Fred Hersch "Solo"
Fred Herschのソロアルバムで、タイトルがそのものずばりの"Solo"と題されたものです。
ここのところは新譜が出ると買っているんですが、H氏の影響が大きいからにほかなりません。
過去盤は、2006年に"live at the Village Vanguard"の紹介をしていますが、その次は2012年の"Alive at the Vanguard"と6年のブランクがありまして...。
ソロ作も1枚"Alone at the Vanguard"は聴いているんですが、これも1枚くらいソロを聴いても良いかと中古で買ってきたもの..
と、これまでの紹介の全貌が購入の全貌でもあります。
"live at the Village Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42519413.html)
"Alive at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61559678.html)
"Alone at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61865504.html)
"Free Flying"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62298826.html)
"Floating"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62756816.html)
本作は、2014年8月にNYで行ったコンサートのライブ録音で、元々アルバムにしない録音だったが内容が良すぎたので発売を決めたらしいです。
Fred Hersch(P)
演奏曲は以下の7曲で、Fred Herschのオリジナル2曲に、antonio carlos jobim、スタンダード、theronius monk、joni mitchel等を加えたもの。
1.Olha Maria / O Grande Amor
2.Caravan
3.Pastorale
4.Whirl
5.The Song Is You
6.In Walked Bud
7.Both Sides Now
このアルバムは音の良さに尽きると言っていいでしょう。
ピアノの音色の優美さ、Fredのタッチの美しさ、ホールトーンの素晴らしさ、こんなにも美しいピアノの録音をこれまで聴いたことがあったかと、思わせるほどの美しい響きに魅了されます。
そして奏でられる曲は、上述の通り、オリジナルはおいといても、ジャズで演奏されることに違和感を感じる選曲ではないが、その演奏は、クラシックと見紛うような、耽美で静謐でそれでいて力強さをも感じさせる、一聴ジャズとは思わせないといっても過言ではないような、上品で上質なサウンドで、これぞハーシュのピアノ演奏の素晴らしさと唸ってしまうほど。
そういう意味では、Caravanを選んだのはジャズ濃度濃過ぎかなぁ、他と雰囲気のあった違う曲でもよかったかも..。
ソロピアノで奏でられるジャズとしては、もしかしたらキースのアメリカンにリズミカルに奏でられるスタイルのほうが個人的には馴染みが良いのかもしれないが、フレッドの極限まで美しさを求めたスタイルもまた良いもんであります。
ベストは1曲めで良いと思います。
Fred Hersch "Solo"(http://www.amazon.co.jp/dp/B010PD9ERQ/)
ここのところは新譜が出ると買っているんですが、H氏の影響が大きいからにほかなりません。
過去盤は、2006年に"live at the Village Vanguard"の紹介をしていますが、その次は2012年の"Alive at the Vanguard"と6年のブランクがありまして...。
ソロ作も1枚"Alone at the Vanguard"は聴いているんですが、これも1枚くらいソロを聴いても良いかと中古で買ってきたもの..
と、これまでの紹介の全貌が購入の全貌でもあります。
"live at the Village Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42519413.html)
"Alive at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61559678.html)
"Alone at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61865504.html)
"Free Flying"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62298826.html)
"Floating"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62756816.html)
本作は、2014年8月にNYで行ったコンサートのライブ録音で、元々アルバムにしない録音だったが内容が良すぎたので発売を決めたらしいです。
Fred Hersch(P)
演奏曲は以下の7曲で、Fred Herschのオリジナル2曲に、antonio carlos jobim、スタンダード、theronius monk、joni mitchel等を加えたもの。
1.Olha Maria / O Grande Amor
2.Caravan
3.Pastorale
4.Whirl
5.The Song Is You
6.In Walked Bud
7.Both Sides Now
このアルバムは音の良さに尽きると言っていいでしょう。
ピアノの音色の優美さ、Fredのタッチの美しさ、ホールトーンの素晴らしさ、こんなにも美しいピアノの録音をこれまで聴いたことがあったかと、思わせるほどの美しい響きに魅了されます。
そして奏でられる曲は、上述の通り、オリジナルはおいといても、ジャズで演奏されることに違和感を感じる選曲ではないが、その演奏は、クラシックと見紛うような、耽美で静謐でそれでいて力強さをも感じさせる、一聴ジャズとは思わせないといっても過言ではないような、上品で上質なサウンドで、これぞハーシュのピアノ演奏の素晴らしさと唸ってしまうほど。
そういう意味では、Caravanを選んだのはジャズ濃度濃過ぎかなぁ、他と雰囲気のあった違う曲でもよかったかも..。
ソロピアノで奏でられるジャズとしては、もしかしたらキースのアメリカンにリズミカルに奏でられるスタイルのほうが個人的には馴染みが良いのかもしれないが、フレッドの極限まで美しさを求めたスタイルもまた良いもんであります。
ベストは1曲めで良いと思います。
Fred Hersch "Solo"(http://www.amazon.co.jp/dp/B010PD9ERQ/)
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