shabel "Restructuring of shabel"
Tower限定安価盤の面白さは、たまたま店頭で見つけた下記アルバムを聴いてのけぞった
"Live at The Body & Soul"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61999075.html)
ことが馴れ初め(もう買えないよ。ぐふふ)で、その中身の凄さに感嘆したことからチェックし出して、直近では下記アルバムを買ってます。
魚返明未トリオ "STEEP SLOPE"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63342279.html)
これも十分なクオリティで満足しまして、ますますTower限定の安価リリース盤を待望している次第であります。
そういえば、桑原さんも自主製作盤(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61449684.html)から、一気にeweレーベルでのリリース(http://www.amazon.co.jp/dp/B009DHDS28/)が決まり、人気急上昇しましたが、タイミングがちょっと違ったら、同じくTower限定の安価リリースからスタートしていたかもしれません。
ということで、本作のshabelですが、上原から始まり、(間の全貌はよく知らないが)桑原へと続く、和製女性ピアニストを擁したロック調アグレッシブ系ピアノトリオに新しい継承者が登場した。
という位置づけで良いと思います。
これまでにリリースした2枚の自主製作アルバムから5曲をピックアップして作られたミニアルバムで元アルバムは"Synthesized Quiet Language"、"Restucturing of Rock"( http://shabel2012.tumblr.com/discography)の2枚。
あ、買えるならこっち買ったほうが安かったですね(苦笑)
メンバーは以下の通り、記載順からするとベーシストがリーダーってことなんでしょうかね。
ぺいじゅん(B)、たけぶち(Ds)、髙橋麻佑(Key)
曲は、そういうことで2枚からのピックアップで5曲。
1.bios
2.Steps
3.f.t.p.
4.DBS
5.SCS
基本は、打楽器系とまではいわないがノリの良いパルシブなピアノが先導するスタイル。
ツインバスドラ使用じゃないかと思しき低音の連打すら聴かせるヘビメタ調の迫力あるドラム
低音基調だが音数多めのおかず多め、でもスラッピングは未使用のベース
エレピと生ピを曲ごとに使い分け、上原ほど無機的でなく、桑原よりやんちゃなピアノ
いずれの楽器もタイトでキレキレのサウンドで3者が3者をそれぞれ煽るような演奏が繰り広げられる。
正直、あまり冒険的だったり羽目をはずすようなことはないが、痛快なスリリングさとでも言いたいものは持っているので、特にこのスタイル好きな人は狂喜するかも。個人的にも満足度高。
ベストは2曲めにします。
shabel "Restructuring of shabel"(http://tower.jp/item/4242467/)
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