Eli Degibri "Cliff Hangin'"
Eli DegibriはFSNT盤を中古買いして気に入って、過去盤を探して買い、新譜が出れば買いで、今に至ります。
なんで、リーダー作は全部持っているはずです。全貌は以下の通り。
"Emotionally Available"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a48330148.html)
"in the begining"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a49211024.html)
"Live At Louis 649"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a54837305.html)
"Israeli Song"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59778969.html)
"Twelve"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62246059.html)
本作は2014年12月にテルアビブで録音されたもので、日本では、SongX Jazz(http://www.songxjazz.com/)が先行リリース(といいつつ1か月遅れ)しました。
海外のリリース情報は・・・仏で9/18くらいか(http://www.amazon.fr/dp/B010ECUDM8/))
メンツは前作と同じ4人に、ゲストにギターが入ります。
Eli Degibri(Ts,Ss:3,7,10)、Gadi Lehavi(P)、Barak Mori(B)、Ofri Nehemya(Ds)
Moment Fugaz(G,Vo)
演奏曲は、Eli Degibriのオリジナルだけで全部で11曲。
01. The Troll
02. Cliff Hangin'
03. Even Bees Do It
04. Kind Of Blues
05. Suki The Cat
06. Twiced
07. Ocean View
08. Shesh Besh
09. Momento Fugaz
10. The Unknown Neighbor
11. What Am I Doing Here
ピアノのイントロから、そこはかとなく中東をほうふつさせるフレーズだなぁと思いはじめると、おもむろに小刻みなフレーズのテーマをサックスが吹き出す。
ミドルテンポの多少ほのぼ感を感じさせる曲にのって、少々熱めのサックスが鳴り渡る。
2曲目は、若干ダークなトーンのテーマから、ソロが速いフレーズを多用したもので格好良い。
4曲目はタイトルはアレだが別曲。3拍子でありながらブルージーな演奏。(だから"kind of"なんですね。)
他の曲も多少の明暗の差、緩急の差はあるが、明るめのほのぼの感を感じさせるような楽曲が多め。
ゆったりと気持ちよく聴かせる楽曲の中で、キラりと光るソロの格好良さに魅せられる。
9曲目でボーカルが入るのは、後半のインターバル的にはまぁ良いのかな(と、捉えるのもよくないのかも..)
Eli Degibriの丁寧に奏でるテーマで音色の美しさを際立たせ、ソロでは少し熱めの演奏を繰り出してくる格好良さ。
Ofri Nehemyaのドラムが、音数多めに責め立てるような演奏をする場面が多く、4人の中では一番暴れている印象。
ドラムが暴れるので、ベースのBarak Moriは守備的な演奏をしていることが多いか。
Gadi Lehaviのピアノは、その攻撃と守備の中間をいっているような立ち位置で、特に目立つような所業(フレーズが奇抜だったり、リフのタイミングが変だったり)とかはないが、そこここで印象的な演奏を挟み込み、そして、ソロが美しくもパワフルな演奏を繰り広げていて、これがまた格好良い。
この盤では、各人のソロで、速いフレーズを多めに使用しているのがひとつの特徴かもしれません。
そしてそれが、うっすらと中東なサウンドを彷彿とさせる要因になっているってのがあるのかなぁと思ってみたり..。
この盤、個人的にはかなりスルメで、全般に陽性のオーソドクスな演奏なんで、とっつきは良いんですが引っ掛かりをあまり感じずさらっと聴いてたんですが、聴き続けるに従いいろいろ引っ掛かりが出てきて徐々にいろいろな聴きどころ、面白みが出てきています。もう10回以上聴いてますが、まだまだ全然飽きません。
最期の曲の最後に、サックスのフレーズが少し入るんですがこれって..
ベストは、2曲目ですかねぇ。この曲好きです。
Eli Degibri "Cliff Hangin'"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00Y1RIFS2/)
なんで、リーダー作は全部持っているはずです。全貌は以下の通り。
"Emotionally Available"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a48330148.html)
"in the begining"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a49211024.html)
"Live At Louis 649"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a54837305.html)
"Israeli Song"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59778969.html)
"Twelve"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62246059.html)
本作は2014年12月にテルアビブで録音されたもので、日本では、SongX Jazz(http://www.songxjazz.com/)が先行リリース(といいつつ1か月遅れ)しました。
海外のリリース情報は・・・仏で9/18くらいか(http://www.amazon.fr/dp/B010ECUDM8/))
メンツは前作と同じ4人に、ゲストにギターが入ります。
Eli Degibri(Ts,Ss:3,7,10)、Gadi Lehavi(P)、Barak Mori(B)、Ofri Nehemya(Ds)
Moment Fugaz(G,Vo)
演奏曲は、Eli Degibriのオリジナルだけで全部で11曲。
01. The Troll
02. Cliff Hangin'
03. Even Bees Do It
04. Kind Of Blues
05. Suki The Cat
06. Twiced
07. Ocean View
08. Shesh Besh
09. Momento Fugaz
10. The Unknown Neighbor
11. What Am I Doing Here
ピアノのイントロから、そこはかとなく中東をほうふつさせるフレーズだなぁと思いはじめると、おもむろに小刻みなフレーズのテーマをサックスが吹き出す。
ミドルテンポの多少ほのぼ感を感じさせる曲にのって、少々熱めのサックスが鳴り渡る。
2曲目は、若干ダークなトーンのテーマから、ソロが速いフレーズを多用したもので格好良い。
4曲目はタイトルはアレだが別曲。3拍子でありながらブルージーな演奏。(だから"kind of"なんですね。)
他の曲も多少の明暗の差、緩急の差はあるが、明るめのほのぼの感を感じさせるような楽曲が多め。
ゆったりと気持ちよく聴かせる楽曲の中で、キラりと光るソロの格好良さに魅せられる。
9曲目でボーカルが入るのは、後半のインターバル的にはまぁ良いのかな(と、捉えるのもよくないのかも..)
Eli Degibriの丁寧に奏でるテーマで音色の美しさを際立たせ、ソロでは少し熱めの演奏を繰り出してくる格好良さ。
Ofri Nehemyaのドラムが、音数多めに責め立てるような演奏をする場面が多く、4人の中では一番暴れている印象。
ドラムが暴れるので、ベースのBarak Moriは守備的な演奏をしていることが多いか。
Gadi Lehaviのピアノは、その攻撃と守備の中間をいっているような立ち位置で、特に目立つような所業(フレーズが奇抜だったり、リフのタイミングが変だったり)とかはないが、そこここで印象的な演奏を挟み込み、そして、ソロが美しくもパワフルな演奏を繰り広げていて、これがまた格好良い。
この盤では、各人のソロで、速いフレーズを多めに使用しているのがひとつの特徴かもしれません。
そしてそれが、うっすらと中東なサウンドを彷彿とさせる要因になっているってのがあるのかなぁと思ってみたり..。
この盤、個人的にはかなりスルメで、全般に陽性のオーソドクスな演奏なんで、とっつきは良いんですが引っ掛かりをあまり感じずさらっと聴いてたんですが、聴き続けるに従いいろいろ引っ掛かりが出てきて徐々にいろいろな聴きどころ、面白みが出てきています。もう10回以上聴いてますが、まだまだ全然飽きません。
最期の曲の最後に、サックスのフレーズが少し入るんですがこれって..
ベストは、2曲目ですかねぇ。この曲好きです。
Eli Degibri "Cliff Hangin'"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00Y1RIFS2/)