RC Succession "King of Live - Complete -"

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RC Successionの1983年の渋谷公会堂(すでに、今は亡きなんですよね。恐ろしいことです。)でのライブ音源で、以前は"King of Live"という映像作品が出ていたものの完全版の音だけバージョンです。
別に映像入りバージョン(http://www.amazon.co.jp/dp/B01AAUUIHO/)もリリースされていますが個人的に映像作に拘りはないので、音だけ盤を買ってます。
っていうか、自分でも何で買ったか??な部分もあるのですが、ライブ作は買って聴いておこうという意識が働いたことにしておきます。
この作品の直前に出た1981年の日比谷野音の音源が妙になまめかしかったのも、この盤を買っちゃえとなった原動力にはなっているでしょう。
1980年の久保講堂での"Rhapsody"から一気に超人気バンドに成り上がったバンドのライブでの変遷を楽しんでしまえという魂胆であります。
過去紹介のライブ盤は
 "Rhapsody Naked"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a14573425.html):1980年久保講堂
 "Please Rock Me Out"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63612704.html):1981年日比谷野音
 "King of Live"(http://www.amazon.co.jp/dp/B01AAUUIJ2/):1983年渋谷公会堂

RC Successionは、高校生の頃に友人が盛り上がってるのに釣られて聴いていて、大人になってからは、忌野さんが育った国立界隈に住むようになり、当時のサポートメンバーであらせられる梅津さん、片山さんの音楽を楽しみ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63660071.html)と、少なからず縁を感じているのも事実ではありますが..。


ディスク 1
01. ドカドカうるさいR&Rバンド
02. サマーツアー
03. 雨あがりの夜空に
04. Drive My Car
05. お墓
06. ねむれないTonight
07. ダンスパーティー
08. NEW SONG
09. たとえばこんなラヴ・ソング
10. Oh! Baby


ディスク 2
01. 誰かがBedで眠ってる
02. ブルドッグ
03. ブン・ブン・ブン
04. Sweet Soul Music~I've Been Loving You Too Long
05. 指輪をはめたい
06. うんざり
07. つ・き・あ・い・た・い
08. スローバラード
09. キモちE

このライブから、オープニングが"どかどか"から"サマーツアー"の2曲になり、すぐに名曲「雨上がり」になだれ込む。
そして、メンバー紹介は、"よーこそ"に代わって、歌詞はよーこそのエッセンスを残しつつの、7曲めの"ダンスパーティー"で。

演奏はロックンロールらしく、荒々しくも勢いで聴かせるしっかりしたパワーのあるもので、とは言っても、初期と比すれば多少なりとも上手くなっているのも事実でありまして、テクニック面での余裕は勢いを付ける方に振り向けているのはロックとしては正しい方向性と言えるんでしょう。

歌ってる曲は、幾つか新曲に入れ替わりいくつかは、復活した曲もあって、選曲もよく練られていると言えるんでしょう聴衆の黄色い声は増強され、絶叫が響き渡る。

忌野さんのMCは.81年から言ってることも、しゃべり方も、良いも悪いも含め特に変化なく、「おれん家だと思って楽しんでってくれ」「感謝 for you!!」そして「愛してまーす!!」と、これはファンにとっては、偉大なる不変と言えるんでしょう。


RC Succession "King of Live - Complete -"(http://www.amazon.co.jp/dp/B01AAUUIJ2/)

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