Christian McBride "Live at The Village Vanguard"
2013年9月に紹介のトリオ作のライブバージョンってことになります。このアルバムを私は2013年のベストの1枚に挙げています。(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62326058.html)
"Out Here"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62158319.html)
本作は2014年の年末に、Village Vanguardで演ったライブ録音です。
Christian McBrideのリーダー作は全部ではないが大半は買えているはず。自blogでは6枚を紹介。
Christian Sandsは、リーダー作は買っておらず、Ulysses Owens JrとBen Williamsのアルバムで聴いています。
Ulysses Owens Jrのリーダー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61227132.html)はこの盤と同じトリオにゲストが入る構成で、他にJoe Sanders、Dayna Stephens、Yosvany Terry、Jaleel Shawのアルバムを紹介しています。
Christian McBride(B)、Christian Sands(P)、Ulysses Owens Jr.(Ds)
演奏曲は、Christian Sandsのオリジナル4曲に、スタンダード、ジャズメンオリジナル等を織り交ぜての全8曲。
2曲目はMCだけです。
01. Fried Pies
02. Band Introduction
03. Interlude
04. Sand Dune
05. The Lady In My Life
06. Cherokee
07. Good Morning Heartache
08. Down By The Riverside
09. Car Wash
冒頭、ピアノのガツンとしたイントロからテーマ、ゴリゴリのベースソロ、小気味良いドラムソロを挟んだ1曲目。
2分半のMCを挟んで、一瞬のドラムのフィルがイントロの高速4ビートの3曲目。
Christian McBrideのソロがたっぷりと楽しめるゆったりめなテンポの4曲目。
Michael JacksonのThrillerに入っていた渋い1曲をしっとりと演奏する5曲目。
6曲目のCherokeeは、Christian McBrideの高速ウォーキングに煽られ、Ulysses Owens Jr.のブラシが冴えわたる。
そこここに挟まれるChristian Sandsのゆったりとした小フレーズが良いアクセントになった好演。
Christian McBrideのアルコ弾きが印象的に響く、ごくごくスローに奏でられる7曲目。前の曲との速度差、後の曲とのノリの違いとギャップが大きい分、スローだけどインパクトの大きい演奏になってます。
ノリの良い8曲目は、陽気なトラディショナル曲。曲の良さを活かした小気味良い演奏が気持ちよい。
聴衆の手拍子に"オーイエー"の掛け声から始まるソウル調のノリの良い演奏で大団円。
Christian Sandsのノリの良いピアノに先導されての演奏は終始ノリノリで、早めの曲を中心に構成された選曲もよく、スタジオ録音盤でもかなりご機嫌だった演奏は、ライブになってよりノリの良さを乗せてきて最高に気持ちの良い演奏をたっぷりと楽しませてもらえます。
昨今のシリアスなものから、ヒップホップとの融合を模索するような新機軸のジャズも充分面白いですが、こういうオスカーピーターソントリオのような王道ピアノトリオをノリノリに楽しむジャズってのもたまには良いもんだと改めて思う次第であります。
先日のLars Jansson Trio(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63404447.html)もエンターテイメント性の高い楽しいライブという意味では、このタイプのライブでしたね。
ベストは、3曲めでしょうか。
Christian McBride "Live at The Village Vanguard"(http://www.amazon.co.jp/dp/B012BN2YQG/)
"Out Here"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62158319.html)
本作は2014年の年末に、Village Vanguardで演ったライブ録音です。
Christian McBrideのリーダー作は全部ではないが大半は買えているはず。自blogでは6枚を紹介。
Christian Sandsは、リーダー作は買っておらず、Ulysses Owens JrとBen Williamsのアルバムで聴いています。
Ulysses Owens Jrのリーダー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61227132.html)はこの盤と同じトリオにゲストが入る構成で、他にJoe Sanders、Dayna Stephens、Yosvany Terry、Jaleel Shawのアルバムを紹介しています。
Christian McBride(B)、Christian Sands(P)、Ulysses Owens Jr.(Ds)
演奏曲は、Christian Sandsのオリジナル4曲に、スタンダード、ジャズメンオリジナル等を織り交ぜての全8曲。
2曲目はMCだけです。
01. Fried Pies
02. Band Introduction
03. Interlude
04. Sand Dune
05. The Lady In My Life
06. Cherokee
07. Good Morning Heartache
08. Down By The Riverside
09. Car Wash
冒頭、ピアノのガツンとしたイントロからテーマ、ゴリゴリのベースソロ、小気味良いドラムソロを挟んだ1曲目。
2分半のMCを挟んで、一瞬のドラムのフィルがイントロの高速4ビートの3曲目。
Christian McBrideのソロがたっぷりと楽しめるゆったりめなテンポの4曲目。
Michael JacksonのThrillerに入っていた渋い1曲をしっとりと演奏する5曲目。
6曲目のCherokeeは、Christian McBrideの高速ウォーキングに煽られ、Ulysses Owens Jr.のブラシが冴えわたる。
そこここに挟まれるChristian Sandsのゆったりとした小フレーズが良いアクセントになった好演。
Christian McBrideのアルコ弾きが印象的に響く、ごくごくスローに奏でられる7曲目。前の曲との速度差、後の曲とのノリの違いとギャップが大きい分、スローだけどインパクトの大きい演奏になってます。
ノリの良い8曲目は、陽気なトラディショナル曲。曲の良さを活かした小気味良い演奏が気持ちよい。
聴衆の手拍子に"オーイエー"の掛け声から始まるソウル調のノリの良い演奏で大団円。
Christian Sandsのノリの良いピアノに先導されての演奏は終始ノリノリで、早めの曲を中心に構成された選曲もよく、スタジオ録音盤でもかなりご機嫌だった演奏は、ライブになってよりノリの良さを乗せてきて最高に気持ちの良い演奏をたっぷりと楽しませてもらえます。
昨今のシリアスなものから、ヒップホップとの融合を模索するような新機軸のジャズも充分面白いですが、こういうオスカーピーターソントリオのような王道ピアノトリオをノリノリに楽しむジャズってのもたまには良いもんだと改めて思う次第であります。
先日のLars Jansson Trio(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63404447.html)もエンターテイメント性の高い楽しいライブという意味では、このタイプのライブでしたね。
ベストは、3曲めでしょうか。
Christian McBride "Live at The Village Vanguard"(http://www.amazon.co.jp/dp/B012BN2YQG/)
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