石若駿 "CLEANUP"
今、日本で一番話題のドラマーといって良いでしょう。石若駿の新作です。
これまで、金澤英明と双頭のリーダー作がいくつか、タワー限定でミニアルバムがリリースされています。
参加作は、個人的にも多く聴いていて、自Blog内検索しただけで10枚以上がヒットします。
藝大卒業記念盤の下記が、実質初リーダー作になるのか
"Boys featuring SHUN" (http://www.amazon.co.jp/dp/B00VGBMTXI/)
タワー限定盤も内容は相当良かった(もう買えない)
"Live at The Body & Soul"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61999075.html)
昨年9月にライブも見に行ってます。このときのピアノは高橋佑成で、かなり良かったんですが、近々アーロン・チューライもみてみたい。
"石若駿Quartet"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63372052.html)
本作のメンツは以下の通り。吉本章紘、アーロン・チューライ、金澤英明のワンホーンカルテットを基本に
人員の入れ替え、ゲスト参加がされています。
石若駿(Ds)、吉本章紘(Ts,Ss:1,3,4,5,7,9,10,11,12)、中島朱葉(As:3,5,7)、井上銘(G:1,4,9,10,11)
アーロン・チューライ(P:1,3,5,7,9,10,11,12)、高橋佑成(P:4)
金澤英明(B:1,2,4,5,6,7,8,10,11,13)、須川崇志(B:1,2,8,9,12,13)
曲ごとに並べ替えると以下の通り。2,6,8,13がベースとの演奏で1分台の小品なので、実質9曲ということになりそうです。
01 吉本章紘 井上銘 アーロン 金澤英明 須川崇志
02 金澤英明 須川崇志
03 吉本章紘 中島朱葉 アーロン
04 吉本章紘 井上銘 高橋佑成 金澤英明
05 吉本章紘 中島朱葉 アーロン 金澤英明
06 金澤英明
07 吉本章紘 中島朱葉 アーロン 金澤英明
08 金澤英明 須川崇志
09 吉本章紘 井上銘 アーロン 須川崇志
10 井上銘 アーロン 金澤英明
11 吉本章紘 井上銘 アーロン 金澤英明
12 吉本章紘 アーロン 須川崇志
13 金澤英明 須川崇志
かくいう演奏曲は以下の通り。
01. The Way To Nikolaschka
02. Dejavu #1
03. Darkness Burger
04. A View From Dan Dan
05. Cleanup
06. Professor F
07. Ano Ba
08. Dejavu #2
09. Into The Sea Urchin
10. Big Saaac.
11. Siren
12. Wake Mo Wakarazu Aruku Toki
13. Tanabata #1
4/8ビートとか数えるのがちょっと難儀なのは、変拍子が多めだからか、結構凝った難易度の高そうな曲が並ぶ。
吉本さんのサックスが主に主旋律を奏で音楽の骨格を形成し、ベースとピアノがサウンドの広がりを表現するのが音楽のベーシックな部分で、石若さんの自由奔放なドラムが踊る土壌をつくっているような印象。
そして、その土壌をしっかり肥やしにして、石若さんのドラムが気持ちよく跳ね回るというか、気分を高揚させるドラミングの見事さを見せつけてくれるわけであります。
石若さん以外での注目はアーロンチューライさんのピアノで、少し荒めのタッチで、あまりアウトしないでいながら、耽美でモダンな演奏を繰り広げるのは、ちょっと独特な雰囲気を感じます。
吉本のリーダー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63339524.html)でも、"不思議な魅力"と書いてますが、今後の活躍も気になる存在です。
そういう意味では、高橋さんのほうがストレートな演奏といえるんでしょう。エレピを使いたかった4曲めだけが彼の演奏を起用しているということでしょう。
それと、井上さんのギターの存在感がなかなか大きくて、彼はもうちょっとオーソドックスなスタイルと認識していたんですが、ここではいい意味でちょっと粗めの演奏をしていて演奏に良い感じにアクセントをかましている。
4つのベースとの小品は、フリーの即興的なサウンドで、アルバムの難易度を上げている印象だが石若さんのドラムを聴くという意味では面白い演奏とも言えるか..。
個人的には、吉本、井上、アーロン、金澤と揃った演奏が心地よく響いているか。
でも、ベストは10曲めにしときます。
石若駿 "CLEANUP"(http://www.amazon.co.jp/dp/B017KIWBM4/)
これまで、金澤英明と双頭のリーダー作がいくつか、タワー限定でミニアルバムがリリースされています。
参加作は、個人的にも多く聴いていて、自Blog内検索しただけで10枚以上がヒットします。
藝大卒業記念盤の下記が、実質初リーダー作になるのか
"Boys featuring SHUN" (http://www.amazon.co.jp/dp/B00VGBMTXI/)
タワー限定盤も内容は相当良かった(もう買えない)
"Live at The Body & Soul"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61999075.html)
昨年9月にライブも見に行ってます。このときのピアノは高橋佑成で、かなり良かったんですが、近々アーロン・チューライもみてみたい。
"石若駿Quartet"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63372052.html)
本作のメンツは以下の通り。吉本章紘、アーロン・チューライ、金澤英明のワンホーンカルテットを基本に
人員の入れ替え、ゲスト参加がされています。
石若駿(Ds)、吉本章紘(Ts,Ss:1,3,4,5,7,9,10,11,12)、中島朱葉(As:3,5,7)、井上銘(G:1,4,9,10,11)
アーロン・チューライ(P:1,3,5,7,9,10,11,12)、高橋佑成(P:4)
金澤英明(B:1,2,4,5,6,7,8,10,11,13)、須川崇志(B:1,2,8,9,12,13)
曲ごとに並べ替えると以下の通り。2,6,8,13がベースとの演奏で1分台の小品なので、実質9曲ということになりそうです。
01 吉本章紘 井上銘 アーロン 金澤英明 須川崇志
02 金澤英明 須川崇志
03 吉本章紘 中島朱葉 アーロン
04 吉本章紘 井上銘 高橋佑成 金澤英明
05 吉本章紘 中島朱葉 アーロン 金澤英明
06 金澤英明
07 吉本章紘 中島朱葉 アーロン 金澤英明
08 金澤英明 須川崇志
09 吉本章紘 井上銘 アーロン 須川崇志
10 井上銘 アーロン 金澤英明
11 吉本章紘 井上銘 アーロン 金澤英明
12 吉本章紘 アーロン 須川崇志
13 金澤英明 須川崇志
かくいう演奏曲は以下の通り。
01. The Way To Nikolaschka
02. Dejavu #1
03. Darkness Burger
04. A View From Dan Dan
05. Cleanup
06. Professor F
07. Ano Ba
08. Dejavu #2
09. Into The Sea Urchin
10. Big Saaac.
11. Siren
12. Wake Mo Wakarazu Aruku Toki
13. Tanabata #1
4/8ビートとか数えるのがちょっと難儀なのは、変拍子が多めだからか、結構凝った難易度の高そうな曲が並ぶ。
吉本さんのサックスが主に主旋律を奏で音楽の骨格を形成し、ベースとピアノがサウンドの広がりを表現するのが音楽のベーシックな部分で、石若さんの自由奔放なドラムが踊る土壌をつくっているような印象。
そして、その土壌をしっかり肥やしにして、石若さんのドラムが気持ちよく跳ね回るというか、気分を高揚させるドラミングの見事さを見せつけてくれるわけであります。
石若さん以外での注目はアーロンチューライさんのピアノで、少し荒めのタッチで、あまりアウトしないでいながら、耽美でモダンな演奏を繰り広げるのは、ちょっと独特な雰囲気を感じます。
吉本のリーダー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63339524.html)でも、"不思議な魅力"と書いてますが、今後の活躍も気になる存在です。
そういう意味では、高橋さんのほうがストレートな演奏といえるんでしょう。エレピを使いたかった4曲めだけが彼の演奏を起用しているということでしょう。
それと、井上さんのギターの存在感がなかなか大きくて、彼はもうちょっとオーソドックスなスタイルと認識していたんですが、ここではいい意味でちょっと粗めの演奏をしていて演奏に良い感じにアクセントをかましている。
4つのベースとの小品は、フリーの即興的なサウンドで、アルバムの難易度を上げている印象だが石若さんのドラムを聴くという意味では面白い演奏とも言えるか..。
個人的には、吉本、井上、アーロン、金澤と揃った演奏が心地よく響いているか。
でも、ベストは10曲めにしときます。
石若駿 "CLEANUP"(http://www.amazon.co.jp/dp/B017KIWBM4/)
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