林栄一×片山広明×石渡明廣 "@驢馬駱駝"
泣く子も黙ると言っても過言でない、強力、強烈な3人によるアルバムがリリースされました。
各人とも、特になにかを紹介する必要もない。中央線ジャズの偉人たちと言って良いでしょう。
その3人が、東中野の驢馬駱駝(ろまらくだ)というイベントスペース?で演ったライブで、藤掛さんの主催するFullDesign Record(http://fulldesign.sakura.ne.jp/info/index.html)からのリリース。
このレーベルの作品は、昨年末あたりから数枚購入していまして紹介しているのは下記の通り。
片山広明、太田惠資 "K.O."(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63350019.html)
トリオねじ×林栄一 "トリオねじ×林栄一"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62373668.html)
片山広明×石渡明廣×藤掛正隆 "8Seasons"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62310970.html)
さらに、この後、下記アルバムの紹介が控えています。
トリオねじ×坂田明 "トリオねじ×坂田明"(http://www.amazon.co.jp/dp/B017LQ6PUE/)
他にも、ちょっと気になるメンツのアルバムがあったりして、チェックが欠かせないレーベルではあります。
この盤のメンツは以下の通り。しかし凄いメンツです。
林栄一(As)、片山広明(Ts)、石渡明廣(G)
演奏曲はすべて即興で、タイトルもアバウトな以下の通り。(というか、即興はこう書くしかないですね。)
1. 驢馬駱駝1
2. 驢馬駱駝2
3. 驢馬駱駝3
4. 驢馬駱駝4
5. 驢馬駱駝5
石渡さんが、単調なフレーズでリズムを刻むなか、林さん、片山さんの両名が即興での掛け合いを演じるのが基本スタイル。
石渡さんの独特の音色で奏でられるリズムが妙に心地よく響き、独特のある種の浮遊感のあるフレーズが響き
林さんのお得意の高音での笛のような音から、早いフレーズの応酬から、Ornette Colemanばりの咆哮
片山さんのブギョーから、こぶしを利かせた?中央線フレーズからの渾身のブロー
両者の持ち味を生かしつつ、それぞれのフレーズに呼応した演奏り合いは、実はあまり緊張感は感じないが、それでもバトルしている感じが不思議な雰囲気を醸し出す。
どちらかというと、林さんのほうが功が乗って張り切った演奏をしているか?
石渡さんと林さん、石渡さんと片山さんって組み合わせはいくつか聴いている記憶があるが、林さん片山さんの2人が共演するライブってのもかなり減っていると思う(個人的には、2009年のパワージャズでの渋さ以来か?(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58733910.html))ので、貴重な音源と言うことになるんでしょう。心して聴くべきアルバム。
いずれも甲乙つけ難い演奏なので、ベストは決めません。
林栄一×片山広明×石渡明廣 "@驢馬駱駝"(http://www.amazon.co.jp/dp/B017D7N1GW/)
各人とも、特になにかを紹介する必要もない。中央線ジャズの偉人たちと言って良いでしょう。
その3人が、東中野の驢馬駱駝(ろまらくだ)というイベントスペース?で演ったライブで、藤掛さんの主催するFullDesign Record(http://fulldesign.sakura.ne.jp/info/index.html)からのリリース。
このレーベルの作品は、昨年末あたりから数枚購入していまして紹介しているのは下記の通り。
片山広明、太田惠資 "K.O."(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63350019.html)
トリオねじ×林栄一 "トリオねじ×林栄一"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62373668.html)
片山広明×石渡明廣×藤掛正隆 "8Seasons"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62310970.html)
さらに、この後、下記アルバムの紹介が控えています。
トリオねじ×坂田明 "トリオねじ×坂田明"(http://www.amazon.co.jp/dp/B017LQ6PUE/)
他にも、ちょっと気になるメンツのアルバムがあったりして、チェックが欠かせないレーベルではあります。
この盤のメンツは以下の通り。しかし凄いメンツです。
林栄一(As)、片山広明(Ts)、石渡明廣(G)
演奏曲はすべて即興で、タイトルもアバウトな以下の通り。(というか、即興はこう書くしかないですね。)
1. 驢馬駱駝1
2. 驢馬駱駝2
3. 驢馬駱駝3
4. 驢馬駱駝4
5. 驢馬駱駝5
石渡さんが、単調なフレーズでリズムを刻むなか、林さん、片山さんの両名が即興での掛け合いを演じるのが基本スタイル。
石渡さんの独特の音色で奏でられるリズムが妙に心地よく響き、独特のある種の浮遊感のあるフレーズが響き
林さんのお得意の高音での笛のような音から、早いフレーズの応酬から、Ornette Colemanばりの咆哮
片山さんのブギョーから、こぶしを利かせた?中央線フレーズからの渾身のブロー
両者の持ち味を生かしつつ、それぞれのフレーズに呼応した演奏り合いは、実はあまり緊張感は感じないが、それでもバトルしている感じが不思議な雰囲気を醸し出す。
どちらかというと、林さんのほうが功が乗って張り切った演奏をしているか?
石渡さんと林さん、石渡さんと片山さんって組み合わせはいくつか聴いている記憶があるが、林さん片山さんの2人が共演するライブってのもかなり減っていると思う(個人的には、2009年のパワージャズでの渋さ以来か?(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58733910.html))ので、貴重な音源と言うことになるんでしょう。心して聴くべきアルバム。
いずれも甲乙つけ難い演奏なので、ベストは決めません。
林栄一×片山広明×石渡明廣 "@驢馬駱駝"(http://www.amazon.co.jp/dp/B017D7N1GW/)
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