Nando Michelin "Reencontro"
Nando Michelinのリーダー作は、Esperanza Spaldingが入っていることで、
2010年の本作のまえに、2009年のアルバムを知ってますが聴いてません。
"Duende" (https://www.amazon.co.jp/dp/B000K97RHK/)
あと、2011年の前作は、あまり露出多くないですが..。
試聴した限りでは、これのEsperanza Spalding濃度はかなり濃そう。
"Como Arboles"(https://www.amazon.co.jp/dp/B004WJRFG2/)
本作は国内盤しか出回っていないようで、あまり安売りしているのを見ないのですが、たまたま安価に販売しているのをみつけて購入したもので、上記の通りチェックはしていたが故の安物買いだったということにします。
目当ては、当然のEsperanza Spaldingで、非リーダー作でどんなこと演ってるかが気になっていたものです。
Esperanza Spaldingの非リーダー作参加は、たぶん珍しく、Nando Michelin盤以外では、Jack Dejohnette の
"Sound Travels" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61141090.html)
Lionel Louekeの
"Mwaliko"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59681002.html)
では2曲だけ。が自blogでは見つかったくらい。ある意味貴重な演奏と言えるでしょう。
というメンツは以下の通り。 Nando Michelinは、ウルグアイ出身でボストンで活躍している人のようです。
Nando Michelin(P)、Esperanza Spalding(B,Vo)、Richie Barshayd(Ds)、Leala Vogt(Vo)、Tiago Michelin(Ds:6,10)
演奏曲は、Nando Michelinのオリジナルが9曲と、Richie Barshaydの曲で全部で10曲という構成
01. Reencontro
02. Parabola
03. Sycamore
04. Question Mark
05. Paula
06. Oxossi
07. Paul Gauguin
08. Sea and Sand
09. Chymera
10. Kekume
ユニットとしては、ピアノトリオに"ボイス"という楽器が1つ加わったカルテット編成という解釈が一番しっくりくるか。
曲調は、オーソドックスから、ちょっとコンテンポラリー系に寄ったようなものが大半、Esperanza Spaldingのリーダー作ともそこはかとなく近い印象。
テーマをボイスで提示した後に、ピアノがソロを披露するのが大まかな展開の常套手段。
もちろん、ドラム、ベース&ボイスがソロを繰り広げる場面も存在するが、印象と頻度からしてピアノソロが多いし印象も強い。
肝心のベースは、ゴリッとした質感を感じさせるもので、心地良いサウンドをしっかり聴かせてくれる。
が、Esperanza Spaldingの特性からしてベースよりもボイスに重点がおかれているのはしょうがないところなんでしょう。
テーマをEsperanza Spaldingのボイスが担う場面が多いので、実質的主役は、当時の人気度からいってもEsperanza Spaldingということになってしまうんでしょう。
という意味では、ドラムが演奏をまとめ上げている功績は大きいと言えそうです。
曲調も、個人的には好印象なものが多く聴き応えもしっかり感じている。但し、似通った印象の曲が多くちょっと単調に聴こえる部分もあるか。
ベストは、あえてボイスの入らない美曲の9曲めとします。
Nando Michelin "Reencontro"(https://www.amazon.co.jp/dp/B00AQUAM7K/)
2010年の本作のまえに、2009年のアルバムを知ってますが聴いてません。
"Duende" (https://www.amazon.co.jp/dp/B000K97RHK/)
あと、2011年の前作は、あまり露出多くないですが..。
試聴した限りでは、これのEsperanza Spalding濃度はかなり濃そう。
"Como Arboles"(https://www.amazon.co.jp/dp/B004WJRFG2/)
本作は国内盤しか出回っていないようで、あまり安売りしているのを見ないのですが、たまたま安価に販売しているのをみつけて購入したもので、上記の通りチェックはしていたが故の安物買いだったということにします。
目当ては、当然のEsperanza Spaldingで、非リーダー作でどんなこと演ってるかが気になっていたものです。
Esperanza Spaldingの非リーダー作参加は、たぶん珍しく、Nando Michelin盤以外では、Jack Dejohnette の
"Sound Travels" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61141090.html)
Lionel Louekeの
"Mwaliko"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59681002.html)
では2曲だけ。が自blogでは見つかったくらい。ある意味貴重な演奏と言えるでしょう。
というメンツは以下の通り。 Nando Michelinは、ウルグアイ出身でボストンで活躍している人のようです。
Nando Michelin(P)、Esperanza Spalding(B,Vo)、Richie Barshayd(Ds)、Leala Vogt(Vo)、Tiago Michelin(Ds:6,10)
演奏曲は、Nando Michelinのオリジナルが9曲と、Richie Barshaydの曲で全部で10曲という構成
01. Reencontro
02. Parabola
03. Sycamore
04. Question Mark
05. Paula
06. Oxossi
07. Paul Gauguin
08. Sea and Sand
09. Chymera
10. Kekume
ユニットとしては、ピアノトリオに"ボイス"という楽器が1つ加わったカルテット編成という解釈が一番しっくりくるか。
曲調は、オーソドックスから、ちょっとコンテンポラリー系に寄ったようなものが大半、Esperanza Spaldingのリーダー作ともそこはかとなく近い印象。
テーマをボイスで提示した後に、ピアノがソロを披露するのが大まかな展開の常套手段。
もちろん、ドラム、ベース&ボイスがソロを繰り広げる場面も存在するが、印象と頻度からしてピアノソロが多いし印象も強い。
肝心のベースは、ゴリッとした質感を感じさせるもので、心地良いサウンドをしっかり聴かせてくれる。
が、Esperanza Spaldingの特性からしてベースよりもボイスに重点がおかれているのはしょうがないところなんでしょう。
テーマをEsperanza Spaldingのボイスが担う場面が多いので、実質的主役は、当時の人気度からいってもEsperanza Spaldingということになってしまうんでしょう。
という意味では、ドラムが演奏をまとめ上げている功績は大きいと言えそうです。
曲調も、個人的には好印象なものが多く聴き応えもしっかり感じている。但し、似通った印象の曲が多くちょっと単調に聴こえる部分もあるか。
ベストは、あえてボイスの入らない美曲の9曲めとします。
Nando Michelin "Reencontro"(https://www.amazon.co.jp/dp/B00AQUAM7K/)
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