Carrefour Saxophone Quartet "Have You Heard?"

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以前ライブを見たことがある藤井政美さんの入ったユニットで、Pat Metheny集のアルバムを出したという情報はネットの情報で知っていましたが、入手するまでには至らず..。
今回、幸運にも聴ける機会をいただきましたのでその紹介です。

以前見たライブのようすは下記のとおり
 "藤井政美3(2104/4/29)" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62558542.html)

Carrefour Saxophone Quartetは、広島在住の多ジャンルのサックス奏者で結成されたバンドで、宮田麻美さん、久保田麻里さんはクラシックの人、藤井政美さんはジャズの人、前田悠貴さんはオールジャンル?という構成の面々で、このアルバムが3枚めのリリースになるようです。
が、なぜCarrefour?(http://www.carrefour.fr/)という疑問はあるんですが、あまり深く考えないことにします。
(Carrefourは交差点という意味でメンバーの音楽性を交差させるという意味だそう)
この4人に数曲でゲストが入ってこのアルバムのメンツとなります。
ドラムの山口さんは前述のライブで見ている人でした。
宮田麻美(Ss,Ts:6)、久保田麻里(As)、藤井政美(Ts,Ss:6)、前田悠貴(Bs,As:1)
因幡由紀(Vo:1)、Juan Ortiz(P:5,6)、山口圭一(Ds:8,Per:1)

演奏曲は、前述のとおり共作を含むPat Methenyの楽曲を8曲演奏したアルバムです。ただし演奏時間はそう長くなく8曲でも35分程度というあまり長くない収録時間でした。
1. First Circle
2. Have You Heard
3. The Bat
4. For a Thousand Years
5. Prologue for The Way Up
6. The Way Up
7. In Her Family
8. The Epic

個人的にPat Methenyの楽曲は相当数+相当量聴いているので、聴き馴れた旋律が流れるとその元曲の印象が強烈に頭の中を充満するような体質なんですが、本作の楽曲を聴いていてあまり違和感を感じません。
基本は、4人のサックス奏者の演奏で形成しているわけで、大雑把には1人が主旋律、3人がハーモニーを奏でているんですが、この3人の醸し出すハーモニーがおそらくかなり周到で秀逸で緻密だってことだと推測しています。

この周到で秀逸で緻密なハーモニーを前面に出して、木管*重奏的な端正な響きに終始してくれたほうが
よりコンセプトが明確になってよかったんじゃないかと個人的には思ってまして...。
あえてドラムやギター等派手な音を入れないことで、楽曲に含まれるハーモニーの計算された美しさ、見事さを前面に出してその魅力を引き出してきていると感じてて、正直Pat Methenyの楽曲のあらたな魅力を発見できていると思っています。
そういう意味で、ドラムが入る8曲めはちょっと残念かなぁ。
1曲めのパーカッションは手拍子なので無問題。ボイスが入るがこれが微妙。フルートとかが代役でも良かったかも。
5,6曲めのピアノについても、5曲めはオリジナルでもありインターバル的にまぁいいかなと思うが、6曲めは(前半だけだが)ピアノがハーモニーを担ってしまって3管での重合的なハーモニーの魅力を削いでいる感じするが、これもちょっとだけなので良いのかなぁ。

ベストは、3曲めにします。この感じで終始してよかったんじゃないかと思います。

Carrefour Saxophone Quartetの皆さんは、Bob Curnow BigBandのPat Metheny集は聴いてますかねぇ
 "Music Of Pat Metheny And Lyle Mays"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/647532)
 "Music of Pat Metheny & Lyle Mays Vol.2"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61332881.html)
いや、ちょっと気になっただけです。

Carrefour Saxophone Quartet "Have You Heard?" (http://csq.nomaki.jp/csq/Top.html)

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