Marcus Strickland's Twi-Life "Nihil Novi"
Marcus Stricklandの新作は、Twi-Life名義の2作目になるものです。
1作目は2枚組の↓で、2006年リリースなので、約10年前の作品。
"TWI - LIFE"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a55621154.html)
前作の記事を書いたときは、"Twi-Life"はギター入りのユニットを言うと記載してますが、本作は多くのメンツが曲毎に入れ替わり、プロデュースには、Meshell Ndegeocelloを迎えていて、ちょっと気合が入った作品と認識しています。
ドラムに、E.J. Stricklandを起用していないのはプロデューサの意向なんでしょうか。
メンツを書き出すと以下のような感じ。入れ替わりは多く1曲だけ参加の人も、ほぼ参加みたいな人もいます。
Meshell Ndegeocelloが3曲、Robert Glasperが2曲 残念ながら同一曲で共演はありません。
Marcus Strickland(Ts)、Keyon Harrold(Tp)、Jean Baylor(Vo)、Chris Bruce(G)
Robert Glasper(P:8,11)、Mitch Henry(Org)、BIGYUKI(Key)、James Francies(Key)
Pino Palladino(B)、Kyle Miles(B)、Meshell Ndegeocello(B:4,5,14)
Chris Dave(Ds)、Charles Haynes(Ds)
演奏曲は、すべてMarcus Stricklandと誰かの曲作というクレジットになってるので、元ネタをMarcus Stricklandが持ち込んで関係者でこねくり回して仕上げているってことなのかもしれません。
01. Tic Toc
02. The Chant
03. Talking Loud
04. Alive
05. Sissoko's Voyage
06. Mantra
07. Cycle
08. Inevitable
09. Drive
10. Cherish Family
11. Celestelude
12. Mingus
13. Truth
14. Mirrors
ヒップホップとか、最近のブラックミュージックな雰囲気を感じさせるサウンドの前半。
最近のRobert Glasperとか、Kamasi Washingtonとかのサウンドに影響を受けた、あるいは影響を与えた音楽を元にしたような雰囲気を感じる。(この辺造詣深くないので間違ってるかも)
しっかりしているけどあまり強くないリズムに特別に個人の演奏技にフォーカスを当てないでアンサンブル、コーラスによるハーモニーを意識した音作り。
あまり長くならない所で曲調を変え、場面の入れ替えをするような構成は、違う人が作曲したいくつかのモチーフを持ち寄ってひとつの曲に仕上げているからかも。クレジットが複数人の共作になっているのはそのせいか?
8曲めで結構しっかりした女性ボーカル曲を入れ、ここが折り返し地点か。
後半は、ボイス、ボーカルが入る量が減って、多少ではあるがダンサブルな感じが増してくる。
曲調も前半のブラックミュージック的なものから、ジャズっぽい雰囲気が増えてきているイメージ。
後半、雰囲気が変わったら勢いが衰えてるアルバムてのも多いが、これはベクトルが変わっていると言う感じで個人的には後半のほうが好きかな。
ベストは9曲めでしょう。
Marcus Strickland's Twi-Life "Nihil Novi"(http://www.amazon.co.jp/dp/B01BSVEHRG/)
1作目は2枚組の↓で、2006年リリースなので、約10年前の作品。
"TWI - LIFE"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a55621154.html)
前作の記事を書いたときは、"Twi-Life"はギター入りのユニットを言うと記載してますが、本作は多くのメンツが曲毎に入れ替わり、プロデュースには、Meshell Ndegeocelloを迎えていて、ちょっと気合が入った作品と認識しています。
ドラムに、E.J. Stricklandを起用していないのはプロデューサの意向なんでしょうか。
メンツを書き出すと以下のような感じ。入れ替わりは多く1曲だけ参加の人も、ほぼ参加みたいな人もいます。
Meshell Ndegeocelloが3曲、Robert Glasperが2曲 残念ながら同一曲で共演はありません。
Marcus Strickland(Ts)、Keyon Harrold(Tp)、Jean Baylor(Vo)、Chris Bruce(G)
Robert Glasper(P:8,11)、Mitch Henry(Org)、BIGYUKI(Key)、James Francies(Key)
Pino Palladino(B)、Kyle Miles(B)、Meshell Ndegeocello(B:4,5,14)
Chris Dave(Ds)、Charles Haynes(Ds)
演奏曲は、すべてMarcus Stricklandと誰かの曲作というクレジットになってるので、元ネタをMarcus Stricklandが持ち込んで関係者でこねくり回して仕上げているってことなのかもしれません。
01. Tic Toc
02. The Chant
03. Talking Loud
04. Alive
05. Sissoko's Voyage
06. Mantra
07. Cycle
08. Inevitable
09. Drive
10. Cherish Family
11. Celestelude
12. Mingus
13. Truth
14. Mirrors
ヒップホップとか、最近のブラックミュージックな雰囲気を感じさせるサウンドの前半。
最近のRobert Glasperとか、Kamasi Washingtonとかのサウンドに影響を受けた、あるいは影響を与えた音楽を元にしたような雰囲気を感じる。(この辺造詣深くないので間違ってるかも)
しっかりしているけどあまり強くないリズムに特別に個人の演奏技にフォーカスを当てないでアンサンブル、コーラスによるハーモニーを意識した音作り。
あまり長くならない所で曲調を変え、場面の入れ替えをするような構成は、違う人が作曲したいくつかのモチーフを持ち寄ってひとつの曲に仕上げているからかも。クレジットが複数人の共作になっているのはそのせいか?
8曲めで結構しっかりした女性ボーカル曲を入れ、ここが折り返し地点か。
後半は、ボイス、ボーカルが入る量が減って、多少ではあるがダンサブルな感じが増してくる。
曲調も前半のブラックミュージック的なものから、ジャズっぽい雰囲気が増えてきているイメージ。
後半、雰囲気が変わったら勢いが衰えてるアルバムてのも多いが、これはベクトルが変わっていると言う感じで個人的には後半のほうが好きかな。
ベストは9曲めでしょう。
Marcus Strickland's Twi-Life "Nihil Novi"(http://www.amazon.co.jp/dp/B01BSVEHRG/)
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