twenty-Two"
Luis Perdomoの新譜がリリースされる情報は、結構前から把握していたんですが、なかなか通販サイトにでてこなくて、やきもきしていたんですがようやく買えまして、今回の紹介になります。
メンツも 最近話題絶えないRudy Roystonのドラムに、女性ベーシストの新星?Mimi Jones というトリオ編成。
Mimi Jones は、リーダー作を聴いてます。
”Balance”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62843766.html)
Luis Perdomo(P)、Mimi Jones(B)、Rudy Royston(Ds)
演奏曲は11曲のオリジナルに、ビージーズを加えた全部で12曲。
01. Love Tone Poem
02. Old City
03. Weilheim
04. Adifferent Kind of Reality
05. Two Sides of a Goodbye
06. Light Slips In
07. Looking Through You
08. How Deep Is Your Love
09. Aaychdee
10. Cota Mil
11. Brand New Grays
12. Days Gone Days Ahead
1曲めの始めが思いっきりクラシックテイストでこのアルバムのスタンスを訝るんですが、2分も過ぎた頃から雰囲気が一転して、一気に現代的アプローチに転換し、ドラムが入ってくるといわゆる現代ジャズと言えるような演奏が展開されます。
このギャップがひとつの聴きどころでしょう。
2曲め、小刻みなドラムの奏でるリズムにピアノがインプロビゼーションを仕掛けていくさまは、これまたいわゆる現代ジャズと言いたくなる展開。
4曲めになると、それまでのアコピでの演奏からエレピでの演奏に切り替わり、より洗練された雰囲気の強い演奏へと切り替わり、5曲めはシリアスな雰囲気のスローな曲、エレピでのファンクな6曲め、リリカルで微妙にアウトしていくアレンジが格好良いビージーズの名曲の7曲め。
9曲めは女声(Mimi jones)のスキャットがテーマを奏でるベース(Mimi jones)の出番多めの小気味良い曲。
3者が絡み合いながら前のめり気味に演奏を推し進めていく10曲め。
単調な4小節フレーズを主体に、それを何重にも重ねていくテーマが格好良い11曲めは、エレピとアコピを多重録音しているラテン色の曲。
最後は、中速で美旋律のまっとうなジャズっぽさを湛えた演奏で締めくくられる。
と、書き出してみると、結構いろいろなテイストの曲を詰め込んでいる感じですが、あまり散漫なイメージもなく一気に聴かせるだけの一体感はあると思います。
Mimi Jones のそこそこの主張を感じるゴリゴリのベースの気持ち良さ、音数多めに縦横無尽にリズムを叩き出すRudy Roystonのドラム。
そして、表情豊かで緩急自在、タッチも曲調にあわせてしっかりコントロールされた演奏を繰り広げるLuis Perdomoは器用なんでしょうね。
ベストは、12曲目ですかねぇ。
(http://www.amazon.co.jp/dp/B00ZFBS4BQ/)
メンツも 最近話題絶えないRudy Roystonのドラムに、女性ベーシストの新星?Mimi Jones というトリオ編成。
Mimi Jones は、リーダー作を聴いてます。
”Balance”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62843766.html)
Luis Perdomo(P)、Mimi Jones(B)、Rudy Royston(Ds)
演奏曲は11曲のオリジナルに、ビージーズを加えた全部で12曲。
01. Love Tone Poem
02. Old City
03. Weilheim
04. Adifferent Kind of Reality
05. Two Sides of a Goodbye
06. Light Slips In
07. Looking Through You
08. How Deep Is Your Love
09. Aaychdee
10. Cota Mil
11. Brand New Grays
12. Days Gone Days Ahead
1曲めの始めが思いっきりクラシックテイストでこのアルバムのスタンスを訝るんですが、2分も過ぎた頃から雰囲気が一転して、一気に現代的アプローチに転換し、ドラムが入ってくるといわゆる現代ジャズと言えるような演奏が展開されます。
このギャップがひとつの聴きどころでしょう。
2曲め、小刻みなドラムの奏でるリズムにピアノがインプロビゼーションを仕掛けていくさまは、これまたいわゆる現代ジャズと言いたくなる展開。
4曲めになると、それまでのアコピでの演奏からエレピでの演奏に切り替わり、より洗練された雰囲気の強い演奏へと切り替わり、5曲めはシリアスな雰囲気のスローな曲、エレピでのファンクな6曲め、リリカルで微妙にアウトしていくアレンジが格好良いビージーズの名曲の7曲め。
9曲めは女声(Mimi jones)のスキャットがテーマを奏でるベース(Mimi jones)の出番多めの小気味良い曲。
3者が絡み合いながら前のめり気味に演奏を推し進めていく10曲め。
単調な4小節フレーズを主体に、それを何重にも重ねていくテーマが格好良い11曲めは、エレピとアコピを多重録音しているラテン色の曲。
最後は、中速で美旋律のまっとうなジャズっぽさを湛えた演奏で締めくくられる。
と、書き出してみると、結構いろいろなテイストの曲を詰め込んでいる感じですが、あまり散漫なイメージもなく一気に聴かせるだけの一体感はあると思います。
Mimi Jones のそこそこの主張を感じるゴリゴリのベースの気持ち良さ、音数多めに縦横無尽にリズムを叩き出すRudy Roystonのドラム。
そして、表情豊かで緩急自在、タッチも曲調にあわせてしっかりコントロールされた演奏を繰り広げるLuis Perdomoは器用なんでしょうね。
ベストは、12曲目ですかねぇ。
(http://www.amazon.co.jp/dp/B00ZFBS4BQ/)
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