類家心平 RS5pb "UNDA"

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類家心平さんのリーダー作で、これが通算4枚めになります。
個人的には、3枚めの購入で過去盤の紹介は↓
 "4 AM"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62350850.html)
 "Sector b"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61093238.html)

リーダー作以外の参加作でも多数聴いてまして、大どころをみつくろって以下のような感じ。菊地絡みがさすがに多いですな。
 DUB SEXTET
  (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a51005890.html)
  (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a54256138.html)
  (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56023039.html)
 Tokyo Zawinul Bach
  (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62621736.html)
  (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62961307.html)
 dcprg
  (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61232343.html)
  (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63222765.html)
 RM Jazz Legacy
  (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63563538.html)

メンツは、前作と同じ下記5人。
類家心平(Tp)、田中"tak"拓也(G)、中嶋 錠二(P)、鉄井孝司(B)、吉岡大輔(Ds)

演奏曲は以下の通り。Maiysha以外は類家さんのオリジナルです。
と、初回特典だったか3曲入りのボーナスディスクがあります。
01.Unda
02.Haoma
03.Polyhedron Girl
04.Invisible
05.Es
06.Danu
07.Maiysha
08.Tupamaros
09.Kyphi
10.Pirarucu

01.Plastic Ocean
02.Plastic Sun
03.Guru

8ビートに、4拍単位のちょっと凝ったリズムに、オルガンの持続音が延々と鳴り響くなか、電気エフェクトをかけたトランペットが、即興を電気マイルスを彷彿とさせる1曲め
早めの4ビートをシンバルレガートを従え、エフェクトをかけないトランペットが暴れる2曲め。
裏でフリー調に鳴り響くギターに耳がいくが、実はピアノが良い味を出している。
3曲めが、人力ドラムンベースの小品。
ほぼドラムソロに電気エフェクトをかけたトランペットで幻想的なサウンドのイントロから、16ビートの高速リズムの本編がちょっと過激な4曲め。
その後中盤は、5曲めが低速、6曲めが高速、7曲めがメロー系、8曲めが強ビート+歪ギター、9曲めはちょっと変なリズムの3拍子と続いて
最後の10曲めが、スローでスピリチュアルな演奏を4者でやってる後ろで、小さな音でギターがもの凄く過激なことをやってるのがアナーキーで面白い。

ボーナスディスクの3曲は、ベースが主導する単調なリズムが気持ち良い、ちょっと怪しめな雰囲気も感じさせる曲。
テイストは、いずれもほぼ同じで雰囲気を変えたのが続く。

全般的に、電気マイルスの(いろんな方面からの)影響を少なからず感じさせる内容ではありますが、実は拍を明瞭にして体を揺すり易くしたdcprgって解釈した方が良いんじゃないかと思っていますが、乱暴すぎるので先にお詫びしておきます。


ベストは、なんなんだかわからないけど、個人的に魅力的と感じている10曲めとさせていただきます。


類家心平 RS5pb "UNDA"(http://www.amazon.co.jp/dp/B01A8RZJ1Y/)

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