"Dawn of Dreams" jahguidance

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この盤は、Tower限定の安価リリースだって理由だけで購入を決めてます。
Tower限定安価盤の面白さは、たまたま店頭で見つけた下記アルバムを聴いてのけぞったことが馴れ初め
(もう買えないよ。ぐふふ)
 "Live at The Body & Soul"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61999075.html)
で、その中身の凄さに驚愕したことからチェックし出して、最近ではたまにお店を眺めては見つけたら買いをしてます。
そんな収穫物は、以下の通り。
 魚返明未トリオ "STEEP SLOPE"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63342279.html)
 shabel "Restructuring of shabel"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63768113.html)
本作も、事前告知とかネットでの事前チェックとかもなく、店頭を眺めててみつけたもの。
その店頭でも特に大きく宣伝している感じではなかったが、平置きされていた盤に貼ってある「タワー限定販売」のシールを見つけたという次第。
実はグループ名(danceとある)で一瞬躊躇はしたんですが、値段も手ごろだし出てたら買いで良いでしょう。と、初心貫徹。

バンド名はジャーガイダンスというそうで、バンドのhp(http://jahguidanceband.com/about.html)があるんですが「※レゲエバンドではありません。」って一文があるところが微笑ましい。

メンツは多摩美卒の3人らしいんですが、多摩美では何を作ってたんでしょうかね?(hpに書いてある)
鳥打帽(Key)、イケダ(Ds)、菜摘(B)

演奏曲は、鳥打帽3曲、菜摘2曲という内訳のオリジナルだらけ。
1. Dawn of Dreams
2. Night train
3. Dent de lion
4. Storm Blue
5. Lovers Talk

しっとりとした渋めのピアノの旋律から、テンポがあがってドラムがダンサブルなビートを打ち鳴らしだすと、ベースが格好良いフレーズを入れてくる。
2曲めもピアノの美旋律から入ってくるが、こちらは1曲めよりも流麗なイメージの曲調で、6/8拍子であるのもあいまって、しなやかさをも感じさせる。
3曲めはベースのゴリッとしたフレーズからドラムがちょっと凝ったリズムをのせてくる格好良い曲。
よく考えるとこのベース弾いてるの女性なんですよね。ジャケット見ると、ethnic minority(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61359673.html)のベーシストも使っているエレクトリック・アップライト・ベースってヤツだと思うので、電気を通してはいることになると思いますがしっかりしたサウンドで、これがこのバンドのキモになってる感じかなぁ。

数曲はどっかで似た曲聴いたことあるような?って感じはありますが、総じて気持ち良く体を揺すれるノリ良い曲を、ゴリッとしたベースと、ビート感たっぷりのドラムとを、流麗なピアノで聴かせるというスタイルで、その流麗なピアノが耳障りを良くしているってのがidentityか。

ビートがしっかりして気持ちよくノれるサウンドは、まぁ"おっさん"好みというよりは、最近の若い人のほうがおもしろがりそうではあるんですが、耳障りは良いので、"おっさん"でも十分楽しめるサウンドになってます。

ベストは、最後の曲にしましょう。


"Dawn of Dreams" jahguidance(http://tower.jp/item/4324219/Dawn-of-Dreams)

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